ランナーズ・ジャーナル JAPAN (Runners-Journal.Jp)

事実に基づいた「真実のコラム」を掲載しています。今だからこそ伝えたい「本当のこと」をありのまま伝えたいと思います。

カテゴリ: アスリート物語

中学時代は野球部に所属していた折田壮太選手。

中学2年生の時に淡路市内の駅伝大会に借り出し部員として出場。

どこにでもある普通の出来事のように思えるが…そこから人生が大きく変わった。

”出会い”が人生を大きく左右する。折田壮太選手にとっても”出会い”が人生を変えた。

須磨学園に入り、山口監督やチームメイトと出会ったことで運命を変えることができた。

今や高校陸上界のトップ選手になった折田壮太選手の素顔に触れたテレビ番組を紹介したい。


(県高校駅伝 須磨学園が男女制覇!逸材生出演! by サンテレビ)




第100回大会という記念すべき節目を迎える箱根駅伝の頂点に立つ可能性がある大学。

その筆頭が毎年のようにエリート高校生が多数加入している中央大学という声は多い。

陸上関係者からも「秘められた潜在能力は駒澤大学を圧倒する」とも言われている。

中央大学が箱根駅伝で優勝する最大のチャンスが到来していると言って間違いない。

他大学と同様に1区で駒澤大学より先に襷を繋ぎ、2区でレースの主導権を握る。

これが中央大学の必勝法。3区・4区も終始先頭争いをしながら5区へと繋ぐ。

誰も想像していなかった大快走を中央大学の選手がする雰囲気を感じる。

中央大学が往路優勝を成し遂げたら、復路の選手達も勢いに乗る。

攻める姿勢を全員が貫き通せたら悲願の総合優勝に手が届く。

中央大学に必要なのは、ただひとつ「自信」である。

指揮官である藤原監督も含めて全選手の言葉と表情に「自信」が感じられない。

”おとなしい選手”が多いのがチームカラーなのかもしれないが自己表現力が足りない。

超強気な選手が集う駒澤大学に勝つ為には、自分達の強さを堂々と語れる勇ましさが必要。

相手を圧倒するイケイケな雰囲気と「ガチ勝負なら俺たちの方が強い!」と煽れるタフさ。

カッコよくスマートに走れても「泥臭さ」がなければ競り合い時に簡単に下がってしまう。

ガムシャラに、大胆に、イケイケ・押せ押せの強気な姿勢を全ての選手が貫く度胸が大事。

爽やかでカッコよくスマートに走るよりも、”ど根性”精神丸出しの走りが勝利を呼び込む。

魂の籠った走り、喧嘩上等の走り、駒澤大学をもビビらせる気迫ある走りが勝機生む。

本気で優勝したいと思っているなら自分達のカラーやスタイルを変える覚悟が必要。

中央大学らしくない走りと言われてもいい。勝てば官軍負ければ賊軍である。

今まで見たこともない中央大学らしくない泥臭いレースに期待したい。

SNSを活用してのプロモーションや選手紹介で箱根駅伝へ向けての機運も高まっている。

絶対王者的存在になりつつある駒澤大学に他大学が挑む様相を呈している2024箱根駅伝。

今、最も勢いがある國學院大学、悲願の優勝へ向けて着実に調整している中央大学。

選手達の声を集めたイベントや企画を通じて本音と素顔をチェックしよう!


(現役選手が語り合う 大学駅伝2023 (朝日新聞記者サロン・2024年1月31日まで配信))


(【目標は3位以上】 國學院大メンバーが箱根駅伝へ決意「箱根の借りは箱根で返す!」by 日テレスポーツ【公式】)


今まさに話題性抜群の第100回箱根駅伝予選会。

様々なサイトで予選会の通過順位予想がされている。

それぞれに面白さがあるので、この機会に是非見比べてみよう。

ちなみに…あるサイトの予選会順位予想(16位~20位)は、こんな感じです。

<予選会16位~20位予想>
16.駿河台大学
17.筑波大学
18.流通経済大学
19.拓殖大学
20.亜細亜大学


(【駅伝CG】第100回箱根駅伝予選会・AI順位タイム予想とコース紹介 by GPSCycling)


