ランナーズ・ジャーナル JAPAN (Runners-Journal.Jp)

事実に基づいた「真実のコラム」を掲載しています。今だからこそ伝えたい「本当のこと」をありのまま伝えたいと思います。

2020年05月

関東高校総体は、毎年、全国屈指のハイレベルな戦いが繰り広げられている。

特に南関東。短距離は勿論、長距離もインターハイ決勝レベルのレースとなる。

特に昨年は、女子中長距離全ての種目で日本一レベルが高いブロック大会となった。

過去にもハイレベルなレースが数多くある。

いずれも見応えのあるレース展開だけに結果が分かっている今でもワクワクする。

 (H30 南関東 女子3000m決勝 by no1231y)



(H29 南関東 女子3000m決勝 大会新記録9:09.93 小笠原朱里・山梨学院 by no1231y)



(小笠原朱里9:11.46優勝 / 2016関東高校陸上 南関東女子 3000m決勝 by toyosina2008)



(2014関東高校陸上 南関東女子3000m決勝 加藤美菜 原田紗枝 関谷夏希 by toyosina2008)



(樺沢和佳奈 9:06.47大会新 / 2016関東高校陸上 北関東女子 3000m決勝 by toyosina2008)

こういう時代を経て、今日に至っているのだと思うと女子長距離界の歴史を感じる。

こういう素晴らしい大会が、今年は開催できなかったのは残念だが、それも仕方ない。

今年の高校三年生には、自己表現する舞台が無かったが、次のステージで頑張って欲しい。

慰めでもなんでもなく心からそう願ってやまない。その分・・・

来年、通常通りに大会が開催されたら、関東大会で8分台が見られる可能性がある。

現在の高校二年生にはタレントが揃っている。

中学時代から実績がある選手。

高校生になってから力をつけてきた選手。

これから能力が開花すると思われる将来有望な選手が多くいる。

今年度、まだ試合を走っていないのが幸いして暑い時期に力を消費していない。

事実上、カラダを休ませた期間となっているのは、選手にとっては好都合となる。

カラダを休ませた分、来年の春季大会が一気にレベルアップする可能性は高い。

新型コロナが収束して、無事に大会が開催されれば、好記録は期待できる。

マイナスイメージばかりが報じられるが、アスリートにとってはプラスになった。

人のカラダは消耗品であることを忘れてはならない。

高校時代に無理に追い込んだツケは、必ずやってくる。

心身共にバーンアウト(燃え尽き症候群)するジュニア選手は少なくない。

それを考えたら無駄な消費をせずに体力を温存できたタメは将来の伸びしろになる。

やれ夢が無くなったとか、力を出せずに終わったと騒いでいるが、それは違う。

今年の高校三年生は、選手寿命が延びたと考えれば大きなアドバンテージだ。

こういう世代から二年後、三年後に大化けする選手が出てくるかもしれない。

夢が無くなったと嘆くのではなく、将来へ向けて夢のある話をしていけば力も湧く。

来年の関東大会では、歴史に残るような好レースが見られることを大いに期待したい。

日本全国に『陸上王国』を自負する県は、数多くある。

千葉、群馬、静岡、兵庫、福岡などは、ガチでそう思っている。

「アホを言うな!陸上と言えばウチだろ!」というのは…

東京、大阪、埼玉、神奈川、愛知、京都、熊本、宮崎、鹿児島など。

言い始めたらきりがいないくらい、陸上王国は、あちこちにある。

そんな中でも長距離種目において全国トップレベルを維持しているのは群馬県。

(通信陸上群馬県大会2014 女子1500m決勝 by 群馬EKIDEN&LD) 



(群馬県中学校総体陸上2016 女子共通1500m決勝 by 群馬EKIDEN&LD)



(群馬県中学校総体陸上2017 共通女子1500m決勝 by 群馬EKIDEN&LD)

