日本陸連は、深夜のテレビ中継に感謝するべきだ。

これが、ゴールデンタイムに中継されていたら日本国民はガッカリするだろう。

惨敗につぐ惨敗。決勝進出できない選手ばかり。期待は裏切られてばかりだ。

「ラグビーW杯やバレーボールの中継に紛れていて良かった」

そう、肩をなでおろしている陸上関係者がいると聞いている。

「来年の東京五輪に向けて雰囲気に慣れることが目的」

負け惜しみ的に、こう話している関係者がいるとも聞いた。

バカも休み休み言って欲しい。

国民の税金を使って選手団を送り込んでいる。

「良い経験になった」「これを今後に活かしたい」「収穫もあった」

小学生の運動会ではない。

そんな言葉で済まされては困る。

今期の世界ランキング〇位などと言って関係者を甘やかすから言い訳が多くなる。

今回のドーハ世界陸上で学んだことは、唯一、これだけだ。

『日本陸上界は、世界の進化に大きく置いて行かれている』

何度も言ってきたが、東京は、世界中の選手達にとって最高の環境である。

日本人にとって有利な環境などと呑気なことを言っていると痛い目に遭う。

最高の環境で世界最高のパフォーマンスをする世界中の選手達。

日本人の甘い考えでは、”想い出つくり参加”になるだけだ。

これから一年間の強化策が鍵となる。

どのような対策を講じて日本の陸上界を進化させるのかに期待をしたい。