ランナーズ・ジャーナル JAPAN (Runners-Journal.Jp)

事実に基づいた「真実のコラム」を掲載しています。今だからこそ伝えたい「本当のこと」をありのまま伝えたいと思います。

2019年05月

全国各地で熱戦が繰り広げられている高校総体予選。

全国的な強豪校ほどチームの調子を秋以降に上げる流れができているので、高校総体予選の結果だけでチームの戦力を判断することはできない。チーム事情によって様々な背景があるはずだ。高校生といえども無限の体力がある訳ではないから3年間エンジン全開で突っ走ることはできない。割り切った考え方をする高校は、駅伝のみに全力で臨むこともある。チーム戦略次第でトラックシーズンの結果は、全く違う。それぞれの現状と思惑を探りながら戦力分析をしてみたいと思う。

東京都高校駅伝は、順天 vs. 錦城学園 で紹介したように過去にない激戦が予想される。選手個々の記録的には、互角といって良い。

では、高校総体東京都予選を終えて選手の状況を見てみよう。

【女子800m決勝】
1.2:08.64 ヒリアー 紗璃苗(明星3)大会新
2.2:10.33 鈴木梨々亜(都立南平3)
3.2:10.83 岡本愛梨 (東京2)
4.2.11.04 南 日向 (順天1)
5.2:12.46 井上莉里加(都立東大和3)
6.2:12.48 川島琴美 (白梅学園3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.2:12.76 島貫恵梨子(錦城学園2)
8.2:16.32 鈴木美呼 (都立板橋2)

【女子1500m決勝】

1.4:25.18 増渕祐香 (錦城学園3)
2.4:25.32 保坂晴子 (錦城学園3)
3.4:27.10 道下美槻 (順天3)
4.4.29.23 南 日向 (順天1)
5.4:29.34 鈴木日菜子(城西2)
6.4:29.51 木島あすか(東京2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:30.99 坂口愛知 (錦城学園3)
8.4:35.87 長山優愛 (順天3)

【女子3000m決勝】
1.9:25.07 増渕祐香 (錦城学園3)
2.9:32.18 保坂晴子 (錦城学園3)

3.9:37.16 村上礼乃 (城西3)
4.9.41.28 足立涼美 (順天3)
5.9:41.65 三輪南菜子(錦城学園2)
6.9:42.52 木島あすか(東京2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.9:49.42 会田佳世 (順天3)
8.9:57.31 塩崎七海 (城西3)

<両校の関東大会進出人数比較(進出者名)>
     〜順天〜      〜錦城学園〜
800m    1(南)        
1500m  2(道下・南)    2(増渕・保坂)
3000m  1(足立)      3(増渕・保坂・三輪)

今回、素晴らしいパフォーマンスを見せた錦城学園の勢いと強さは関東大会でも他校を脅かすに違いない。昨年インターハイを経験している増渕・保坂の2枚看板が好調を維持。インターハイ出場へ向けて順調な仕上がりといえる。昨年まではダブルエース頼みという印象があったが、今年は、同期の坂口、一年後輩の三輪・島貫、新人の塩入などが着実に力をつけている。他にも力のある選手が控えているので、今の勢いからして、そう簡単には崩れないチームだと言える。昨年は記念大会枠での全国高校駅伝出場だった。今年は、一発勝負。確実に優勝して全国への切符を掴みたいという気迫が伝わってくる。今年代表になれば、東京都の過去最高順位(全国10位)を更新する可能性は高い。

一方の順天は、3年生の3枚看板が、足並みを揃えて仕上がらなかった。それが錦城学園との差になっている。長山・道下・会田の3枚看板が本来の調子を取り戻せば錦城学園には全く引けを取らない。3000mで4位に入り都大会を勝ち抜いた足立は、実際にはチーム5番手の選手。その選手が奮起している姿は、主力の調子が上らないチームの支えとなっているはずだ。3000mを走れる選手は他にもいる。3年の矢野・塩野、そして、スーパー新人の南の存在も忘れてはならない。東京都でなければ1年生で800mと1500mの2冠を達成していた。南の走りは間違いなくチームに活力を与えている。他にも力をつけている新人選手もいる。主力全員が足並みを揃えた時の順天は、全国高校駅伝でも8位入賞する力がある。

