ランナーズ・ジャーナル JAPAN (Runners-Journal.Jp)

事実に基づいた「真実のコラム」を掲載しています。今だからこそ伝えたい「本当のこと」をありのまま伝えたいと思います。

2021年07月

<女子800m準決勝1組>
1.2:08.94 小山愛結   (安城学園3・愛知)    Q
2.2:09.27 下森美咲   (北九州市立1・福岡)   Q
3.2:10.33 鈴木結菜   (新潟第一2・新潟)    q
 [ 2:10.325]
4.2:10.50 萩原さや   (中京大中京3・愛知)
5.2:10.90 奥脇彩花   (白梅学園3・東京)
6.2:11.41 大野結以   (市立浦和3・埼玉)
7.2:12.84 服部咲季   (相洋3・神奈川)
8.2:15.79 田中希歩   (盛岡誠桜2・岩手)

<女子800m準決勝2組>
1.2:07.78 長谷川麻央  (京都文教3・京都)    Q
2.2:08.66 新田 望   (法政二3・神奈川)    Q
3.2:10.33 勝くるみ   (白梅学園2・東京)    q
 [ 2:10.324]
4.2:10.58 チェボティビン カドゴ(興譲館2・岡山)
5.2:13.23 砂田芽緯   (姫路商3・兵庫)
6.2:15.21 森 千莉   (豊田大谷1・愛知)
7.2:15.32 武田亜子   (日大三島1・静岡)
8.2:21.27 河内瀬桜   (東大阪大敬愛3・大阪)

<女子800m準決勝3組>
1.2:09.68 青山理奈   (中京大中京3・愛知)   Q
2.2:09.96 丹羽遥奈   (昌平3・埼玉)      Q
3.2:11.17 田中那奈   (小林2・宮崎)
4.2:11.45 尾崎真衣   (大阪桐蔭2・大阪)
5.2:12.87 長島結衣   (真岡女子1・栃木)
6.2:14.18 江藤杏梨   (北九州市立1・福岡)
7.2:14.60 壁谷衿奈   (仙台育英1・宮城)
8.2:15.85 野村いちご  (敦賀3・福井)

<女子5000m予選1組>※TOP10
  1.14:47.89 シファン・ハッサン      (オランダ)  Q
  2.14:48.01 アグネス・ティロップ     (ケニア)   Q
  3.14:48.31 センベレ・テフェリ      (エチオピア) Q
  4.14:48.52 エイガイエフ・タイエ     (エチオピア) Q
  5.14:50.36 リリアンカサイト・レンゲルク (ケニア)   Q
  6.14:50.92 ヤセミン・ジャン       (トルコ)   q
  7.14:51.34 カリッサ・シュワイザー    (米国)    q
  8.14:53.43 セラマウィット・バヨウルン  (イスラエル) q
  9.14:55.87 廣中璃梨佳          (日本)    q
10.14:59.55 アンドレア・セカフィーン   (カナダ)   q

12.15:04.95 萩谷 楓           (日本)※予選敗退


<女子5000m予選2組>※TOP10
  1.14:55.74 グダフ・ツェガイ       (エチオピア) Q
  2.14:55.77 ヘレン・オビリ        (ケニア)   Q
  3.14:55.83 ナディア・バットクレッティ  (イタリア)  Q
  4.14:56.00 フランシーヌ・ニョンサバ   (ブルンジ)  Q
  5.14:56.14 エリーズ・クラニー      (米国)    Q
  6.14:56.82 カロリーネビエルケリ     (ノルウェー) q

  7.14:59.93 田中希実           (日本)※予選敗退
  8.15:00.07 レーチェル・シュナイダー   (米国)
  9.15:02.59 ラヘル・ダニエル       (エリトリア)
10.15:03.22 エイミーエロザーズ・マーコフク(英国)


<解説>
積極的に前に出て「自分の走り」に徹した廣中選手が見事に予選を突破。ラスト400mからのビルドアップ合戦では先頭集団から遅れをとりながらも「崩れない安定した走り」で自己記録を更新して決勝進出を果たした。同じく1組を走った萩谷選手は先頭集団の流れが変わった最初のペースアップで遅れてしまい苦しい展開となった。徐々にビルドアップしていく先頭集団の流れに対応できない。世界との力の違いを見せつけられた結果となった。

2組を走った田中希実選手は「15分を切れば決勝進出できる」という読みの甘さもあり、0.38秒足りずに決勝進出を逃した。『自己記録を更新して決勝進出を果たした廣中選手』と『自己記録を更新しても決勝進出できなかった田中選手と萩谷選手』との力の差は大きい。その事実を冷静に受け止めて「自分の力不足」をきちんと自覚してこそ決勝進出を逃した田中選手と萩谷選手は成長できる。特に田中選手は「世界のレベルが上がっているんだなぁと思った」という言葉が出る時点で大きな勘違いをしていると言わざるをえない。どの目線で世界のレベルを見ていたのだろうかと疑問さえ思ってしまう。最初から世界との差は大きくひらいている。一度も縮まったことなどない。日本の実業団チームに所属しているアフリカ勢に勝っているから自分は世界でも通じるという思い込みはなかっただろうか。