(【チャプタ目次あり】箱根駅伝予選会 通過校予想&戦力分析【ダークホース校も】by まさし【陸上大好きch】)


(【駅伝ニュース】箱根駅伝予選会・10000Mでの平均ラップで順位予想!by あんとるTV【応援チャンネル】)


(【考察】どうなる…大波乱の第100回箱根予選会!通過校&日本人1位を予想! by レイリーチャンネル【中島怜利】)


(【第100回箱根駅伝予選会】ズバリ順位予想1位~14位!! by HAGIRUNちゃんねる)


(【激戦】2023年箱根駅伝予選会順位予想!【1~13位】 by おたすの足底筋膜炎日記)


(【大学駅伝2023】第100回箱根駅伝予選会!”直前”順位予想!! by スポーツ大学院)


(【超強豪】大牟田高校駅伝部とYouTuberがガチ対決!名門校の1日の練習を密着【全国高校駅伝】【陸上競技】by たむじょーTamujo)


(【本気】名門大牟田高校生とガチ1000m対決!高校記録を樹立した谷本昴士郎選手が脅威のタイム?【全国高校駅伝】【陸上競技】by たむじょーTamujo)


(【Nitro Quest】大牟田高校駅伝部【ガチ1000mバトル】by Team Nitro Channel)


(【大牟田高校】生徒会による制服紹介!①普通科誠進コース編 by 大牟田学園 大牟田高校・中学校)


(【大牟田高校】生徒会による制服紹介!③全校女子生徒に聞いたおすすめ制服コーディネートTOP7! by 大牟田学園 大牟田高校・中学校)

