今だからこそ発想の転換をしてチームの底上げに力を注ぐことも出来るだろう。

次世代のレギュラー候補選手育成に力を入れるチャンスだと考えれば遣り甲斐もある。

普段とは目線を変えた指導をすることで選手との信頼関係や絆が深まる絶好の機会になる。

「試合数が少ないコロナ禍だからこそ普段は目が行き届かない選手を中心に指導する」

「こういう時しかレギュラーメンバー以外の選手にスポットを当てた練習ができない」

「進路を決める為の実績を作る機会が無い分、力をつけさせてアピール要素を増やす」

「日頃は期待している眼差しを向けられない選手にも直接指導して期待してあげたい」

「この機会に主力選手を休ませて、BやCチームの選手達を丁寧に面倒を見てあげたい」

「力の無い選手にもチームの大切なメンバーであることを再認識させる声掛けをしたい」

そういう視点と思考を持って選手と向き合えば新たな発見があるかもしれない。

今の時代、部活動の顧問も多忙な学校生活を送っている。

基本的には、教員として学校業務に携わり、日々、忙しく「先生」をしている。

面倒を見てあげたくても限られた時間の中では、痒い所に手が届くような指導は難しい。

今の社会情勢は、発想の転換をするチャンスを顧問にも生徒にも与えてくれている。

変異種が猛威をふるう首都圏&大都市圏では、再び部活動が思うようにできない状態だ。

大きな試合は、次々にキャンセルとなっている。

試合があれば主力メンバーの為の練習をチーム全体で行う。

しかし、試合の目途が立たないなら、教えるべき相手は主力メンバー以外の選手達。

是非、普段は「腹を割って話をすることがない選手」と真正面から向き合って欲しい。

きっかけを失い、自信を失い、夢を失いかけている選手を再び輝かせる指導に期待したい。