田中希実選手は「自分が思っている以上に世界との差は大きい」という事実を素直に受け止めて自分の力の無さを感じる必要がある。それが出来なければ、今後もずっと勘違いをしたままになってしまう。田中希実選手が日本女子長距離界のエース格なのは間違いない。だからこそ現実的な目線で「世界との差」を見ることが大事。冷静な自己分析をして自分の立ち位置を再確認すること。そして、更なる努力を積み重ねていくこと。日本が世界に誇る素晴らしい可能性を持った選手だからこそ「世界との差」を認めることで大きく成長してくれることを心から期待したい。


<女子1500m決勝>
  1.4:12.60 ジャネット ニーヴァ  (倉敷2・岡山)
  2.4:14.74 米澤奈々香   (仙台育英3・宮城)  ※高校歴代3位
  3.4:17.20 兼子心晴    (浜松市立3・静岡)
  4.4:19.22 道清愛紗    (須磨学園3・兵庫)
  5.4:19.32 大河原萌花   (学法石川3・福島)
  6.4:20.62 伊藤瑠音    (青森山田3・青森)
  7.4:20.99 松本明莉    (筑紫女学園2・福岡)
  8.4:21.22 柳井桜子    (薫英女学院3・大阪)
  9.4:21.92 渡邉来愛    (仙台育英1・宮城)
10.4:22.55 並木美乃    (常磐3・群馬)
11.4:22.74 明貝菜乃羽   (薫英女学院3・大阪)
12.4:23.94 木下紗那    (昌平3・埼玉)
13.4:26.03 正司瑠奈    (就実3・岡山)
14.4:26.88 柳楽あずみ   (筑紫女学園3・福岡)
15.4:29.00 戸田彩矢奈   (北九州市立2・福岡)
     DNS   石松愛朱加   (須磨学園3・兵庫)

<解説>
注目したいのは、日本人選手1位の米澤奈々香選手(仙台育英3)と2位の兼子心晴選手(浜松市立3)。米澤選手は静岡県浜松市出身。浜松北浜中学から高校駅伝の超強豪校である仙台育英高校に越境入学をしている。米澤選手の中学時代の実績は言うまでもない。全中陸上優勝などの実績を含めて全国的な活躍をしている。兼子選手も同じく静岡県浜松市出身。浜松東部中学から静岡の名門校である浜松市立高校へ進学している。中学時代に静岡県のランキング1位だった米澤選手に対して、兼子選手は静岡県ランキング6位。兼子選手は全中陸上にも出場をしていない。1500mの自己記録は下記の通りである。

<中学時代(2018年)の1500m自己記録と2021年全国高校総体の記録>

 〜米澤奈々香選手〜 
 2018年 4分26秒70 (国体)
 2021年 4分14秒74 (全国高校総体2位)
 ※3年間の短縮秒数 11秒96

 〜兼子心晴選手〜  
 2018年 4分40秒16 (浜松地区中学陸上)
 2021年 4分17秒20 (全国高校総体3位)
 ※3年間の短縮秒数 22秒96

米澤奈々香選手の成長は素晴らしいものがある。中学時代の活躍を高校生になってからも維持しているのは並大抵の努力なくして成し得ないこと。中学時代の体と心のままでは、このような成長は出来ない。フィジカル面での成長は勿論、精神的な成長があってこその結果である。仙台育英高校へ進学したことは間違っていなかったと言えるだろう。

その一方で同じ浜松市出身の兼子選手は、中学時代には遠〜い遠〜い存在だった米澤選手とインターハイという大舞台で日本人1位と2位を争うまでに成長した。3年という月日を経て雲の上の存在だった米澤選手と肩を並べて表彰台に立てる選手へと成長を遂げた。

中学時代から全国の舞台で活躍をしている選手が集まった今回の女子1500m決勝。その中で中学時代に全国的な実績のない兼子選手が堂々と3位入賞した意味は極めて大きい。こういう選手が今後も出て来てくれると日本女子長距離界の未来は明るくなるだろう。


<男子1500m決勝>
  1.3:41.26 佐藤圭汰    (洛南3・京都)
  2.3:41.86 兵藤ジュダ   (東海大翔洋3・静岡) ※高校歴代3位
  3.3:42.22 間瀬田純平   (鳥栖工3・佐賀)   ※高校歴代4位
  4.3:44.87 長嶋幸宝    (西脇工2・兵庫)   ※高校歴代9位
  5.3:45.59 大野聖登    (秋田工2・秋田)
  6.3:46.28 木村快斗    (東海大山形3・山形)
  7.3:47.14 後田 築    (創成館2・長崎)
  8.3:47.77 山口智規    (学法石川3・福島)
  9.3:48.02 青木龍翔    (大牟田2・福岡)
10.3:49.24 高橋彰太    (東北3・宮城)
11.3:49.78 宇田川瞬矢   (東京農大三3・埼玉)
12.3:53.69 青木貴也    (小豆島中央3・香川)
13.3:56.74 松本颯真    (伊賀白鳳3・三重)
14.3:57.13 谷本昂士郎   (大牟田1・福岡)
15.3:58.59 鈴木千翔    (伊賀白鳳2・三重)

