日本全国に『陸上王国』を自負する県は、数多くある。

千葉、群馬、静岡、兵庫、福岡などは、ガチでそう思っている。

「アホを言うな!陸上と言えばウチだろ!」というのは…

東京、大阪、埼玉、神奈川、愛知、京都、熊本、宮崎、鹿児島など。

言い始めたらきりがいないくらい、陸上王国は、あちこちにある。

そんな中でも長距離種目において全国トップレベルを維持しているのは群馬県。

(通信陸上群馬県大会2014 女子1500m決勝 by 群馬EKIDEN&LD) 



(群馬県中学校総体陸上2016 女子共通1500m決勝 by 群馬EKIDEN&LD)



(群馬県中学校総体陸上2017 共通女子1500m決勝 by 群馬EKIDEN&LD)

いずれも素晴らしい走りで群馬県大会を盛り上げてくれた。

全国大会(全中&JO)でも全国優勝や多数の決勝進出者を輩出していた。

全国トップレベルの選手が同県内にいることで県全体のレベルが上がる。

熱心な指導者がいるだけでなく、県が一体となって強化策を打ち出している。

学校の支援、保護者の協力などが土台となって高いレベルを維持している。

県を挙げて素晴らしい取り組みをしているのは、間違いない。

今後も群馬県から全国トップレベルの選手が出てくることは安易に想像できる。

このレベルで対抗できる県は、千葉県、静岡県、兵庫県。

これらの県も女子長距離種目で全国チャンピオンを多数輩出している。

高校生並みの記録を出す選手が毎年出てくる。

それは、優秀な主導者が県内で競い合ってレベルを上げているからだ。

課題は、
将来的に息の長い選手を輩出するという育成システムの構築。

中学チャンピオンが五輪に到達するまでのロードマップを描くこと。

将来性という面では、兵庫県が優っている感があるが、他県も負けていない。

今回の休校措置による長期部活動休止が選手強化に及ぼす影響は少なからずある。

今こそ長距離王国としての底力を見せて欲しい。

それぞれが、独自のロードマップを打ち出し、円滑な強化策を遂行して欲しい。

『陸上王国』に相応しい取り組みに期待をしたい。