プロ選手となった田中希実選手に復調の兆しが見えつつある予感がする。

実業団選手として走らなければいけなかった実業団関連の試合を回避できる。

来年のパリ五輪に向けて重要となる冬季レベルアップトレーニングに専念できる。

駅伝を走るデメリットと走らなくてよいメリットを天秤にかけるまでもないだろう。

そのメリットは計り知れない。自分の為だけに走ることができる。体力を温存できる。

試合に出続けているように見えるが実業団選手ではなくなったことで試合数は減っている。

義務として走らなくてはならない試合がなくなり戦略的に必要な試合に絞って出場できる。

プロなのだから”試合に出てなんぼ”なのは言うまでもない。次から次へと試合に出て良い。

一見、試合に出続けているように感じるが実際には以前のように全てガチではない。

「100%完璧なコンディションではない中でも、どれくらい走れるか」

「来年のパリ五輪で最高潮に仕上げる為の準備段階で自分の走りを確認する」

「大事なのは来年のパリ五輪。その為の”通過点”が今年のブタペスト世界陸上」

そんな位置づけで今年のレースを「あえて100%に仕上げずに消化する」ことが大事。

プロランナーならではのゲスト出演や国内外で招待レースが多数あるだろう。

それらすべてに全力を傾けずに「プロランナー」という立場を楽しんで欲しい。

ごく限られた一部の超エリート選手しか経験できないプロランナーを楽しんで欲しい。

そして、アフリカ勢&欧米勢が圧倒的に有利な1500mで2大会連続入賞を果たして欲しい。

今年の関東インカレでは、「目立たないが強く心に残るドラマ」があった。

かつての「輝き」を取り戻そうと必死にもがき苦しんで努力をしてきた選手がいる。

齋藤みう(日体大3年)、川瀬真由(大東大2年)、白石憂佳(玉川大2年)。

3000mSC決勝で1位、3位、5位と活躍した3選手は共通の経験をしている。

3人に共通しているのは高校時代に「伸び悩み」を経験していること。

かつての自分の走りを見失い、自信を喪失して、どん底を味わった。

全国優勝者である齋藤みうは、その後の5年間で全国優勝&入賞をしていない。

バスケット選手だった家族の考えで陸上競技に専念できない時期があったと聞く。

中学1年生で掴んだ全国チャンピオンから実に7年越しに昨年の日本インカレで優勝。

今年の関東インカレでは静岡県の後輩である川瀬真由に先着して見事に優勝を飾った。

川瀬真由については、中学時代は全国大会決勝の舞台でライバル選手達と競い合った。

静岡県のライバルで全国的に知名度がある米澤奈々香、細谷愛子、杉森心音と競い合う。

川瀬真由は静岡東中学校で一学年後輩の細谷愛子と共に全国中学駅伝で活躍をした。

ライバルの米澤奈々香も一学年後輩の杉森心音と共に浜松北浜中学校で活躍。

ジュニアオリンピックでは北浜コンビでワンツーフィニッシュしている。

川瀬は愛知県の豊川高校に進学したが3年間インターハイ出場はない。

インターハイや全国高校駅伝では目立った活躍はできなかった。

白石憂佳については、齋藤みうや川瀬真由と比べて知名度は低い。

だが、当時の東京の中学生としては珍しいジュニアオリンピック入賞者。

米澤奈々香、村松結、野村いちご、谷口ゆきが決勝へ進めなかった中での快挙。

中学卒業後は高校陸上界の超名門であり駅伝強豪校である兵庫県の須磨学園に進学。

同期の石松愛朱加、道清愛紗、塚本衣音、干飯里桜、干飯奈桜らと共に3年間過ごした。

高校時代は高校総体メンバーや駅伝メンバーになれず全国大会の出場や入賞経験はない。

齋藤みう、川瀬真由、白石憂佳は、高校時代に中学時代の輝きを失っていた選手たち。

そんな彼女たちが「走ることを諦めることなく競技を続けてきた」からこそ今がある。

個人選手権&関東インカレ1500m優勝の樫原沙紀も同じ心境だったかもしれない。

全国優勝経験者の樫原と齋藤、入賞経験者の川瀬と白石は悔しさを知っている。

走れない苦しさ。勝てない悔しさ。思うような結果を出せない虚しさ。

「あいつは潰れた」「もう終わった」などと散々言われただろう。

それでもくじけずに地道な努力をコツコツと重ねてきたことが今に繋がっている。

「小学生や中学生で活躍した選手は”早熟”だから、その後、伸び悩んでしまう」

そんな声が多く聞かれる陸上界において「常識を覆す復活」を遂げた選手たちである。

実業団チームスカウトは、こういう「苦労した経験がある選手」を獲得すべきだろう。

苦労知らずで鳴り物入りで実業団に来た選手ほど「短命」ということは多々ある。

それどころか「全く走れないまま終わってしまう」ということも珍しくない。

「華やかな実績を持った選手を獲得してもハズレが多い」と嘆く関係者。

その通りである。選ぶならエリート街道を歩んできた選手ではない、

走れない時期を経て今に至っている選手。苦境を乗り越えた選手。

どん底から這い上がってきた選手は走れる喜びを知っている。

走らせてくれる環境にいることに感謝の気持ちもある。

そういう心を持っている選手は結果を出してくれる。

目の付け所を変えただけで将来、日本代表になる”逸材”が手に入る。

関東インカレを走った齋藤みう、川瀬真由、白石憂佳には、”その可能性”がある。

今年の活躍だけでなく、来年も、その先も輝いていてくれることを心から期待したい。


<2023年・関東インカレ女子1部3000mSC決勝>
  1.10:17.05 齋藤みう   (日体大3) ※2015ジュニアオリンピックC800m優勝
  2.10:19.78 山田桃愛   (玉川大4)
  3.10:22.14 川瀬真由   (大東大2) ※2016ジュニアオリンピックC800m入賞
  4.10:36.09 樫原沙紀   (筑波大4)
  5.10:43.59 白石憂佳   (玉川大2) ※2016ジュニアオリンピックC800m入賞
  6.10:44.02 石引稚菜   (順大2)
  7.10:44.86 山田春佳   (大東大2)
  8.10:51.74 平尾暁絵   (大東大1)

<2015年ジュニアオリンピックC女子800m>
~決勝~                   (高校進学先)    (大学進学先)
1.2:16.26 齋藤みう (町立清水中1・静岡)→伊豆中央高校  →日本体育大学3年(3000mSC)
2.2:18.32 岸本百桃 (鳥取西中1 ・鳥取)→八頭高校
3.2:18.51 川本莉子 (石垣島AC1  ・高知)→県立宮島工業
4.2:20.07 田垣内葵 (京西中1  ・奈良)→世羅高校
5.2:20.27 水口 杏 (豊中第三中1・大阪)→東大阪大敬愛高校→青山学院大学3年(400m/800m)
6.2:20.82 川島実桜 (高師台中1 ・愛知)→豊橋南高校   →筑波大学3年(400m/800m)
7.2:21.67 石田里菜 (吉井西中1 ・群馬)→本庄東高校
8.2:24.36 片山希美香(SPE1   ・岡山)→興譲館高校 