佐藤圭汰選手の強さは言うまでもないが、3分37秒台の記録を持つ佐藤選手に対して果敢に挑み、独走を許さなかった他校の選手達のチャレンジ精神には大学生や実業団選手も見習うべき点は多々あるだろう。東京五輪イヤーに高校歴代TOP10&U20歴代TOP10に入る記録が複数出た意味は大きい。日本全体を通じて今年の男子1500mには勢いがある。更に進化発展を遂げるであろうことは安易に想像できるほどの大きな波が来ていると言って良いだろう。男女の日本記録更新や学生記録の更新、そして、高校記録の更新にも大いに期待をしたい。

<女子1500m予選1組>※TOP8
1.4:20.48 道清愛紗   (須磨学園3・兵庫)   Q
2.4:20.65 渡邉来愛   (仙台育英1・宮城)   Q
3.4:20.96 正司瑠奈   (就実3・岡山)     Q
4.4:21.12 明貝菜乃羽  (薫英女学院3・大阪)  q
5.4:21.84 木下紗那   (昌平3・埼玉)     q
6.4:22.36 戸田彩矢奈  (北九州市立2・福岡)
7.4:24.50 金子陽向   (川崎市立橘3・神奈川)
8.4:26.94 上田琴葉   (八幡浜3.愛媛)

<女子1500m予選2組>※TOP8
1.4:22.45 米澤奈々香  (仙台育英3・宮城)   Q
2.4:23.05 石松愛朱加  (須磨学園3・兵庫)   Q
3.4:23.29 柳井桜子   (薫英女学院3・大阪)  Q
4.4:25.83 阿部円海   (横手清陵学院3・秋田)
5.4:28.59 森 彩純   (豊川2・愛知)
6.4:28.87 鈴木理菜   (本庄一3・埼玉)
7.4:30.36 上西彩未   (立命館慶祥2・北海道)
8.4:31.61 神林由乃   (昌平3・埼玉)

<女子1500m予選3組>※TOP8
1.4:21.48 ジャネット ニーヴァ  (倉敷2・岡山)     Q
2.4:22.92 兼子心晴   (浜松市立3・静岡)   Q
3.4:24.63 松本明莉   (筑紫女学園2・福岡)  Q
4.4:26.06 藤田あい   (小林3・宮崎)
5.4:27.49 大橋日茉理  (日体大柏2・千葉)
6.4:27.72 山口晏音衣  (鯖江2・福井)
7.4:28.26 黒田愛梨   (宮崎日大3・宮崎)
8.4:29.02 樋口みさき  (諫早3・長崎)

<女子1500m予選4組>※TOP8
1.4:22.88 大河原萌花  (学法石川3・福島)   Q
2.4:22.99 伊藤瑠音   (青森山田3・青森)   Q
3.4:23.02 柳楽あずみ  (筑紫女学園3・福岡)  Q
4.4:23.14 並木美乃   (常磐3・群馬)     q
5.4:25.81 SARAH WANJIRU(帝京長岡2・新潟)
6.4:25.81 溝上加菜   (ルーテル学院2・熊本)
7.4:26.87 塩入百葉   (錦城学園3・東京)
8.4:29.16 磯部早良   (安城学園3・愛知)

<男子1500m予選1組>※TOP8
1.3:55.50 青木龍翔   (大牟田2・福岡)    Q
2.3:55.84 鈴木千翔   (伊賀白鳳2・三重)   Q
3.3:56.45 兵藤ジュダ  (東海大翔洋3・静岡)  Q
4.3:57.19 佐藤伶音   (東海大山形3・山形)
5.3:57.27 永井 駿   (九州学院3・熊本)
6.3:58.27 山岡 秀   (高知農3・高知)
7.3:58.84 山川拓馬   (上伊那農3・長野)
8.3:58.99 三坂佳賞   (樟南3・鹿児島)

<男子1500m予選2組>※TOP8
1.3:53.30 宇田川瞬矢  (東京農大三3・埼玉)  Q
2.3:53.30 山口智規   (学法石川3・福島)   Q
3.3:53.31 間瀬田純平  (鳥栖工3・佐賀)    Q
4.3:53.36 髙嶋荘太   (中京大中京3・愛知)
5.3:55.20 古橋希翁   (伊賀白鳳2・三重)
6.3:56.72 古橋空弥   (美濃加茂3・岐阜)
7.3:56.92 富岡晃世   (田村3・福島)
8.3:57.87 大場崇義   (上伊那農1・長野)

<男子1500m予選3組>※TOP8
1.3:46.44 長嶋幸宝   (西脇工2・兵庫)    Q
2.3:46.79 佐藤圭汰   (洛南3・京都)     Q
3.3:47.71 松本颯真   (伊賀白鳳3・三重)   Q
4.3:48.11 大野聖登   (秋田工2・秋田)    q
5.3:49.92 上原琉翔   (北山3・沖縄)     q
6.3:50.11 高橋彰太   (東北3・宮城)     q
7.3:53.77 菅原広希   (札幌日本大学3・北海道)
8.3:54.49 横尾 皓   (九州学院3・熊本)