いずれも素晴らしい走りで群馬県大会を盛り上げてくれた。

全国大会(全中&JO)でも全国優勝や多数の決勝進出者を輩出していた。

全国トップレベルの選手が同県内にいることで県全体のレベルが上がる。

熱心な指導者がいるだけでなく、県が一体となって強化策を打ち出している。

学校の支援、保護者の協力などが土台となって高いレベルを維持している。

県を挙げて素晴らしい取り組みをしているのは、間違いない。

今後も群馬県から全国トップレベルの選手が出てくることは安易に想像できる。

このレベルで対抗できる県は、千葉県、静岡県、兵庫県。

これらの県も女子長距離種目で全国チャンピオンを多数輩出している。

高校生並みの記録を出す選手が毎年出てくる。

それは、優秀な主導者が県内で競い合ってレベルを上げているからだ。

課題は、
将来的に息の長い選手を輩出するという育成システムの構築。

中学チャンピオンが五輪に到達するまでのロードマップを描くこと。

将来性という面では、兵庫県が優っている感があるが、他県も負けていない。

今回の休校措置による長期部活動休止が選手強化に及ぼす影響は少なからずある。

今こそ長距離王国としての底力を見せて欲しい。

それぞれが、独自のロードマップを打ち出し、円滑な強化策を遂行して欲しい。

『陸上王国』に相応しい取り組みに期待をしたい。

ストレッチをしてから運動をするのは、当たり前に知っていること。

高校の部活動では、強豪校と言われるチームほどストレッチの時間を与えている。

中学校では、放課後の限られた時間で行うこともあり殆ど準備運動をせずに開始する。

毎日部活が出来ていた時なら、カラダが慣れているのでそれでも良かった。

しかし、休校期間中に殆ど練習をしていない状態では準備運動は不可欠。

きちんと効果があるストレッチを行い、故障予防をしておくことも大事だ。

本格的に部活が再開される前に、十分なトレッチをしてカラダを慣らしておこう。
 (21 Dynamic Stretching Warm Up Exercises by Redefining Strength)



(Dynamic Warm Up Routine Follow Along by Redegining Strength)

学校が再開されることで多少なりとも生徒達に緊張感が出できた。

最近よく聞く生徒同士の会話は、こんな感じ。

「部活が休みだったから、もう2週間練習していないよ」

「えっ、俺は3週間、自主練もしてない」

「何も運動してないから3㎏太っちゃった」

「いいじゃん、俺は5㎏だぜ」

環境が整っている一部のスポーツ強豪校は、練習を継続している。

甲子園とインターハイの代替試合を開催すべきだと騒いでいる。

しかし、現実は違う。多くの生徒は自宅で「普通」に過ごしてきた。

そんな生徒達が、練習を再開してから怪我をしない為に必要なのは”体幹力”。

カラダに緊張感が無くなった状態で運動をするから故障に繋がる。

カラダに緊張感があれば故障のリスクは軽減できる。

増えた体重を落とすきっかけにもなる。

部活再開に向けて始めたい運動のひとつが体幹トレーニング。

今回は、プランクのみに絞ったエクササイズを紹介します。

10種類のプランクを45秒間ずつ行います。

  1.Plank
  2.Slow Mountain Climber
  3.Plank to Dolphin
  4.Single Leg Plank
  5.Plank Hip Dip
  6.Side Plank
  7.Spiderman Plank
  8.Single Arm Plank
  9.Commando + Plank Up & Down
10.Plank Jacks (Higt to Elbow)

動画の真似をしながら、まずは最後まで出来るかどうかチャレンジしてみましょう。
 
(BEST PLANK WORKOUT FOR SMALLER WAIST, FLAT ABS & FULL BODY FAT BURN! 10 Variations by Emi Wong)

難なくできるようになったら安心して部活練習に参加できます。

2~3セット行うと、更にカラダが引き締まります。

部活再開に向けて、是非、プランクチャレンジを行ってみましょう。

緊急事態宣言が解除されて学校再開の目途が立ち始めている。

それと同時に部活動も再開される。

あるアンケートでは、練習を継続出来ているのは全体の5%未満。

スポーツ強豪校と呼ばれる一部の学校のみが活動を継続している。

現状では、全国の殆どの生徒が練習をしていない。

部活動が再開されてから、いきなり休校前と同じ練習をするのは危険。

自主練習をしていたとはいえ本格的な練習は出来ていないだろう。

緊張感のある練習をしていないのに張り切って練習をすれば怪我をする。

新型コロナへの対策も必要だが、それ以上に怪我への準備が必要だ。

殆ど練習が出来ていないという中高生には、このエクササイズがおススメ!

