長期にわたる休校によって生徒達のモチベーションは下がっている。

その理由は、あまりにも落ちてしまった自分の体力を知り愕然とするから。

以前は当たり前だった練習が、今は、キツく感じてしまう。

以前は楽に走れていたペースなのに全力を出しても走れない。

これくらい走れて当然だったのに、今は、全く走れない。

以前は楽々できた練習なのに、今は、足を痛めてしまう。

「こんなはずじゃない…もっと走れるのに…なぜ…」

体力低下と足の痛みで生徒達のモチベーションはガタ落ちする。

そんな状況が、あちこちで見られる。

大人たちは「生徒達の為に早期に試合を再開させよう」と奔走する。

生徒達も「試合があるのは嬉しい。頑張りたい!」と意欲を見せる。

しかし、実際には、試合に向けての準備が出来ていない生徒が多い。

失った時間は取り戻せない。練習不足を急激に補うことはできない。

今、生徒達に必要なのは、失いかけている意欲を高めること。

モチベーションをアップさせる為の取り組みが生徒達を救う。

例えば、このふたつの動画。

陸上が好きな生徒なら、観ているだけでワクワクしてくる。


(Bowerman Track Club Aworkout in Park City by Gwen Jorgensen)

女子5000mをShelby Houlihanが14分24秒00で走破!

(Moh Ahmed and Shelby Houlihan set North American Records! by Bowerman Track Club)

ゴールは1着が14分23秒92。2着が14分26秒34。

男子は5000mを12分47秒20でゴールしている。

女子5000mの3000m通過は8分48秒。集団で通過している。

(22second 3km PR by Gwen Jorgensen)

試合に臨むに当たり大事なのは、ワクワク感を高めること。

試合に向けての準備として必要なのは、モチベーションを上げること。

他者の頑張りを見れば刺激を受ける。

刺激を受ければチャレンジ精神が復活する。

足が痛くて走れなくても大丈夫。

足の痛みはいずれ治る。時間が経てば自然と治る。

足が痛いからと言ってやる気を失くす必要はない。

例え今、調子がどん底でも、やる気だけは持ち続ける。

例え今、足が痛くて走れなくても、心では走り続ける。

夢を諦めたりしない。投げやりになったりしない。

今は、黙々と自分に出来る練習を重ねることが大事。

地道にコツコツと努力を続けていれば自ずと道は開けていく。

逆に今、今までにないくらい調子が良いなら無理をしないこと。

試合に向けて腹八分目の調子を維持すれば良い。

無理して100%絶好調状態に近づけなくて良い。

もっと調子を上げようなどと欲張らなくて良い。

年内一番のピークを10月に持っていく気持ちで良い。

今の調子を3ヶ月間維持し続けることが何よりも大事。

100%を3ヶ月間出し続けることは難しい。

それこそ調子の波を維持するのに余計な労力を使うことになる。

カラダが悲鳴を上げはじめて故障のリスクと戦うことになる。

今すべきことはリスクを負うことではない。

3ヶ月間維持できる程度の調子を保つことが競技力向上に繋がる。

「継続は力なり」

仲間と共に励まし合いながら、継続できる練習をすること。

お互いに声を掛け合い、弱気になっている仲間を助けること。

気持ちの充実こそが、試合に向けての準備として最も重要なことだ。