<男子1500m予選4組>※TOP8
1.3:51.93 木村快斗   (東海大山形3・山形)  Q
2.3:52.36 青木貴也   (小豆島中央3・香川)  Q
3.3:52.42 谷本昂士郎  (大牟田1・福岡)    Q
4.3:52.44 後田 築   (創成館2・長崎)    q
5.3:53.01 柴田 侑   (滋賀学園2・滋賀)
6.3:54.99 帰山侑大   (樹徳3・群馬)
7.3:55.18 篠原 寛   (中央学院3・千葉)
8.3:55.52 大室杏夢   (城西2・東京)

「日本人は野球とソフトボールが好き」という時代は、遠い昔の話。

スケートボードやサーフィンなどの新種目を見れば時代遅れであるのは明白である。

日本の国技である柔道の「礼節を重んじる文化の継承」という奥深さも感じない。

「野球とソフトボールが金メダルを獲得すれば日本人は五輪開催を喜ぶはず」

そんな安易な考えでいるIOCの思惑に乗るほど日本国民は愚かではない。

出場国が5~6か国で「世界一」と謳うことへの違和感は拭えない。

国内の試合ではスポンサーがつかずにテレビ中継をされないソフトボール。

「4年に一度しか注目されない競技」の代表格として認知されているのが実情。

それでも選手達は人生の全てを懸けて必死にソフトボールに打ち込み続けている。

常人には真似出来ない並々ならぬ覚悟を持って日々努力し続けているのも理解できる。

だからこそ「感動を押し付ける」ような報道の仕方には時代錯誤だと言わざるを得ない。

「13年越しの金メダル!感動を再び!」

「最強国米国を破り世界の頂点に立った!」

そんな言葉では「4年に一度しか注目されない競技」からの脱却など永遠にできない。

五輪以外注目されない、スポンサーがつかない、ニュースターが誕生しない理由は何か。

「たった数か国で世界一を競って身内だけで盛り上がる」という競技性が起因している。

13年前と同じような優勝シーンを観てもソフトボール人口とファンは増えない。

今のままでは永遠に五輪競技から除外されてしまうのが目に見えている。

今の若者が観たいのは時間が止まったままのソフトボールではない。

時代の流れと共に高難易度の技術が求められる競技に興味が湧く。

若者が躍動するスケートボードやサーフィンだけではない。

長い歴史と伝統がある柔道や体操でも世界の進化の速さに対応している。

しかし、「13年前と主役が同じ」ことに違和感を感じないソフトボール業界。

時代の波に取り残されたままでは「日本国内向けマイナー競技」の域を出ない。

他競技の銀メダルや銅メダル獲得シーンを観る方が「感動」と「高揚感」がある。

何故なら東京五輪成功の為に意図的に作られた「メダル獲得物語」ではないから。

コロナ禍に開催された東京五輪。

五輪を開催する目的が何であるのかが露骨に分かった大会となった。

特別なシチュエーションだからこそ、今まで見えていなかったモノが良く見える。

「野球とソフトボールが金メダルを獲得すれば、日本国民は満足する」

「野球とソフトボールが金メダルを獲得すれば、東京五輪は成功する」

そういう意図のもとに五輪競技となったことを我々は深く冷静に理解する必要がある。

中高生に多い故障のひとつにアキレス腱痛がある。

痛くなるのを心配して思うような練習が出来ないという選手も少なくない。

多くの場合、カラダの成長に合わせて鍛えるべき箇所を鍛えていないのが原因。

身長が伸びて体重も増すのだから昨年よりも大きくなった体を支える脚筋力が必要。

成長していく体を支える為に必要な強い脚を基礎トレーニングをすることで作れる。

秋のトラックシーズンや冬の駅伝シーズンで故障しないように鍛えるのは今しかない。


(Runner Exercises: How to USE the Achilles Tendon Better To Run FASTER! by JP Gloria)