落ちていた筋力を元に戻しながらカラダに適度な緊張感を与える。

緩んでいた体幹を安定させる効果がある。やっておいて損はない。

まずは、ここからスタートしてみよう!
 
(
20 MIN FULL BODY WORKOUT - Beginner Version // No Equipment I Pamela Reif)

カラダが温まってきたら、もう少しだけ呼吸を上げてみよう!
 
(20 MIN FULL BODY WORKOUT - Intense Version / No Equipment I Pamela Reif)

これを毎日1~2セットしておくだけでも故障のリスクは随分解消される。

部活再開を喜ぶ中高生は、楽しみながらで良いので日課として行ってみよう。

今更、大御所監督が箱根駅伝チームの指揮を執るなどは余りにも時代錯誤。

大御所監督を招致しても結果は変わらない。

何故そんなことが分からないのだろうか。

日本の陸上中長距離界には指導者がいない。

これは、もう10年以上ずっと続いている。

日本の陸上界は、近年、短距離の活躍が際立っている。

100mとリレーは、国民が最も期待を寄せる種目となっている。

活躍する理由は、指導する人材に恵まれているからだ。

かつて世界を相手に戦ってきた選手達が、そのまま指導者となっている。

彼らは、海外で武者修行をして独自のトレーニング理論を確立していた。

自らを研究材料として様々なことを試してきた。

探求心が旺盛な彼らは、兎に角、「速くなる為に必要なこと」を試した。

失敗もあったが「そうか、こうすればいいんだ!」と答えを導き出していた。

現役時代に沢山のことを試した結果を基に現在の指導に役立てている。

それが、短距離界の活躍の土台となっている。

同じ時代に同じように世界の舞台で力試しをしていたのが競歩選手。

彼らもまた、世界を相手に勝つ方法を武者修行をしながら追及してきた。

そして、世界で勝つために必要なことを肌で感じていた。

感じたことを言語化してイメージが湧きやすいように伝える指導スキル。

それが今日の競歩チームにはある。

同時期に世界を相手に活躍していた長距離選手は、何人かいる。

そして、彼らが現在、日本の若手の指導に当たっている。

彼らは、真面目で熱心。若手選手を育てたいという意欲もある。

しかし、正直に言ってしまえば、彼らには「学」がない。

感覚だけでやってきたのでそれを言語化して伝えるスキルがない。

更に欠けているのは、指導者としての資質。

指導する為に必要な話術、多角的な知識、グローバルな視点、野望がない。

誰も世界で戦えるスキルと資質を持っていない。

それが長距離界が低迷している理由だ。

世界で戦える選手を育成するには、本気で世界と戦う心がないと言葉が軽くなる。

今、長距離界で指導している40歳後半から50歳代の指導者には成功体験がない。

ことごとく世界の舞台で力の違いを見せつけられてきた。

その年代で成功体験をしているのは、森下広一、有森裕子、志水見千子、鈴木博美。

その下の世代に金メダリストの高橋尚子がいる。

世界の舞台でメダル獲得、もしくは上位入賞したのは、たった、この数名。

