【女子800mを2分11秒で走る目安ラップ】

      (100m)    (200m)    (400m)
 100m 14秒05
 200m 15秒47 29秒52
 300m 17秒55
 400m 17秒40 34秒95 64秒47
 500m 17秒46
 600m 16秒83 34秒29
 700m 16秒78
 800m 15秒91 32秒69 66秒98

この場合、実際には、1周目を62秒で入っても同じ記録(2分11秒)が出ます。

もし、400mを58秒以内で走ることができる選手なら、前半の400mを62秒で走っても、後半の400mを66秒でカバーできるので2分08秒前後の記録を出すことができます。

その際の条件として、レース自体が「ガツガツ」した雰囲気にならないこと。62秒で通過しても苦しくなかったと感じる心の余裕。それが中学生女子選手が2分8秒で走るカギになります。

400mのスピードがない選手は、前後半のラップ差の少ない走りを目指すと良いです。その場合、前後半のラップ差を2秒程度に収めること。目安は、上記ラップを基準とします。

2分13秒切りを目指す選手は、上記400m毎のラップに1.0秒ずつプラス。

2分14秒切りを目指す選手は、上記400m毎のラップに1.5秒ずつプラス。

2分15秒切りを目指す選手は、上記400m毎のラップに2.0秒ずつプラス。

そうイメージして失速率の低い走り方を目指すと全中陸上準決勝進出の可能性が見えます。

全中陸上への道③ 〜800mの攻略法〜

(つづく)


(共通女子800m決勝 関東中学陸上 R1 by no1231y)