<2016年ジュニアオリンピックC女子800m>
~決勝~
1.2:16.26 大河原萌花(矢吹中1 ・福島)→学法石川高校  →名城大学2年(1500m/5000m)
2.2:18.32 山本乃々香(岩名中1 ・千葉)
3.2:18.51 近江香穂 (香長中1 ・高知)→県立岡豊高校  →環太平洋大学2年(3000mSC)
4.2:20.07 宮島恵那 (荒井中1 ・兵庫)→県立加古川東高校
5.2:20.27 川瀬真由 (静岡東中1・静岡)→豊川高校    →大東文化大学2年(3000mSC)
6.2:20.82 中島千紗都(アラマキッズ1  ・群馬)→山梨学院高校
7.2:21.67 向井友里 (田尻中1 ・大阪)→薫英女学院高校
8.2:24.36 白石憂佳 (東田中1 ・東京)→須磨学園高校  →玉川大学2年(3000mSC)

~準決勝1組~
1.2:19.97 白石憂佳   ※現在:玉川大学(2年)で活躍  (関東インカレ女子3000mSC5位)
2.2:20.06 川瀬真由   ※現在:大東文化大学(2年)で活躍(関東インカレ女子3000mSC3位)
3.2:20.17 中島千紗都
4.2:21.40 村松 結   ※現在:立命館大学(2年)で活躍(5000m/10000m)
5.2:21.87 海老原聖花
6.2:24.76 篠塚美来
7.2:24.84 畔上凛花
8.2:25.17 谷口ゆき   ※現在:筑波大学(2年)で活躍(800m)

~準決勝2組~
1.2:20.33 宮島恵那
2.2:20.69 向井友里
3.2:20.74 近江香穂   ※現在:環太平洋大学(2年)で活躍(3000mSC)
4.2:22.48 伊藤蒼穂
5.2:23.39 小澤紗央
6.2:26.15 生本鈴菜
7.2:27.27 中村千春
8.2:30.24 山口雅美子

~準決勝3組~
1.2:19.48 大河原萌花  ※現在:名城大学(2年)で活躍(1500m/5000m)
2.2:20.05 山本乃々香 
3.2:22.17 野村いちご  ※現在:順天堂大学(2年)で活躍(関東インカレ女子800m7位)
4.2:24.15 米澤奈々香  ※現在:名城大学(2年)で活躍(1500m/5000m)
5.2:24.22 竹岡紗代
6.2:26.20 小俣咲綾
7.2:26.76 志賀美乃里
8.2:28.63 小島朝海


(【日体大初の優勝】齋藤みう「勝ち切るレースができた」関東インカレ女子1部3000m障害 by 日テレスポーツ)

佐久長聖、仙台育英、洛南、大牟田、九州学院、世羅、倉敷、学法石川、八千代松陰など。

日本の中高生、特に高校駅伝の強豪校の選手達は、もっと海外へ目を向けるべきだろう。

「将来は海外で活躍する選手になりたい!」

「世界の舞台でメダル目指して活躍したい!」

「世界のトップ選手達と肩を並べて走りたい!」

そんな気持ちがあるなら、まずは、戦う相手のことを知ることが大事。

アフリカ勢ばかりに目が向いているから欧米の若手選手の活躍を知らない。

戦うべき相手はアフリカ勢ではなく欧米の選手達であることを再認識すべき。

時間があれば、こういう動画を見て海外選手から刺激を受けることも成長に繋がる。

スマホを禁じている学校でも、こういう動画ならミーティングの際に見せてくれるはず。

実業団選手になってから刺激を受けるのでは遅い。大学生でも遅い。遅すぎる。

中高生のうちから自分達に匹敵する、いや、自分達以上の選手を知ること。

それができれば海外へ行っても舞い上がらずに胸を張って堂々と走れる。

中学・高校の部活顧問、クラブチームのコーチは是非役立てて欲しい。

(LEX YOUNG RUNS THE 1500// LEO YOUNG RUNS THE 800 by L&L)