<東京都高校駅伝優勝への条件>
①10月までに5000m16分10秒以内の選手を3人揃える
②その他に4000m13分10秒以内の選手を3人揃える
③ロードへの適正を養う
④マッチレースに強くなる
⑤5区間、それぞれのスペシャリストをつくる

<東京都高校駅伝展望〜5月時点〜>
順天・錦城学園の2強プラス城西という構図は、今年も変わらない。現状では、2強が抜けている感はあるが、実は、城西が背後からプレッシャーを掛けているから2強が進化を続けているとも言える。万が一、1区で2強がもたつくと、その隙をついて城西が先頭を走ることも十分にあり得る。それくらい秘めた力が城西にはある。選手補強とチーム強化は2強に引けを取らない。次に続くのが東京高校。こちらも選手補強と強化は順調に進んでいる。短距離だけではないところを見せたいところだ。その次に続くのが、都立上水、東京実業、駒大など。ここからは、3000mを10分台で走れる選手が何人いるかで判断できる。1区6㎞と5区5㎞を確実に走れないと駅伝はチーム力が安定しない。1区と5区を走るには、3000mを安定して走る力が必要だ。そういう点では、都総体3000m決勝に残った選手がいる学校が、都高校駅伝でも関東大会の切符を掴むだろう。混戦は必至だ。注目しているのは駒大。3000m決勝で一年生が14位(10分08秒)と好走した。他校の選手の多くが1500mと兼ね出場しているため、どの選手も疲労困憊の中、ここがチャンスとばかりに元気な走りをした。毎年1区での遅れが大きかった駒大。3000mを9分台に近づく記録で走れる選手の出現は朗報だろう。フレッシュな一年生がいる効果で3000mを走れる選手を増やすことができれば関東高校駅伝の切符が近づく。どの高校からも目が離せないシーズンになりそうだ。

<南関東>
【東京都女子800m決勝】
1.2:08.64 ヒリアー 紗璃苗(明星3)大会新
2.2:10.33 鈴木梨々亜(都立南平3)
3.2:10.83 岡本愛梨 (東京2)
4.2.11.04 南 日向 (順天1)
5.2:12.46 井上莉里加(都立東大和3)
6.2:12.48 川島琴美 (白梅学園3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.2:12.76 島貫恵梨子(錦城学園2)
8.2:16.32 鈴木美呼 (都立板橋2)

【神奈川県女子800m決勝】
1.2:14.60 新田 望 (法政二1)
2.2:15.18 菅原優衣 (平塚江南3)
3.2:15.82 服部咲季 (相洋1)
4.2.15.93 神田陽向 (慶應藤沢3)
5.2:16.03 村田瑞葉 (市立金沢3)
6.2:16.10 齋藤真歩 (法政二1)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.2:16.16 佐野成泉 (川崎市立橘3
8.2:21.35 細谷美鈴 (川崎市立橘1

【千葉県女子800m決勝】
1.2:13.97 八代菜々美(船橋法典3)
2.2:14.34 山﨑りさ (成田2)
3.2:15.56 中村仁美 (成田2)
4.2.17.97 柏木詩織 (東葛飾1)
5.2:17.97 髙橋 葵 (日体大柏3)
6.2:17.63 高瀬菜々香(松戸馬橋3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.2:18.35 金見菊花 (渋谷学園幕張1)
8.2:22.43 山本朋佳 (成田2

【山梨県女子800m決勝】
1.2:20.58 横山 葵(身延2)
2.2:22.19 堀内菜央 (甲府南2)
3.2:23.30 桜井百香 (笛吹3)
4.2.24.86 矢部綾乃 (駿台甲府3)
5.2:26.57 渡辺萌梨 (山梨学院2)
6.2:26.95 佐野鈴香 (身延2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.2:27.40 川下玲奈 (山梨学院3)
8.2:36.94 河野もな (駿台甲府3)