単純な動きであるが、運動の意味をきちんと理解して行うことで脚は確実に強化される。

バネのある走りやスピード感のある走りをするために鍛えておきたいアキレス腱。

中高生には「夏場にやっておきたいトレーニング」として是非、試して欲しい。

今大会でのみ復活する野球とソフトボールは、他の競技と比べて出場国が少ない。

特に野球にあたっては、五輪出場国は僅か6か国。たった6か国での優勝争い。

「侍JAPANが金メダルへ挑む!世界一を獲得する!」

そんなメッセージを押し付けられても国民は”その価値の無さ”を見抜いている。

世界一を決めるという意味ではアメリカのメジャーリーグが相応しいのは百も承知。

どんなにメディアが野球を盛り上げてもシラケた雰囲気は変えることが出来ないだろう。

日本以外にも強国があり金メダル獲得への道が遠く険しいのは、日本の国技である柔道。

柔道での金メダル獲得の価値と野球の”それ”とは、全く価値が違うのは誰が観ても明白。

水泳・水球・アーチェリー・体操・卓球・バドミントン・フェンシング・バスケなど。

金メダル獲得の難易度が高い競技は観ていてドキドキ感があり心が躍る高揚感がある。

勝ち負けに直結する選手のパフォーマンスを見て一挙手一投足に一喜一憂してしまう。

素直に「スゲー!」「カッコイイ!」「ヤバい!」と言える感動を与えてくれる。

その代表格となったのが男子スケートボード・ストリートでの金メダル獲得。

堀米雄斗選手のパフォーマンスは新鮮だったし、素直に凄い!と思えた。

だからこそ…マンネリ感が否めない野球とソフトボールから感動を得るのは難しい。

今大会が終われば、また五輪種目から外れることが決まっている野球とソフトボール。

東京五輪だから特別に「日本人が盛り上がる為のオマケ」として入れて貰った競技。

世界最高峰の選手が集う他競技と野球・ソフトボールのメダルの価値は全く違う。

スケートボードでの堀米雄斗選手の金メダル獲得が国民の目を豊かにした。

本当の勝者とは誰か?金メダリストと呼ばれるのに相応しいのは誰か?

もう、これ以上、国民の目を誤魔化すことは出来ない。

水泳の大橋悠依選手や柔道の阿部兄妹が金メダルを獲得した瞬間の感動を国民は忘れない。

その感動を超える最高のパフォーマンスを侍JAPANが見せてくれることを期待したい。

世界トップレベルの技術に裏付けされた高難易度のパフォーマンス。

演技の美しさは言うまでもないが、その”たたずまい”の美しさに魅了されてしまった。

金メダルを獲得した瞬間の「哀愁」と「安堵」と「至福」の表情が観ている者を涙させた。

「美しい」という表現が誰よりも似合うと思える22歳の若き金メダリストの誕生。

こういう感動もあることを気付かせてくれたことに心から感謝をしたい。

おめでとう!堀米雄斗選手!最高の演技と最高の笑顔をありがとう!










力が落ちているのを誰からも指摘してもらえない。

「もう退き際だよ」と誰からも気付かせてもらえない。

最後の一滴まで搾り取りたい者たちの思惑に乗せられているだけ。

「キング」「女王」「絶対王者」「レジェンド」と言われ、もてはやされる。

そういう言葉によってピークを過ぎている選手を勘違いさせたままにしてしまう。

「もう限界かも…」と内心では気付いているのに言い出せない環境を周囲が作っている。

「夢の大舞台で見事に金メダルを獲得!有終の美を飾る!」

メディアが作った理想の”夢物語”によってスーパースターが潰されていく。

「取り返しのつかないことをしてしまった…」

普通の国際大会ではない。五輪という特別な舞台。しかも自国開催五輪での惨敗。

呆然自失状態になり、目線が定まらずにガッカリと肩を落とす姿など見ていられない。

選手が悪いのではない。周囲にいる関係者が「裸の王様」にしている現実への問題提起。

「もう自分の時代ではないのかな…って思った」

そういう言葉が出るのは周囲に居る関係者の接し方に問題がある証拠である。

「もう、とっくに君の時代は終わっている。現実を受け入れろ」

そう言って退き際を見極めさせるのもチームスタッフや関係者の仕事である。

夢の大舞台でスーパースターが落ちぶれた姿を世界にさらす状況は作ってはいけない。

アスリートの活躍を食い物にしている現在のスポーツ界の現状を変えなければいけない。

これ以上、私達に夢と希望と感動を与えてくれた選手から何かを得ようとしてはいけない。

世界に誇る我々のヒーロー&ヒロインを「落ちぶれた”かつて”の王者」にしてはいけない。

日本の未来を背負って立つ子供の心に「あの選手は凄かった!カッコイイ!」と刻ませる。

そういうスポーツ文化の継承が日本スポーツ界の未来をより一層輝かせるだろう。

子供達のスーパースターは永遠にスーパースターのままであって欲しい。

子供が夢を描き、憧れの選手に近づく為の努力を続けられる環境作り。

それが五輪が果たす役割のひとつであると申し上げておきたい。

まずは、日本人選手が理想とする走りを観て分析して真似てみることが大事。

必ず、日本人で初めての1分台(日本記録)を出すヒントが掴めるはず。


(West Coast Clash in the 800m by Tracklandia)
 
 200m    28秒3
 400m    59秒3(31秒0) 
 600m 1分30秒2(30秒8)
 800m 2分00秒1(29秒9)

トップでゴールする選手の走り方を何度も見て研究して自分の走りに活かすこと。

800mを専門とする日本人選手には、とても参考になるレースである。 


(Miler Workout Before Olympics? | Key Workout | Tokyo 2020 Olympic Preparation by Clayton Murphy)

 W-up 1000m×3本
  1.2分59秒
  2.2分54秒
  3.2分50秒

 500m+400m+300mを2セット
 <1セット目>
  500m 71秒6
  400m 57秒8
  300m 41秒8
 <2セット目>
  500m 71秒0
  400m 55秒3
  300m 41秒2