男子長距離界を引っ張ってきた高岡寿成には上記選手達のような実績はない。

今の選手達に訴えられる言葉のインパクトがない。つまり説得力がない。

世界の舞台に立つだけの選手なら現在も多数いる。

今の選手達は、その中の一人としてしか見ない。それが現実である。

指導者は、名誉職的な意味合いが多い。

早稲田、筑波、順天堂などの大学出身者が陸連の要職に就いている。

形だけ整えようとする彼らが尤もらしい言葉を並べても説得力がない。

選手達の心に響かない。本気で世界と闘おうとしない。

小出義雄、藤田信之、鈴木秀夫といった職人気質の指導者はいない。

彼らとは、圧倒的な人間力の差がある。人を惹きつける力の差がある。

今の日本長距離界の指導者は、口先だけの人間が多い。

だから言葉に説得力がない。

現在の長距離選手で最も有名なのは、大迫傑、設楽悠太、川内優輝。

この3人は、個人で道を切り開いてきた選手達。

高校や大学で活躍した選手もいるが、社会人になってからは独自路線で走ってきた。

陸連の言うことを「はい、そうですか。分かりました」と聞く選手達ではない。

口先だけ、形だけ、カッコだけなのを彼らは見抜いている。

陸連強化合宿を強化プロジェクトとカタカナにしただけで革新的だと胸を張る陸連。

役職名をカタカナにして今風に見せても、指導力の無さ、人間力の無さは隠せない。

現在の短距離コーチングスタッフとは、選手に与えるインパクトが違う。

経験値による言葉の重み。世界で戦うために必要な目線。見えている道筋。

全てにおいて明らかに劣っている。信頼度が違う。

それなのに態度だけは大きい。自分達が陸上界を盛り上げていると勘違いしている。

今の指導スタイル、運営体制では日本長距離界から世界で戦う選手は出てこない。

陸連の言うことを聞かない選手。個人で道を切り開く選手に頼るしかない。

今更、大御所監督が出て来ても何も変わらない。

名誉職的な考えで指導現場に立つのなら、それは寧ろ弊害でしかない。

自分達の時代は、とっくに終わっていることを自覚出来ていることを期待する。

「日本人が世界で戦えるのは長距離・マラソンだけ」

「中距離種目では戦えない」

「何故なら筋力が違うから」

そう考えている指導者は多い。

その考えが根底になるから日本人選手に必要以上の筋トレを求める。

マシンを使用してのパワートレーニングの効果があるのは、一定のレベルまで。

日本記録を更新して世界と戦えるレベルにするには、パワートレーニングは不要。

体質的にパワートレーニングをすると筋肉が硬直してしまう日本人には不向きだ。

ラストになればなるほど走りが硬くなる中距離選手は、それ以上の成長は難しい。

筋力アップをして出力を大きくしただけではスピードアップは望めない。

スピードを上げる為に必要なのは、パワーが出る筋肉ではなく柔軟性のある筋肉。

ガチガチな動きのままラスト100mに入っても加速力は生まれない。

力めば力むほど失速していく。それでは、世界と戦えない。

日本の中距離選手に必要なのは、バレエの要素を取り入れたトレーニング。

これは、基礎中の基礎トレーニング。

(LEAN INNER THIGHS / TrainLikeaBallerina)