<北関東>
【群馬県女子800m決勝】

1.2:16.49 山脇きらら(常盤3)
2.2:16.59 並木美乃 (常盤1)
3.2:16.92 佐藤友郁 (新島学園2)
4.2.16.99 久保田優花(四ツ葉1)
5.2:17.41 岡村美桜暖(健大高崎2)
6.2:17.95 大山桜花 (共愛学園1)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.2:31.22 武田菜月 (健大高崎1)
8.2:38.85 谷山優衣 (中央中等3)

【茨城県女子800m決勝】
1.2:18.87 旭 彩華 (水城2)
2.2:20.29 河嶋菜々子(水城3)
3.2:20.51 國澤亜希 (江戸川学園取手3
4.2.20.95 篠塚美来 (東洋大牛久1
5.2:20.98 石引稚菜 (土浦日大1
6.2:21.15 前川凪波 茨城キリスト2
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.2:21.41 山﨑聖奈 (取手聖徳女1
8.2:31.22 櫻井 凜 (水戸一2)

【栃木県女子800m決勝】
1.2:15.35 飯塚遥香 (白鴎大足利2)
2.2:16.16 平山萌花 (那須拓陽2)
3.2:16.34 木村桜華 (宇都宮文星女子2
4.2.19.37 太田 瞳 (白鴎大足利1)
5.2:19.76 片寄帆香 (宇都宮中央女子2)
6.2:19.96 成瀬 叶 (國學院栃木3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.2:20.05 門井佑加 (大田原女子2)
8.2:24.42 島田愛香 (白鴎大足利1

【埼玉県女子800m決勝】
1.2:13.45 福田舞菜 (東京農大三3)
2.2:13.48 木下紗那 (昌平1)
3.2:15.46 丹羽遥奈 (昌平1)
4.2.16.21 小暮真緒 (所沢西2)
5.2:16.22 吉田詩央 (埼玉栄3)
6.2:16.29 萩原ちづる(本庄一3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.2:18.01 今村美緒 (本庄一2)
8.2:18.37 川嵜美花 (入間向陽3)
  
<南関東>
【東京都女子3000m決勝】
1.9:25.07 増渕祐香 (錦城学園3)
2.9:32.18 保坂晴子 (錦城学園3)
3.9:37.16 村上礼乃 (城西3)
4.9.41.28 足立涼美 (順天3)
5.9:41.65 三輪南菜子(錦城学園2)
6.9:42.52 木島あすか(東京2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.9:49.42 会田佳世 (順天3)
8.9:57.31 塩崎七海 (城西3)

【神奈川県女子3000m決勝】
1.  9:22.28 小谷真波 (白鵬女子3)
2.  9:22.99 信櫻 空 (川崎市立橘3)
3.  9:33.64 下里芽依 (白鵬女子3)
4.  9.36.13 菅原優那 (平塚江南3)
5.  9:36.32 長峯野々花(三浦学苑2)
6.  9:47.87 並木怜奈 (三浦学苑2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.10:00.07 児玉千依 (平塚江南3
8.10:01.11 梅木優子 (湘南台3

【千葉県女子3000m決勝】
1.  9:27.34 小坂井智絵(成田2)
2.  9:33.33 加藤礼菜 (小金3)
3.  9:36.85 風間歩佳 (成田3)
4.  9.48.09 青山由佳 (市立船橋3)
5.10:02.11 小林陽花 (市立船橋3
6.10:05.38 藤村優李 (流経大柏2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.10:06.48 野宮寧々 (匝瑳3)
8.10:06.81 森 結唯 (流山南3)

