本日(10月27日)北九州市で行われた大会で北口榛花がやり投げの日本記録を更新した。

日本記録更新は、素晴らしいことだ。それは、認めたいと思う。

しかし、あるニュース記事には、こんな風に書かれていた。

得意の追い風に乗って大記録をたたき出した。北口自身が5月の木南道孝記念(大阪)で出した日本記録を1メートル64センチを上回る66メートル00。今季ランク7位、今年の世界選手権だと銀メダルに相当する大記録に「(日本新が)出るとは思っていなかった。信じられない」と何度も跳びはねた。

 世界選手権では決勝進出のボーダーラインに6センチ届かず予選落ち。悔しさを抱いた一方で、決勝を見て「(トップレベルは)遠い世界ではない」と感じた。
(西日本スポーツ 末續智章)


本当に呆れてしまう。バカも休み休み言えと言いたい。

やはり、日本のスポーツ記者は、〇×なのだろうか。

なんで、今更「世界陸上銀メダル相当」などと表現するのか!

世界陸上での北口は、下馬評を大きく裏切り惨敗した選手である。

負けを負けと認めて徹底的に追及をしないと北口は強くならない。

予選落ちをした結果を素直に認める心がなければ成長はしない。

大舞台で力を発揮できるトップアスリートにはなれない。

日本での記録など世界の記者は誰も信じない。誰も認めない。

結果を出すなら日本国内の大会ではなくダイヤモンドリーグなどの世界の舞台だ。

誰か一人でも、「何故、世界の舞台でその力が出せないのですか?」と質問したのか。

風が吹かない競技場だから負けたなどと小学生並みの言い訳を許していてはダメだ。

選手を甘やかしていては、来年の東京五輪でも惨敗する。間違いなく予選落ちする。

与えられた環境で力を発揮できてこそ「世界のトップアスリート」である。

本当に北口の活躍を期待するなら、今は、徹底的に弱さを追求すること。

それを乗り越えてこそ、北口は「本物のトップアスリート」になれる。

自分の弱さを克服した、その先に、東京五輪でのメダル獲得がある。