 
クラシックバレエ界でプリンシパルと称されるダンサーの実力をご存知だろうか。

その見た目から筋力が無いように思われるが、それ大きな間違いだ。

バレエダンサーのスタミナ、筋持久力、酸素運搬能力、集中力、瞬発力は次元が違う。

日頃、ダンサーがしているレッスンに日本の中距離選手が参加したら1時間も続かない。

圧倒的な体力の違いを思い知らされる。圧倒的な意識の違いを感じる。

その違いは、プロ意識の違い。

バレエダンサーは、鍛えるのが目的ではない。鍛えたカラダを使って表現するのが仕事。

カラダで表現して魅せて人々を感動させるのが仕事だ。

しかし、多くの陸上選手は、鍛えるのが仕事になっている。

その先の試合は、”時の運”として考えられている。

陸上選手に多い言い訳は、「頑張ったけどカラダが動かなかった」というセリフ。

「頑張る気持ちはあるけど、脚が痛くなって走れなかった」

「必死にラストスパートしているけど脚が動いてくれなかった」

「勝ちたい気持ちはあったけど、ラストは気持ち負けしてしまった」

そんな言い訳が通用するのが、今の陸上中長距離界の現状。

脚を痛めやすいなら、脚が痛くならない脚を作れば良い。

故障しやすいカラダなら、故障し難いカラダに鍛えれば良い。

力んでもスピードが出ないなら、力まずに出せる方法を見つければ良い。

こんな簡単なことが選手も指導者も分かっていない。

言い訳せずに単純にやれば良いのに難しく考えて言い訳を作る。

それでは、いつまでたってもプロ意識を持った選手が出てこない。

「その日、走れるか走れないかは、やってみなければ分からない」

そんなギャンブル的な考えでしか陸上競技を見ていないなら育成など出来ない。

プロのバレエダンサーのように10回やったら10回成功して当たり前。

出来るか出来ないか分からない状態で舞台に立つことなどあり得ない。

あれだけ全身を使って表現するエネルギー。

何度も何度もジャンプを繰り返す脚筋力。

しかも、表情を歪めたり、途中で諦めたりしない強い精神力。

それは、日本の中距離選手が学ばなければならない要素ばかりだ。

まずは、どうしたらしなやかな動きが出来るのかを体験することから始めたい。

動画のエクササイズは、簡単に出来るかもしれないが大事なのはしなやかな動き。

魅せる動きを心掛けて行う意識が大事だ。決して力任せにやらない。

本気で中距離種目の日本記録を更新したいなら。

本気でラストスパート時の力み癖を改善したいなら。

本気でゴール前の加速力を高めたいなら。

週2回、必ず取り入れて意識とカラダ改革をしてみると良い。

やって損のないことは、理屈を述べる前にやってみること。

それが、自分自身を高めるのに最も必要な要素だ。

カラダは鍛えるだけではなく、休ませることで強さを増す。

休み方も、ただゴロゴロするだけではカラダの緊張は解消されない。

運動後にはクールダウンが必要なことは良く知られている。

しかし、どんな運動をどの程度すれば良いのかを意識している人は少ない。

自粛要請期間に運動を始めた方は、そろそろ、カラダのあちこちに痛みが出る頃。

休校措置の解除後、部活動が再開されてから最も懸念されるのもカラダの痛みだ。

運動初心者から部活動に励む中高生まで今だから必要なのは、運動後のクールダウン。

二種類のクールダウン動画を紹介するので、自分に必要なものを行ってみましょう。

エクササイズ的な要素を取り入れたクールダウンが、こちら。
 (10 MIN COOL DOWN ROUTINE - slow workout, suitable for nighttime // No Equipment I Pamela Reif)
 
ストレッチ的な要素をメインにしたクールダウンは、こちら。

(10 MIN STRETCHING ROUTINE TO GET YOUR SPLITS! // Rachel DeMita)

カラダを休めることの重要性を理解して、正しい休め方を知れば練習効果は上がります。

面倒くさいと思ったとしてもやらないよりは、ずっとマシです。

まずは、動画を見ながら音楽に合わせて見よう見まねで行ってみましょう!

上半身を効果的に鍛えるトレーニング。

筋力がないキッズや女性でも無理なく出来るのがポイントです。

無駄な脂肪を燃やしてキュッと引き締まった上半身をつくります。


(10 MIN TONED ARMS - quick & intense at home / with water bottles I Pamela Reif)


 (10 MIN BACK WORKOUT - upper back, lower back, lats & neck / Equipment: Bottles I Pamela Reif)



(
10 MIN UPPER BODY WORKOUT - Back, Arms & Chest / No Equipment I Pamela Reif)

