今から30年以上前の日本選手権女子800m決勝。

日本人選手の決勝進出者は、4名。
小方陽子 (早稲田大学)
杉村奈美 (市立船橋高校)
堤 文子 (埼玉栄高校)※インターハイ優勝
倉部靖子 (市立船橋高校)
平川敦子 (中央大学)

当時の日本記録は、2分04秒82。

外国人選手は、ロス五輪優勝者や1分55秒の記録を持つ選手が出場。

こういうレースが千葉県の天台で開催されていたことにも驚きを感じる。


(1990年 陸上日本選手権 女子800m決勝 by TAKE1500m)

こういう映像が残っていること。それを現在の中高生が観れることは素晴らしい。

30年前と今とでは、何が違うのか。どの程度の進化を遂げているか。

それを中高生が意識することで「時代を変えてくれる選手」の出現に繋がる。

「未だに2分を切れないなんておかしい!」

「私達が軽々と1分台で走ってやる!」

「1分台が当たり前の時代を私達が作ってやる!」

そう言って日本の中距離界を新たな時代へと導く選手達の出現に期待をしたい。