日本の男子選手でも問題なく走れるペースである。それを余裕を持って走るのが大事。

もがいて走る癖を改善するには、このように余裕を持って走る練習を行うと良い。

もがいて走る癖がある選手は、「スピード=力任せに走る」と思っている。

「もっと全力で走れ!」「もっと上げろ!」「根性を見せろ!」「怠けるな!」

そんな声掛けを子供の頃から常に言われて育ったことが影響している。

これまでの日本人には「力まずに走る」とか「楽に走る」という概念や文化はなかった。

学校教育のおいて教員が指導をしている部活動は「楽に走る=サボっている」が常識。

教員の上から目線で威圧的な声掛けによって「もがいて走る」のが良しとされる。

「全力を尽くす」「全てを出し切る」「気合いで走る」「ガムシャラに走る」

そういう抽象的で非科学的な表現で選手の頑張りを評価するのが間違い。

根性を見せるのが美徳とされる日本の文化が「力み癖」を植え付けた。

「長距離走やマラソンを走るのはキツくて苦しいこと。根性がないとできない」

その常識を変えたのが「すごく楽しい42.195㎞でした!」と笑顔で言った高橋尚子。

レース前にイヤホンで音楽を聴き、踊りながらスタート地点に向かう姿。

レース後に笑顔でマラソンは楽しい!と最高の笑顔で語る姿。

他を圧倒する走りで国民の期待通りの勝利を掴む姿。

まさに日本人が持っていたマラソンのイメージを彼女ひとりで変えた。

「マラソンは楽しいスポーツですよ!」という文化を作った功績は大きい。

日本の中距離界に根付いている「ラストはもがくもの」という常識を破る選手の登場。

800mや1500mを顔を歪めずにサラリと走ってしまう選手の姿を見れば常識は変えられる。

Murphy選手のように余裕で走れるかどうか試してみることが常識を変える第一歩となる。

一人で独走して勝つレースが得意な選手は、時として勝負弱いことがある。

独走できないレースになるとゴール前の競り合いに必ず負けてしまう。

そういう選手は、中学生にも高校生にも大学・実業団選手にもいる。

「独走して勝つのが得意な選手」と「競り合いに強い選手」。

世界の舞台で戦う時に必要なのは「競り合いに強い選手」である。

以前から指摘している通り、日本の女子1500mを世界で戦えるレベルにする為の条件。

それは、4分05秒以内の選手を最低3人、4分10秒以内の選手を最低5人に育てること。

そして、女子1500mの日本歴代10傑が全て4分08秒以内になることが目標となる。

それには、まず最初にトップ選手達の1000mPRを2分40秒以内にすること。

1000mを速く走れない選手は、基本的に1500mには向かない。

800mは苦手だが1000mなら速く走れるという選手は、1500mに向いている。

400m・800mの選手が無理して1500mに距離を伸ばすのでは、やはり限界がある。

1000mを走れる選手が、そのスピードを活かして1500mを走れば大化けする可能性がある。

勝負勘がありゴール前の競り合いに強い選手。

800mを走るようなスピードで1000mを軽々と走れる選手。

そういう選手の育成が進めば、日本の中距離界は世界レベルに追いつくだろう。


(Josette Norris Battles Jessica Hull In Awesome 3:59 1500m Race by FloTrack)

 <3分59秒72のラップタイム>※手元計測
   400m 1分03秒0 (63秒0)
   800m 2分10秒0 (67秒0)
   (1100m 2分58秒8)
 1200m 3分14秒2 (64秒2)
  (1300m 3分29秒4)
 1500m 3分59秒72  (45秒5) 
 ※ラスト400m 60秒9
 ※ラスト200m 30秒3

   1.3:59.72 Josette Norris            (REEBOK BOSTON TRACK)
   2.4:00,73 Jessica Hull               (NIKE)
   3.4:02,94 Nikki Hiltz                   (ADIDAS)
   4.4:04,02 Michaela Meyer          (Virginia)
   5.4:04,12 Rachel Schneider       (HOKA ONE ONE)
   6.4:04,82 Julie-Anne Steahli       (NEW BALANCE)
   7.4:05,66 Emily Infeld                 (NIKE BOWERMAN TRACK)
   8.4:06,19 Dani Jones                  (NEW BALANCE)
   9.4:06,32 Alexina Wilson             (TRACK SMITH)
 10.4:10,33 Sadi Henderson           (OISELLE LITTLE WING)
 11.4:10,55 Sabrina Southerland    (NIKE OREGON TRACK)

日本記録に近い2分00秒62という記録で楽に走るJohson選手の走り。

1500mランナーである彼女が練習の一環として800mを2分00秒で走る。

そういう感覚を日本人選手にも掴んで欲しい。特に中高生には真似して欲しい。


(American Track League Los Angeles July 18 - TAGALONG Women's 800m by AMERICAN TRACK LEAGUE)

<800mを2分00秒62で走るペース設定の目安>
 200m    29秒56(29秒56)
 400m 1分00秒80(30秒24)
 600m 1分30秒91(30秒11)
 800m 2分00秒62(29秒71)