カラダを揺らして走る癖がある選手。

腕振りが上手く使えない選手。

レース後半の失速が大きい選手。

上半身を無理なく鍛えることで走りに安定性が生れます。

是非、10分間のトレーニングを日々の日課として取り入れてみましょう。

五輪やW杯などの世界的なスポーツイベントには、莫大な金が絡んでいる。

スポーツを金儲けの道具にしている大人たちは世に溢れている。

高校野球をはじめとした高校スポーツも同じように金儲けの道具となっている。

純粋な高校生が、懸命に白球を追う姿が国民に感動を与えている。

それを商品価値があるコンテンツとしてフリーで使っているのが高野連とマスコミ。

高校球児は、ノーギャラで視聴率を上げている。

高校球児は、カラダを犠牲にして経済効果を生み出している。

高校球児は、自分達が利用されていることを知らずに感動物語を演じさせられている。

そして、学校の名誉、知名度の向上、受験者数の増加などの為にカラダを張っている。

確かに、高校球児にも見返りはある。

甲子園で勝てば、学校から様々な好待遇を受けられる。

授業料免除や大学への推薦などの優遇措置を与えられるのも事実。

しかし、そんなのは、彼らが生み出す経済効果に比べたら微々たるものだ。

高校生が想像を絶する莫大なお金が、彼らの頭上でビュンビュン飛び交っている。

甲子園中止の決定を発表した記者会見を見て、こんな風に聞こえてしまった。

「今年は、金儲けにならないから、もう自分達で好きにやっていいよ」

これが大人たちの本音だとしたら、高校球児の心など分かる由もないだろう。

甲子園は、一体誰の為のモノなのか。

甲子園が存在する意味は、何だったのか。

甲子園が齎すのは、生徒の未来ではなく、大人たちの既得権益だとしたら…

これを絶好の機会として甲子園の在り方を見直すきっかけになって欲しい。

もうこれ以上、高校野球を、高校球児を、高校スポーツ界を食い物にしないで欲しい。

高校生が懸命にスポーツに打ち込む姿が汚されない文化であって欲しいと切に願う。

これで野球しか出来ない”野球バカ”が減るチャンスになる。

全然勉強せずに高校へ入学出来てしまうスポーツ推薦制度の弊害。

「勉強するくらいならバットを振れ!」

「甲子園に行けば頭が悪くても大学へ行けるぞ!」

「勉強せずに野球に打ち込んだ奴ほどプロへの道が近づくんだ!」

そんな教育を平然としている中学・高校の野球部監督が全国には山ほどいる。

「野球をする為に高校に入学したんだから野球さえやっていれば良い」

「俺は、監督からスカウトされて、この高校に入ったんだから野球だけする」

「野球で結果を出せば学校の宣伝になるし、みんな喜ぶ」

そんな風に勘違いをしている高校球児も山ほどいる。

春夏の甲子園が無くなったことで目が覚める生徒がいて欲しい。

「野球だけをしていたら社会生活から置いて行かれるんだ」

「ちゃんと勉強をして、ちゃんと将来のことを考えなきゃダメなんだ」

そういう意識に変わってくれるきっかけになって欲しい。

高校球児が泣く姿をニュースで紹介する必要などない。

五輪が延期になり、世界規模の大会も行われていない中で察しはついている。

まったく寝耳に水だったなどと語る生徒などいない。

高校生でも今は開催できるような状況ではないのは百も承知だ。

この状況下でも泣き崩れるような生徒には、もっと勉強させる必要がある。

その程度の認識力しかないような生徒には、野球よりも勉強が必要である。

甲子園に行けば、赤点を見逃して貰える時代は、とっくに終わっている。

名門校の野球部員だからと言って勉強しなくて良いなどは言語道断。

今こそ、高校球児たちにも「普通の高校生活」を経験して欲しい。

野球しか出来ない”野球バカ”をつくる球界の仕組みを変える最大のチャンス。

通常は夏の甲子園(本選・予選)が終わったら勉強に切り替える高校球児。

勉強と野球を両立してきた生徒には、踏ん切りがつく絶好のタイミングだ。

むしろ甲子園中止は彼らにとって好都合。気兼ねなく勉強に打ち込める。

バットとボールをノートとペンに持ち替えて、思い切り勉強に専念できる。

それでこそ、本来の高校生の姿だ。

これを機に各学校の野球部員が学習に対する認識を変えて勉学に励んで欲しい。

47都道府県予選の準決勝(ベスト4)以上に進める学校は188校。

それらの学校から1000人の署名を集めれば、18万8千もの数が集まる。

2000人の署名が集まれば、37万人もの莫大な数になるだろう。

甲子園に行きたいと思っている学校の保護者が真剣に署名をすれば簡単に達成できる。

しかし、甲子園開催を求める署名は、わずか1万人程度。

つまり、殆どの学校の関係者・保護者は、それほど開催を望んでいない。

そう考えるのが妥当な数字の見方だ。

実際には、メディアが騒ぐほど甲子園開催を望んでなどいない。

殆どの国民は、現状を良く理解している。

修学旅行にさえ行けない状態である。

学校行事は、ひとつも行われていない状態である。

それなのに、金の亡者となっている関係者は、未だに理屈を述べている。