<1500m>
1.3:41.07 Ronan McHanon-Staggs   (UCLA)
2.3:42.24 Leo Young                         (Newbury Park Athletic Club)
3.3:43.49 Ajani Salcido                      (UCLA)
4.3:46.36 Mason Ratkovich               (UCLA)
5.3:47.28 Dylan Wilbur                      (UCLA)
6.3:47.29 Lex Young                         (Newbury Park Athletic Club) 

<800m>
1.1:47.57 Kash Powell                       (Long Beach State)
2.1:48.49 Mohammed Mohamed       (Long Beach State)
3.1:49.82 Ryan Hemphill                    (Pepperdine)
4.1:50.33 ronan McHanon-Staggs     (UCLA)
5.1:50.46 Andrew Jackson                 (UC Riverside)
6.1:50.50 Jai Dawson                         (UCLA)
7.1:50.53 Dylan Wilbur                       (UCLA)
8.1:51.15 Lex Young                         (Newbury Park Athletic Club) 


(Inside the TENNESSEE TRACK & FIELD Program by New Generation Track and Field)

この動画を見ればテネシー大学陸上部の選手の素顔とレースの様子が良く分かる。

<主な選手の記録>
DYLAN JACOBS     5000m 13分11秒  (NCAA Champion )
NATE KAWALEC     5000m 13分39秒
YASEEN ABDALLA  3000m 7分42秒
JOE HOOTS            800m   1分48秒

日本の実業団や大学生が合宿する場所でお馴染みのフラッグスタッフ(アリゾナ州)。

(L&L Merchndise!// A Fligstaff Adventure by L&L)


(Winning the Arcadia Seeded 3200 in 8:49! (School Record) by Run DMV)

<3200m (8分49秒)  通過ラップ>
  400m 65秒
  800m 66秒
1200m 67秒
1600m 68秒(4分28秒)
2000m 68秒
2400m 66秒
2800m 64秒
3200m 61秒(4分20秒)

3200mを8分49秒で走るには少なくとも3000mを8分15秒で通過していることになる。

トラック8周(3200m)を上記ラップで刻める高校生は日本にも数えられるほどしかいない。

世界は君たちが思っているほど近くない。東京五輪の入賞は「日本国内試合」だったから。

パリ五輪、ロス五輪で活躍したいなら、海外選手に負けない力をつける努力をして欲しい。

まずは、日本の高校生は3200mを8分49秒で走れるかどうかを練習で試すと良いだろう。

全国高校駅伝で優勝を目指すのもいい。しかし、世界と戦う準備をすることも大事。

<駅伝強豪校の監督への提言>

自分のチームに3200mを8分49秒で走れる選手が何人いるかを試して動画にして欲しい。

チーム内でクリアできる選手が居たら「お前は世界で戦える!」と褒めてあげて欲しい。

少しでも早く国内志向から脱却して海外志向の選手に育ってくれることを期待したい。


(Boulder Ep.2 - TRAINING AT ALTITUDE WITH D1 RUNNERS! by Run DMV)


Boulder Ep.3 - Scenic Boulder Progression Run by Run DMV)

こういう動画を見て「俺もこうやって海外で練習して強くなりてー!」と思えるかどうか。

自分一人でも海外へ飛び出し世界への扉を開く覚悟がなければメダリストにはなれない。

親の世話がなくては寂しいとか心細いと思ってしまう選手は世界の舞台では戦えない。

「親離れできない子供のまま」だったり「子離れできない親のまま」ではダメ。

世界を目指すと心に誓ったのなら自分の力で道を切り開く強い覚悟が必要。

「少しでも早く俺も(私も)海外の選手と同じ生活と練習をしたい!」

そう思える選手に育てるのが部活顧問、コーチ、親、家族の役目ではないだろうか。

男子1500mを3分52秒02の好タイムで独走優勝した吉倉ナヤブ直希望選手(早稲田実業)。

(【第86回東京選手権】男子1500m 吉倉ナヤブ直希選手 優勝コメント by 東京陸協)