顔を歪めたり、カラダを前後左右に振ったり、もがくことなく走るのがポイント。

ゴール前になるとカラダを大きく揺らしてしまう癖のある選手。

力み癖、パワーに頼る癖、接地ポイントがバラバラになる癖のある選手。

そういう選手の多くは、ラストの直線に入ると条件反射的に癖が出てしまう。

「ラストはもがくもの」「力を振り絞るもの」「精一杯出し切るもの」

そういう無意識下での思い込みが力み癖の原因である場合が多分にある。

「出し切らない。力を振り絞らない。絶対にもがかない」

「ゴール後数メートル先まで、力むことなく一定のリズムを維持したまま走る」

そういう意識を持って普段の練習から失速しない走り方を身につけることが大事。

そして、それは、中学生の頃から身につけておきたい技術でもある。

女子中学生の場合、トップレベルの選手は2分12秒が楽に感じる感覚をつかむこと。

 200m    32秒60(32秒60)
 400m 1分05秒80(33秒20)
 600m 1分39秒90(34秒10)
 800m 2分12秒50(32秒60)

力に応じて2分16秒なら上記に+1秒。2分20秒なら+2秒。2分24秒なら+3秒。

それを目安にして力まずに楽に走るコツを掴むことで自己記録更新ができるだろう。

女子高校生の場合は、目指すべきは2分06秒。それを楽に走れる感覚をつかむこと。

 200m    30秒80(30秒80)
 400m 1分02秒90(32秒10)
 600m 1分35秒30(32秒40)
 800m 2分06秒60(31秒30)

