東京五輪の陸上競技。日本の中長距離選手はメダルに届かなかった。

男女のマラソンと幾つかの中長距離種目で8位入賞したのが最高成績。

日本人選手が世界の舞台でメダリストになるには今のままでは難しい。

「型にハマった日本の陸上文化」の中に居ては世界一のランナーは生まれない。

もっともっと海外の陸上文化を知るべきだし、もっともっと世界の常識を学ぶべき。

日本の中高生には、海外の学生達の生の姿を見て自分達との違いを肌で感じて欲しい。

どちらが良いとか悪いとかではない。日本の外に目を向ける意欲を持って欲しい。

自分達が知らない世界の陸上を覗いてみたいと中高生の時から思って欲しい。

自分達が当たり前に考えていることが海外では違うことを知って欲しい。

「目から鱗が落ちる」という感覚を日本の中高生が持つことが大事。

(How to Get Fast by New Generation Track and Field)

自分達とは違う”何か”を感じることが出来た選手は、海外へ出て戦える素地がある。

「なるほど、こんな風に練習しているのか!」

「これが海外では当たり前なのか!カッコイイ!」

「自分達の常識は海外では通用しないかもしれない!」

そんな風に感じられた選手は、将来、世界の舞台で活躍できる下地があると言える。