【山梨県女子3000m決勝】
1.10:13.74 鬼頭このみ(山梨学院2)
2.10:18.52 伊藤 夢 (山梨学院3)
3.10:18.98 米原千尋 (山梨学院3)
4.10:33.91 野田みりか(韮崎2)
5.10:41.71 甘利涼那 (甲府昭和2)
6.10:43.17 土屋愛佳 (笛吹3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.10:54.23 桜井百香 (笛吹3)
8.10:57.80 名取万記歩(韮崎3) 

<北関東>
【群馬県女子3000m決勝】

1.  9:44.69 星野輝麗 (常盤2)
2.  9:50.87 兼子照実 (前橋東1)
3.  9:50.14 不破聖衣来(健大高崎2)
4.  9.51.96 野本未桜 (農大二3)
5.  9:51.76 松崎 愛 (常盤3)
6.  9:52.66 林 亜美 (常盤3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.  9:55.95 増田優菜 (健大高崎2)
8.10:19.73 山下真奈 (太田女1)

【茨城県女子3000m決勝】
1.  9:53.79 宮内志佳 (茨城キリスト3)
2.  9:57.23 藤沼奈瑠 (水城3)
3.  9:59.40 山形思乃 (水城3)
4.10.03.35 髙橋実里 (水城2)
5.10:04.77 中村実優 土浦日大中等1
6.10:06.67 圷めいか (茨城キリスト3
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.10:24.33 樫村日茉利(多賀3
8.10:28.57 小林愛奈 (茨城キリスト2

【栃木県女子3000m決勝】
1.  9:46.83 藤原唯奈 (白鴎大足利2)
2.  9:48.05 小林遥香 (那須拓陽3
3.  9:57.97 梅村光理 (白鴎大足利3
4.10.00.20 山口あずさ(白鴎大足利2
5.10:02.22 星野 凜 (宇都宮文星女子2)
6.10:05.70 平山凜々亜(那須拓陽2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.10:15.30 宇塚花子 (宇都宮文星女子2)
8.10:21.21 小野崎杏 (宇都宮文星女子3

【埼玉県女子3000m決勝】
1.  9:44.56 四元桃奈 (昌平2)
2.  9:50.32 吉井美咲 (本庄東3)
3.  9:51.54 鈴木ひらり(昌平3)
4.  9.52.00 鈴木理菜 (本庄一1)
5.  9:54.33 中村来知 (埼玉栄2)
6.10:00.79 髙橋朱穂 (本庄一2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.10:01.00 髙島美結 (昌平2)
8.10:11.70 蟹江きりの(埼玉栄2)


<南関東>
【東京都男子800m決勝】
1.1:57.01 村越風斗 (日大豊山3)
2.1:57.63 黒田 翼 (城西3)
3.1:57.84 新奥孝太 (東京工業高専3)
4.1.57.86 石橋 弦 (明大中野3)
5.1:57.89 岩間 建 (都立田無3)
6.1:58.35 山林レオ (東京実業3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.1:58.40 髙橋智紀 (早大学院3)
8.1:58.82 佐野朋希 (東京成徳3)

【神奈川県男子800m決勝】
1.1:53.12 北野大輔 (法政二3)
2.1:53.25 芳沢暢浩 (光陵3)
3.1:53.97 宮下朝光 (法政二3)
4.1.54.23 目良航大 (中大附属横浜3)
5.1:54.33 山﨑太良 (三浦学苑3)
6.1:54.53 星野右京 (上矢部2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.1:58.28 濱口直人 (相洋2)
8.1:59.74 松平爽良 (保土ヶ谷3)

【千葉県男子800m決勝】
1.1:50.54 金子魅玖人(鎌ヶ谷3)大会新
2.1:51.95 石井優吉 (八千代松陰2)大会新
3.1:54.91 横田悠斗 (市立柏3
4.1.54.92 櫻井 昴 (東海大浦安3)
5.1:54.00 渡利健人 (東海大望洋2)
6.1:55.03 清田真一 (東海大望洋3
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.1:56.18 相川響希 (西武台千葉3
8.1:57.06 平野佳祐 (東海大浦安2