「経済効果を考えれば、数百億円の経済損失がある」

「高校球児たちの将来が心配だ」

「今まで必死に甲子園を目指してきた生徒の夢を壊すのは残酷だ」

感染リスクは、綺麗ごとでは済まされない事態であるのを未だに理解していない。

甲子園を真剣に目指している学校。

野球を仕事として将来を決める生徒。

そんなのは、日本国内の全高校生の中の極々一部でしかない。

一部の私立高校が認知度を上げて受験者数を増やす為に野球に力を入れているだけ。

甲子園が開催されなくても痛くも痒くもない高校生の方が圧倒的に多い。

それを間違えてはいけない。

スポーツをやっていれば将来の道が開けると思ったら大間違いだ。

そういう考えで野球や他のスポーツをしているとしたら大きな勘違いである。

スポーツだけをしていてもメシは食えない。

箱根駅伝ではメシを食えない。

甲子園でもメシは食えない。

メシが食える程の選手になれるのは、ほんの一握りしかいない。

甲子園というまやかしの舞台があるから将来、道を誤る高校生が生れる。

自分達は、特別な存在だと勘違いをしたまま育つことで生き方を間違えてしまう。

夏の甲子園が開催されても開催されなくても実際には関係ない。

甲子園が人生を切り開くのではない。

甲子園が将来を輝かせるのではない。

甲子園が立派な人間を育成するのではない。

高校生としてやるべきことをして、一定の学力を備えておけば人生は開ける。

高校生として普通に学業をして、普通に進路選択をすれば、将来への道は開ける。

自分達が特別だと思ったら将来間違いなく失敗する。

自分達が国民に夢を与えていると思ったら自分の価値をはき違えてしまう。

甲子園が無くても「存在価値」を表現できる高校生になるのが本当の教育だ。

高校球児、指導者、学校関係者は、今こそ必要な教育は何かを考える時だろう。

甲子園は、決して特別な場所ではないことを深く理解して欲しいと願う。

基本的にランニングは、同じ筋肉を同じようにしか使わない競技である。

「子供の頃から同じ所を故障する」

「走り込むと膝が痛くなる」

「スピード練習をすると股関節が痛くなる」

「クロカン練習をすると腰痛が悪化する」

こういうセリフを言う中高生、女子学生、実業団選手は少なくない。

殆どの場合、子供の頃から走る練習しかしていないことが原因と考えられる。

つまり同じ筋肉を同じように使うので慢性的な疲労が蓄積しているからだ。

カラダは消耗品である。本格的に走ったら10年がひとつの目安となる。

中学生で芽が出た選手は、23~25歳。

高校生で芽が出た選手は、27~29歳。

高校卒業後に目が出た選手は、30~32歳。

同じことを同じようにやっていれば、肉体も精神も疲弊してしまう。

そうならないように走る以外の練習でカラダを鍛える習慣を身につけたい。

また、痛みはカラダが出すサインだ。

「ここの筋肉が弱いから、もっと鍛えてくれ!」

「ここは、もう十分に使っているから違う筋肉を使ってくれ!」

カラダが出すサインを正しく理解して総合的なカラダ作りをする。

それが、故障防止に繋がり、選手寿命を延ばすことにも繋がる。

だからといってスポーツジムへ通ってマシンをガシャガシャする必要はない。

スポーツジムでのマシン・ガシャガシャ運動は、殆ど役に立たない。

刺激を入れることによって「やった感」はあるが、走ることには結びつかない。

走る動作に連動していない筋トレは、いくらやっても意味がない。

それよりも、今だからできることがある。

走らなくても速くなる室内トレーニング!

カラダ全体を動かしながら筋肉の連動性を養う。

普段使っていないインナーや使いきれていない部分を鍛える。

「ここの筋肉が弱いなぁ」

「もっと、ここを使えるようになるといいなぁ」

「妥協のないカラダをつくることがスピード強化に繋がるなぁ」

そんな風に思いながらチャレンジするとカラダのキレが増す実感を得られる。

まずは、7分間、プランクチャレンジ!

(7 MIN PLANK CHALLENGE / No Equipment | Pamela Reif)

次は、チューブ(ラバーバンド)を使っての10分間、チャレンジ!

(10 MIN BOOTY ACTIVATION - to grow your glutes / optional: Resistance Band I Pamela Reif)

最後にカラダ全体の動きを滑らかにするダンス・エクササイズ!
 (15 MIN SEXY DANCE WORKOUT / burn calories & move your hips / No Equipment I Pamela Reif)

カラダを自由自在に使いこなせてこそ、本来、自分が持っている能力を発揮できる。

偏ったカラダの使い方をしていたらカラダは悲鳴を上げるばかり。

酷使してきた筋肉を休ませて、使っていなかった筋肉を使えるようにする。

今だからこそ、弱点を改善して、逆に強みにするトレーニングを取り入れてみよう!

