プロゴルファーを目指す子供が活躍するプロ選手の打ち方を観てマネするように。

プロ野球選手、プロサッカー選手、卓球、バレー、バスケなどでも同じ。

世界レベルの選手になって世界を相手に活躍するのを目指す子供がすること。

それは、映像を観てヒントを得ること。プレー動画を観て技術を学ぶこと。

良いモノを観て学ぶことは沢山ある。

良いモノからしか得られないことは何度も観て習得すれば良い。

まずは、マネすることから始めるのが大事。

マネをしただけで意外と短時間で上達をする。

「おー!カッコイイ!」

「こんな風に走りたい!」

「こんな選手になりたい!」

そう思えた瞬間からレベルアップするための思考に変わる。

視覚的に刺激を受けて脳にインプットしたモノはパフォーマンスアップの原動力となる。


(Sifan Hassan's Best Moments in the Wanda Diamond League by Wanda Diamond League)

こんなに気分良く見ていられる動画はない。

こんなに鮮やかに疾走する姿を日本では簡単に目にすることは出来ない。

物心ついた頃から「3分台で走る選手」を観ていたら、それが当たり前になる。

「日本人には、出来ないこと」

「3分台で走るのは、難しいこと」

そんな先入観を植え付けられて育つ環境からは、一生待っても選手は育たないだろう。

「トレーニングをすれば誰でもできる」

「日本人でも世界トップレベルで活躍できる」

「海外の選手と競り合いながら走ることは楽しい」

”出来ること”として幼少期から”それ”を目にして育てば、苦手意識は無くなる。

難しいことだという先入観無く育てば、そこに壁はなくなる。

可能性の芽が育ち、必ず、それが出来る選手が生れる。

幼少期から日本国内で開催される国際大会を観戦して感動を得た子供。

テレビ中継を観て興奮し、録画した動画を何度も何度も観て真似した子供。

そんな子供が一人でも多く育ち、常識の定義を変えてくれることを期待したい。