【山梨県男子800m決勝】
1.1:56.84 酒井凌佑 (巨摩3)
2.1:56.94 羽田虎太郎(身延3)
3.1:58.67 額賀稜平 (山梨学院3)
4.1.59.50 小林拓登 (甲府昭和3)
5.1:59.93 木幡純大 (笛吹2)
6.2:00.37 成田吉輝 (日大明誠2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.2:00.92 赤池颯太 (富士河口湖3)
8.2:03.12 船井 龍 (甲府西2) 

<北関東>
【群馬県男子800m決勝】

1.1:55.05 大樽龍輝 (健大高崎1)
2.1:55.30 井上光誠 (太田東3)
3.1:56.45 渡邉竣介 (渋川3)
4.1.56.51 長谷川匠 (高崎2)
5.1:56.65 塩田航平 (太田東3)
6.1:57.40 新井今生人(健大高崎3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.1:57.66 勝山康介 (前橋育英2)
8.1:59.31 牧 涼介 (渋川3)

【茨城県男子800m決勝】
1.1:54.27 青木 陸 (水戸工3)
2.1:54.82 金子鉄平 (水城3)
3.1:55.37 須山 傑 (水戸一3)
4.1.56.53 町田周太郎(緑岡3)
5.1:56.68 大津勇人 (水城1)
6.1:56.70 小林篤生 (土浦湖北3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.1:56.77 長谷川貴也(土浦湖北3)
8.2:02.79 岡崎智也 (鉾田一3)

【栃木県男子800m決勝】
1.1:52.76 藤原広翔  (作新学院3)大会新
2.1:53.65 鈴木景仁  (國學院栃木3)
3.1:54.40 櫻井勇生  (那須拓陽2)
4.1.55.46 宮田真優  (白鴎大足利2)
5.1:56.42 佐々木寿貴人(鹿沼東3)
6.1:57.06 福島善希  (真岡3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.1:58.25 関本敬太  (文星芸大附1)
8.1:59.56 阿部 健  (白鴎大足利1) 

【埼玉県男子800m決勝】

1.1:52.18 飯濱友太郎(立教新座3)
2.1:53.85 土屋勇貴 (不動岡3)
3.1:54.14 石川 心 (武蔵生越3)
4.1.55.76 太田蓮斗 (浦和実3)
5.1:57.08 加治屋柊吾(自由の森)
6.1:57.44 岩本 聖 (東京農大三1)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.1:57.47 布目 蓮 (聖望3)
8.2:09.43 柴草音 (西武台3)

<南関東>
【東京都男子5000m決勝】
1.14:30.57 安倍柚作 (國學院久我山3)
2.14:30.95 伊東大翔 (國學院久我山3
3.14:32.37 西山哲平 (駒大3)
4.14.33.28 片渕良太 (駒大3
5.14:34.09 石塚陽士 (早稲田実業2)
6.14:35.52 田丸 颯 (駒大2
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.14:38.59 甲木康博 (城西2)
8.14:44.15 関口絢太 (國學院久我山3

【神奈川県男子5000m決勝】
1.14:33.59 馬場園怜生(藤沢翔陵3)
2.14:35.10 山田俊輝 (川崎市立橘3)
3.14:35.49 児玉真輝 (鎌倉学園3)
4.14:35.93 力石 暁 (鎌倉学園3)
5.14:36.10 伊東卓駿 (藤沢翔陵3
6.14:46.85 瀬尾秀介 (川崎市立橘3
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.14:55.68 栗江倫太郎(三浦学苑3
8.14:58.50 伊東正悟 (湘南工大附3)

【千葉県男子5000m決勝】
1.14:18.88 石井一希 (日体大柏3)
2.14:36.35 佐藤条二 (市立船橋2)
3.14:37.51 菅原美紀 (西武台千葉3)
4.14:40.14 堀越大地 (西武台千葉3)
5.14:40.96 佐藤一世 (八千代松陰2
6.14:46.20 斎藤拓海 (市立船橋3
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.14:48.32 鎌田雅稀 (日体大柏3
8.14:54.12 海老原優大(流経大附柏3)

