三浦龍司(順天堂大学1年)が見事に国内最高記録を更新!

レース中、「いつでも日本記録を狙える状態」だという話があった数分後。

突然、衝撃的な結末を迎える瞬間へのカウントダウンが始まった。

ラスト1000mからのスパート力に自信があるのは田中希実だけではなかった。

三浦龍司のラストの強さは、それこそ世界レベルだと言える。

兎に角、速かった!強かった!カッコ良かった!

天性のバネを活かした走りが、兎に角、軽い!

この軽さを持っていれば、おそらく、8分ひと桁が狙えるだろう。

今後、海外への渡航が可能になり、ヨーロッパで試合に出場出来たら。

海外選手のハイペースな流れに乗って走れば7分台も見えてくる。

そんな期待を抱いてしまうほど三浦龍司の走りには、可能性の光が見えている。

<3000m障害 日本歴代TOP8>

1.8分18秒93 岩水嘉孝 (トヨタ自動車)2003年8月23日 ※順天堂大学卒
2.8分19秒37 三浦龍司 (順天堂大学) 2020年7月18日 ※順天堂大学1年
3.8分19秒52 新宅雅也 (SB食品)    1980年7月8日
4.8分21秒60 小山隆治 (クラレ)   1974年6月22日
5.8分26秒48 内富恭則 (中国電力)  1997年10月29日
6.8分27秒15 山田和人 (日産自動車) 1990年8月17日 ※順天堂大学卒
7.8分27秒28 塩尻和也 (富士通)   2019年6月27日 ※順天堂大学卒
8.8分28秒98 仲村 明 (富士通)   1992年6月14日 ※順天堂大学卒


三浦龍司が高校新!8分39秒49!の記事を書いてから1年。

高校新記録がU20日本新記録に変わった。

次は、U20日本新記録が日本新記録に変わる日が来るだろう。

日本人選手が、3000mSCで7分台!

そういう記事を書く日が来るのを楽しみにしながら活躍を応援したい。