<現時点(4/24)での1500m全国高校ランキングTOP3>
  1位 3分51秒55 寺田向希   (國學院久我山高校3年・東京)
  2位 3分51秒64 濱口大和   (佐久長聖高校  2年・長野)
  3位 3分52秒02 吉倉ナヤブ直希(早稲田実業高校 3年・東京)

(【東京選手権】男子1500m by 818スポちゃんねる)

女子1500mを4分31秒08の好記録で制した一兜咲子選手(杉並大宮中)。

(【第86回東京選手権】女子1500m 一兜咲子選手 優勝コメント by 東京陸協)

<現時点(4/24)での1500m全国中学ランキングTOP5>
  1位 4分31秒08 一兜咲子 (杉並大宮中学 3年・東京)
  2位 4分31秒43 長森結愛 (大沢野中学  2年・富山)
  3位 4分31秒95 井上穂奏 (横浜山内中学 3年・神奈川)
  4位 4分32秒61 佐々木玲奈(鎌ヶ谷第五中学3年・千葉)
  5位 4分35秒53 遠藤蒼依 (日大三島中学 2年・静岡)

東京選手権陸上女子1500m決勝 4分31秒08 一兜咲子選手(大宮中)の走り!

(【東京選手権】女子1500m by 818スポちゃんねる)

中学生男子1500mを4分11秒76で制した細井渚吾選手(清新JAC)。

(【東京ライジングスター陸上2023】男子1500m 細井渚吾選手 優勝コメント by 東京陸協)

<現時点(4/24)での1500m全国中学ランキングTOP10>
  1位 3分55秒82 田中悠大 (岩出第二中学 3年・和歌山)
  2位 4分05秒25 利根川悠樹(尾間木中学  3年・埼玉)
  3位 4分06秒86 梅田大陸 (神戸大原中学 3年・兵庫)
  4位 4分07秒26 相蘇耀介 (群馬中央中等 3年・群馬)
  5位 4分07秒72 大沼光琉 (沼津市立中等 3年・静岡) 
  6位 4分08秒99 市川太羅 (藤枝AC     3年・静岡)
  7位 4分09秒90 川本航太 (岡山上道中学 3年・岡山)
  8位 4分11秒45 橋本隆太郎(宗像河東中学 3年・福岡)
  9位 4分11秒76 細井渚吾 (清新JAC   3年・東京)
10位 4分11秒79 田村悠陽 (上尾大石中学 3年・埼玉)

(決勝 男子1500m 東京ライジング陸上2023 by 陸上T&F)

他にも東京都にはインターハイ&全中陸上での活躍が期待される選手が沢山いる。

高校駅伝&全中駅伝では優勝争いするのは難しいがトラックなら勝負ができる。

全国の強者たちと競い合いながら競技力を高めてくれることを期待したい。


(中学女子「最速」全中100m優勝の寺平祈愛さん 目標はインターハイ出場・11秒台 佐久長聖高校陸上部へ by NBS長野放送ニュース)


(”中学女子No.1スプリンター”寺平祈愛さん 全中100m優勝「高校1年生でインターハイに」by NBS長野放送ニュース)


(中学女子No.1スプリンター・寺平祈愛さん 友人の支えで日本一!学校では"おちゃめ"な一面も 全中陸上100m優勝・11秒89 by NBS長野放送ニュース)


(【陸上/短距離】藏重みうが甲南大に入学「今の自己ベストが大学1年生でのアベレージにしたい」【あすリートちゃんねる】)


(【2023 日本室内陸上 U-20女子60m】高校チャンピオン藏重みうが優勝!「甲南大学へ進学させていただきます!」あすリートちゃんねる】)


(【藏重みう】来シーズン期待のスプリンターは甲南大へ!by 陸上T&F)

日本記録保持者になり、東京五輪では8位入賞をしている田中希実選手。

陸上選手として最高の栄誉を手に入れている彼女には必然の選択かもしれない。

世界で活躍し高額な収入を手に入れられる立場にいる数少ない選手だからこその決断。

「甘えた環境ではなく、より一層、自分を高められる場所へ行き、高みを目指す!」

田中希実選手の「覚悟」と「志」を理解して、今後の彼女の活躍を心から応援したい。


(田中希実陸上競技選手、日本記録保持者。豊田自動織機を突然辞任。by CBCNews)