脇田茜という陸上選手ほど天と地を味わった選手はいない。

須磨学園高校時代には、一年生アンカーとして全国高校駅伝優勝!

しかし、三年生の時には、試合前日に補欠に回される悔し涙を飲んだ。

その時の優勝は、エース新谷仁美が率いる興譲館高校(岡山)。

脇田茜は目の前でライバル校の優勝を見ていた。心から悔しいと思ったという。

脇田茜は、豊田自動織機入社後、2年目(2007年)に1万Mで大活躍する。

兵庫リレーカーニバルでは、31分39秒32の日本Jr.記録(当時)を更新。

日本選手権では、序盤から大きく遅れる苦しい展開になるが後半息を吹き返す。

粘りに粘る走りを見せて見事に世界陸上代表の座を獲得する。

同年夏に行われた大阪世界陸上に日本代表として出場。世界の舞台を経験した。

しかし、東日本実業団女子駅伝では故障の影響で失速。チームも予選落ちとなる。

だが、そのままでは終わらないのが脇田茜という選手の強さだ。

翌年の東日本実業団女子駅伝では、王者三井住友海上に肉薄するレースをして2位。

12月の全日本実業団女子駅伝では、チームを優勝に導く大激走を見せた(5区)。

実は、脇田茜と同期入社したのが、現在、日本女子長距離界を引っ張る新谷仁美。

当時、共に全国高校駅伝優勝を経験しているゴールデンルーキーとして期待された。

この二人は、須磨学園と興譲館の出身ということもあり入社当初は口もきかない仲。

負けず嫌いなのはアスリートの性だが、ライバル意識が強く全く折り合いが悪かった。

しかし、最強のライバルが力を合わせたことによって駅伝日本一を獲得出来た。

現在の新谷仁美の活躍は、脇田茜にも届いているはず。

共に競い合い、共にどん底を見て、共に栄光を手にしてきた二人。

現在、それぞれ活躍する舞台は違っても、二人の生き様は誰にも真似できない価値がある。

元チームメイトの活躍を今の仕事の活力に変えてお互いに成長してくれることを期待する。


 

甲子園であれ、インターハイであれ、高校駅伝であれ、全ての大会の主役は生徒。

成長期に必要なことを学ぶ教育の場であり、遣り甲斐を感じて自らを高める場である。

しかし、現実は違う。生徒の為ではない。監督・コーチの実績作りの場となっている。

生徒の遣り甲斐など関係ない。監督自身の生き甲斐として全国大会を位置付けている。

自分の実績を作るため。自分の威厳を保つため。自分の指導力を知らしめるため。

部活動が休止となっている今、精神的なバランスを崩しているのは実は監督自身だ。

普段は、家庭など省みず、練習に明け暮れる日々を送っている。

家族サービスなどしたことがない。自分の子供と一緒に遊んだこともない。

20年、30年、ずっと生徒と一緒に過ごしてきた。

ある意味、自己の承認欲求を満たす為に選手育成に全力を傾けていると言って良い。

過去数十年、ずっと、生徒の前に立ち続けてきた指導者にとって活動休止は痛すぎる。

「もう2ヶ月以上、生徒達に会っていない」

「生徒の前に立っていないと自分が自分じゃなくなるみたいだ」

「生徒達の為ではなく、自分自身の生き甲斐だったことに改めて気付く」

そう語ってくれたスポーツ強豪校の監督がいる。

「生徒達の将来のために・・・」

「生徒の夢の舞台だから・・・」

「生徒に目標を与えたい・・・」

すべての言葉は、そのまま自分自身への言葉として受け止められるという。

今こそ、指導者が自分自身の在り方について素の自分と向き合って考える時。

甲子園に行きたかったのは、生徒ではなく自分だと認めること。

インターハイが中止になってガッカリしたのは自分だと気付くこと。

生徒達の前に立てなくて精神的苦痛を味わっているのは自分だと感じること。

生徒がいなければ何も出来ないのは自分だったと自分の存在の小ささを自覚すること。

自分を顧みることが出来る指導者なら、新しい指導スタイルを見つけられるはずだ。

休校期間を終えて部活動が再開した時、指導者としての「真価」が試される。

暴力的指導やパワハラ・モラハラがなくなる良いきっかけになることを切に願う。

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