力に応じてPRが2分10秒なら+1秒。楽に走る癖をつけることで1500mの走力も増す。

高校のトップクラスなら200m×4本を30秒~32秒で走るのは超簡単なはず。

「一定の動きを淡々と800m継続するだけ」

「特に頑張るポイントを作らずに最初から最後まで同じように走る」

そういう意識で走る習慣を普段の練習から身につけると自分の殻を破れるだろう。

ホクレンディスタンス千歳大会で新谷仁美選手は「一日3レース」を走った。

3000mBレースを9分11秒19で走り、休む間もなく3000mAレースを9分09秒27で走る。

更に1500mにも出場(4分28秒03)。「一日3レース走る」というチャレンジを終えた。

通常、スーパースターと呼ばれる選手なら格下選手に負けるレースはしたくないもの。

例え練習の一環でも人の後ろは走りたくないし、負けたくないと考えるのが普通。

専門種目ではないレースでも先頭から遅れてしまう走りはしたくないと考える。

しかし、記録や順位ではなく自分自身への挑戦で果敢に挑んだ姿に感動した。

そういう挑戦をする選手は殆どいない。何故なら負けるのが怖いから。

目先の結果ではなく大義を成し遂げる為に挑戦する姿は美しかった。

日本女子長距離界をけん引する素晴らしい選手だと改めて感じた。

新谷選手のひたむきな取り組み姿勢を未来の五輪選手を目指す中高生にも学んで欲しい。

そう紹介しようと思っていたところに”ある情報”が入ってきた。


「30度を超える暑さの中で一日に3レースを走った中学生がいる」という情報。

ある中学校で陸上部の顧問をしている知り合いの教員がこんな情報を教えてくれた。

「今、話題の中学生ランナー、一兜咲子さんが一日に3レースを走った」

「30度を超える暑さの中で中学1年生の選手が800m2本と1500m1本を走り切った」

どういうことなのかと詳しく話を聞いてみると、このように話してくれた。

そもそも、北海道のような涼しい環境ではない。

中学生にはタフと言える真夏日が射す炎天下でのレース。

タイムテーブルがそうなっている以上、中学生は、それをやるしかない。

体力的に未成熟な中学1年生には余りにも厳しいスケジュールだと誰もが感じていた。

ホクレンディスタンスや大学の記録では大学生や実業団選手が複数種目走ることもある。

それは新谷選手のように明確な意図を持って計画的に判断して出場するというのが前提。

身体的にも成熟した大人の選手だから多少の無理を承知の上で「複数レース」に挑める。

本来、大会は選手が記録を出しやすいスケジュールを前提にレースが組まれるものである。

しかし、中学生の大会は発言力のある一部の教員によって様々なことが決められていく。

時として、中学生にはあり得ないタイムテーブルが「棄権することを前提」に組まれる。

全国大会に繋がるような中学生の大会では「棄権すればよい」という理屈は通用しない。

学校教育の一環である中学生の大会で生徒達の体力を全く考慮しないタイムテーブル。

その場でレースを観ていた生徒や保護者からも疑問の声が上がっていた。

そのように競技場での雰囲気を説明してくれた。

そして最後に個人的な意見としてこう語ってくれた。

「誰がどう見ても一兜咲子さんは東京都のエースです」

「これから先も東京都の主軸選手として活躍が期待されている選手です」

「その選手に不利になるようなレースの組み方をするのは東京都の損失でしかない」

「誰も得をしない。何のプラスにもならない。結局女子長距離は誰も全中に行けない」

「全国的に注目されている選手だからこそ影響力と発信力があると考えるべきなんです」

「将来の活躍が期待される選手ならもっと環境を整えて大事に育ててあげて欲しいです」



新谷選手が「一日3レース走る」という価値ある素晴らしいチャレンジをした同じ日。

千歳から1100㎞離れた場所で、ひとりの中学生が「一日3レース」を走り切った。

この挑戦が彼女の成長に繋がり今後の活躍に活かされることを心から期待したい。

ついに!日本国内で日本人選手が3分35秒台の記録を出した。

素晴らしい日本記録更新と同時に3分37秒台の高校新記録も誕生した。

2004年に小林史和(NTN)が出した3分37秒42は、17年間も破られなかった。

日本記録に迫ることは出来ても記録の壁を越えることが出来ずに2021年になった。

今年は東京五輪が開催される。記念すべき年に日本記録が更新されるのは意味がある。

しかも一人飛び抜けた選手が何度も破るのではなく3人もの選手が破るのは価値がある。

「高校生の佐藤圭汰(洛南高校)が怪物ランナー佐藤清治(佐久長聖高校)超えをした!」

それだけでも歴史的価値があることだが高校記録を飛び越えて従来の日本記録も抜く快挙。

メディアでは田中希実ばかりに注目が集まる。女子1500mの日本記録ばかりが騒がれる。

しかし、男子1500mの日本記録更新には大きな意味と価値がある歴史的な大快挙である。


女子の1500mでは、24年ぶりに学生記録を更新した道下美槻(立教大学)も素晴らしい。

従来の女子1500m学生記録は1997年に岡本久美子(筑波大学)が出した4分13秒14。

1997年の記録を破ったことの方が歴史的に見て大きな価値があると言えるだろう。

田中選手だけではなく、もっと脚光を浴びても良い素晴らしい選手は沢山いる。

注目をされることによって更なる高みを目指すきっかけになる選手もいる。

選手の素顔と可能性を紹介するメディアが増えることを期待したい。


 <男子1500m 日本歴代記録TOP10>
  1.3分35秒42 河村一輝 (トーエネック) 2021.07.17
  2.3分37秒05 荒井七海 (Honda)    2021.05.29
  3.3分37秒18 佐藤圭汰 (洛南高校)   2021.07.17 高校新!

  4.3分37秒42 小林史和 (NTN)     2004.07.31
  5.3分37秒90 戸田雅稀 (サンベルクス) 2019.07.09
  6.3分37秒99 坂東悠汰 (富士通)    2021.07.17
  7.3分38秒11 渡辺和也 (山陽特殊製鋼) 2008.05.31
  7.3分38秒11 渡邊和也 (四国電力)   2011.06.29
  8.3分38秒12 松枝博輝 (富士通)    2019.06.01
  9.3分38秒24 石井隆士 (日本体育大学) 1977.09.03
10.3分38秒49 佐藤清治 (佐久長聖高校) 1999.05.22


 <男子1500m U20日本歴代記録TOP10>
  1.3分37秒18 佐藤圭汰 (洛南高校)   2021.07.17
  2.3分38秒49 佐藤清治 (佐久長聖高校) 1999.05.22
  3.3分38秒94 飯澤千翔 (東海大学)   2019.10.26
  4.3分41秒6   中村孝生 (日本体育大学) 1977.10.28
  5.3分42秒02 藤脇友介 (山梨学院大学) 1992.09.20
  6.3分42秒44 田母神一喜(中央大学)   2016.10.30
  7.3分42秒58 佐藤大樹 (東海大学)   2006.05.27
  8.3分42秒81 河村一輝 (明治大学)   2016.09.24
  9.3分42秒98 遠藤日向 (住友電工)   2017.06.23
10.3分43秒54 巽 博和 (順天堂大学)  1988.07.10


 <女子1500m 日本歴代記録TOP10>
  1.4分04秒08 田中希実 (豊田自動織機TC)2021.07.17
  2.4分07秒86 小林祐梨子(須磨学園高校) 2006.09.24
  3.4分09秒30 杉森美保 (京セラ)    2005.04.09
  4.4分10秒00 吉川美香 (パナソニック) 2007.05.05
  5.4分10秒08 陣内綾子 (九電工)    2013.08.03
  6.4分10秒39 田村育子 (グローバリー) 2002.06.23
  7.4分10秒52 卜部 蘭 (積水化学)   2021.06.25
  8.4分11秒10 弘山晴美 (資生堂)    1994.04.29
  9.4分11秒65 藤原夕規子(グローバリー) 2002.12.07
10.4分12秒06 木村友香 (資生堂)    2019.05.11


 <女子1500m 日本人学生歴代記録TOP5>
  1.4分12秒72 道下美槻 (立教大学)   2021.07.12
  2.4分13秒14 岡本久美子(筑波大学)   1997.09.12
  3.4分14秒5   桑城奈苗 (筑波大学)   2003.10.13
  4.4分15秒25 佐藤由美 (京都産業大学) 1995.07.07
  5.4分16秒37 飯野摩耶 (東京農業大学) 2014.07.19

赤文字は、2021年に樹立された記録。

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