【山梨県男子5000m決勝】
1.14:52.73 加藤聡大 (山梨学院3)
2.14:56.91 漆畑徳輝 (山梨学院3)
3.14:59.51 大塚嘉胤 (山梨学院3)
4.15.11.04 田中莉生 (笛吹3)
5.15:23.59 伏見友汰 (韮崎2)
6.15:35.12 中込 空 (巨摩3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.15:51.12 秋山和良 (笛吹3)
8.15:55.78 中込 蓮 (韮崎2) 

<北関東>

【群馬県男子5000m決勝】

1.14:38.19 伊井修司 (農大二3)
2.14:49.13 石田洸介 (農大二2)
3.15:00.47 北村勇貴 (農大二2)
4.15.14.60 赤坂 匠 (樹徳3)
5.15:18.12 梶野稜太郎(我妻中央3)
6.15:28.92 小池佑希 (健大高崎1)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.15:29.23 黒岩希一 (我妻中央3
8.15:30.39 堀口花道 (高崎1)

【茨城県男子5000m決勝】
1.14:33.47 佐藤真優 (東洋大牛久3)
2.14:46.42 赤津勇進 (日立工3)
3.14:54.84 須藤 蓮 (水城3)
4.15:08.86 亘理 魁 (水城2)
5.15:12.71 原 賢吾 (水戸工3)
6.15:15.50 水谷耀介 (日立工3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.15:23.71 長谷川嵩汰(日立一3)
8.15:32.53 三瓶優成 (東洋大牛久3)

【栃木県男子5000m決勝】
1.15:17.62 海老澤憲伸(那須拓陽2
2.15:21.31 深井琉聖 (佐野日大3)
3.15:21.84 滝澤愛弥 (佐野日大1)
4.15:22.19 岡本歩夢 (那須拓陽3)
5.15:22.83 関口大祐 (白鴎大足利2)
6.15:23.24 栗原遼大 (佐野日大3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.15:25.65 菅野涼介 (白鴎大足利2)
8.15:35.29 森澤俊平 (文星芸大附3) 

【埼玉県男子5000m決勝】

1.14:18.07 唐澤拓海 (花咲徳栄3)
2.14:23.13 白鳥哲太 (埼玉栄3)
3.14:24.05 佐藤快成 (埼玉栄2
4.14:42.47 久保田徹 (聖望3
5.14:51.32 青柿 響 (聖望3)
6.14:52.86 秋本理貴 (浦和3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.14:54.02 西尾 元 (浦和3)
8.14:59.79 野中創太 (武蔵生越3


[ 男子100m (+1.7) ] 
1.10.00 ジャスティン ガトリン(アメリカ)
2.10.01 桐生祥秀   (日本生命)
3.10.03 ラルムハンマド ゾフリ(インドネシア)
4.10.04 小池祐貴   (住友電工)
5.10.11 山縣亮太   (セイコー)
6.10.113  多田修平   (住友電工)


〜 日本選手権女子10000m〜
  1.31'44"02 鍋島莉奈  (JP日本郵政G)
  2.31'46"25 鈴木亜由子 (JP日本郵政G)
  3.31'50"43 新谷仁美  (NIKE Tokyo TC)
  4.32'00"76 山ノ内みなみ(京セラ
  5.32'20"11 萩原歩美  豊田自動織機)
  6.32'25"81 田中希実  (豊田織機TC
  7.32'27"04 森田香織  (パナソニック
  8.32'28"84 矢野栞理  (キャノン
  9.32'33"70 五島莉乃  (中央大学
10.32'37"13 松田瑞生  (ダイハツ
11.33'00"83 佐藤早也伽 (積水化学)
12.33'08"86 荘司麻衣  (デンソー
13.33'08"90 渡邊菜々美 (パナソニック)
14.33'10"53 筒井咲帆  (ヤマダ電機)
15.33'24"67 林田みさき (豊田自動織機
16.33'42"46 福良郁美  (大塚製薬)
17.33'42"50 関谷夏希  (大東文化大学)
18.33'42"87 細田あい  (ダイハツ)
19.33'43"90 松田安奈  (京セラ
20.33'48"28 堀 優花  (パナソニック)
21.34'38"51 西田美咲  (エディオン)