(プロ転向か?!田中希実選手が【豊田自動織機】退社!!by HAGIRUNちゃんねる)

田澤簾選手も出場したアメリカの競技会(1万M)で英国&米国新記録が誕生した。

その記録は日本記録を大きく上回る、30分00秒86(英国新)と30分03秒82(米国新)。

あのPaula Radcliffe選手が持つ英国記録を塗り替えたのは、Eilish McColgan選手。

世界的なランナーだったLiz McColgan選手の愛娘がRadcliffe選手の記録を抜いた。


(British, American, and Mexican 10,000m Record all go down! by Sound Running)

 1.30:00.86 McColgan  (英国新記録)
 2.30:03.82 Monson   (米国新記録)
 3.30:48.26 Henes
 4.30:48.69 Rogers
 5.30:55.05 O Keeffe

この「1991年世界陸上東京大会女子10000m決勝!」を是非、観て欲しい!

母親であるLiz McColgan選手が東京国立競技場で見事に優勝を飾っている。

この大会での優勝記録は31分14秒34。当時としては素晴らしい記録だった。

母親が世界有数のアスリートであり、1991年東京世界陸上のチャンピオン。

あれから32年の歳月が過ぎ、ついに愛娘が悲願の英国記録保持者になった。

これこそ真のサラブレット。偉大な母親から受け継がれたものは計り知れない。

「子は親の背中を見て育つ」とはよく言われるが、まさに親子二人三脚での快挙。

あの頃を知る陸上ファンには我が子のことのように込み上げてくるものがあるだろう。


(Liz McColgan 10,000m Silver | Seoul 1988 Medal Moments by Team GB)

<過去4か月で注目を浴びた動画と視聴回数ランキング>※2023.03.02時点

1位 281万回視聴 三好美羽  (中学1年生)陸上Track&Field (4か月前)
2位   79万回視聴 小針陽葉  (高校1年生)テレビ静岡     (2か月前)
3位   71万回視聴 ドルーリー朱瑛里(中学3年生)陸上T&F       (2か月前)
4位   63万回視聴 新谷&廣中  (実業団)   TBS陸上ちゃんねる(3か月前)
5位   55万回視聴 U16陸上女子1000m決勝   TSM       (4か月前)
6位   50万回視聴 全国女子駅伝        Sum Vetranio3   (1か月前)
7位   37万回視聴 クイーンズ駅伝       TBS陸上ちゃんねる(2か月前)
8位   15万回視聴 大阪国際女子マラソン    大阪国際女子マラソン (1か月前)


(日本一速い中学生は1年生?!三好美羽 決勝 U16 100m U18・U16陸上2022 by 陸上Track&Field)


(日本一速い女子高生は1年生?!日本陸上界期待のスプリンター 小針陽葉 by テレビ静岡ニュース)


(中学生が実業団選手を引っ張る!?ドルーリー朱瑛里 女子3000m 髙松UD記録会2022.12.10 by 陸上T&F)


(【駅伝氏に永劫輝く戦い】廣中璃梨佳 vs 新谷仁美【クイーンズ駅伝2022/花の3区】by TBS陸上ちゃんねる)


(2022年U16陸上大会 女子1000m決勝 by TSM[トータル・スポーツ・マスター])


(3区ドルーリー選手、異次元の快走」第41回都道府県女子駅伝15/JAN/2023 by Sum Vetranio3)


(【ほぼOAでしっかり見せ】クイーンズ駅伝2022 日本最高峰の戦い【田中希実参戦/廣中・新谷直接対決】by  TBS陸上ちゃんねる)


(【official】2023 Osaka Women's Marathon full version/第42回 大阪国際女子マラソン)

ついに歴史が動き始めた。やるべき人がやってみせた。

日本女子マラソン界の歴史を変えるのは、この人しかいない。

新谷仁美選手が日本歴代2位となる2時間19分24秒をマークした。

走りの感覚さえ掴んでしまえば、ここから1分短縮する可能性がある。

潜在能力は2時間17分前半だと言われている新谷仁美選手の挑戦はつづく。










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