<女子5000m1組>
  1.15:48.49 カマウ タビタジェリ(三井住友海上)
  2.16:01.15 鈴木優花  (大東文化大学)
  3.16:04.85 青山瑠衣  (ユニバーサルエンタテインメント)
  4.16:17.09 山口 遥  (AC・KITA)
  5.16:45.37 謝 千鶴  (台湾仁武)
  6.16:47.44 高橋ひより (東京農業大学)
  7.16:48.67 加藤詩帆加 (大阪学院大学)
  8.16:52.25 田邉美咲  (三井住友海上)
  9.16:53.39 関根花観  (日本郵政グループ)
10.17:15.67 猿見田裕香 (ユニバーサルエンタテインメント)
11.17:19.95 野添佑莉  (三井住友海上)
12.17:34.80 大澤由菜  (東京農業大学)
13.17:39.41 笹川葉名  (拓殖大学)
14.17:47.01 谷川愛美  (大阪学院大学)
15.17:51.70 角田寧々  (拓殖大学)


<女子3000m2組>
  1.  9:32.44 北川星瑠  (比叡山高校
  2.  9:35.56 樽本知夏  (日本郵政グループ
  3.  9:35.63 兼重志帆  (GRlab関東
  4.  9:36.72 和田美々里 東洋大学
  5.  9:39.72 花野桃子  (日本体育大学
  6.  9:42.30 奥村紗帆  東海大学
  7.  9:47.57 吉田香澄  ニトリ女子ランニングチーム
  8.  9:48.41 村上愛華  (日本体育大学
  9.  9:52.59 鈴木 葵  (ニトリ女子ランニングチーム
10.  9:52.72 佐野英里佳 拓殖大学
11.  9:54.11 清水ひなた 比叡山高校
12.  9:54.91 一瀬美結  (日本体育大学
13.  9:58.04 伊東明日香 東洋大学
14.10:01.53 阿部知宙  東洋大学
15.10:07.55 後藤藍子  東洋大学
16.10:08.75 齋藤 茜  (東京農業大学)
17.10:09.29 阿比留悠奈 (しまむら)
18.10:09.30 金子佑香  (旭川龍谷高校)
19.10:11.84 大島里穂  (しまむら)
20.10:12.80 長南咲楽  (城西大学)



【男子100m決勝(-2.1)】
1.10.62 大瀬戸一馬(安川電機)
2.10.63 草野聖也 (Accel)
3.10.64 長田拓也 (富士通)
4.10.67 川上真弥 (iMARe)
5.10.74 谷口耕太郎(凸版)
6.10.76 小倉亮介 (東邦銀行)
7.10.87 鈴木宏明 (登利平)
8.12.03 増田拓巳 (アスレティックスジャパン)

【男子400m決勝】
1.46.44 小渕瑞樹 (登利平)
2.46.69 北川貴理 (富士通)
3.46.83 片山雄斗 (ユメオミライ)
4.47.06 板鼻航平 (Accel)
5.47.17 加藤修也 (HULFT)
6.47.91 櫻井朴也 (元気寿司)
7.48.00 中川滋貴 (T.C.A)
8.     小林直己 (HULFT)

【男子1500mタイムレース3組】※TOP8
1.3:45.53 Meshack Munguti(NDソフト)
2.3:45.58 戸田雅稀 (サンベルク)
3.3:46.38 松枝博輝 (富士通)
4.3:46.41 清水鐘平 (NDソフト)
5.3:46.95 前田恋弥 (カネボウ)
6.3:47.16 文元 慧 (カネボウ)
7.3:47.96 物江雄利 (カネボウ)
8.3:50.24 渡辺拓巳 (サンベルク)

【男子10000mタイムレース2組】※TOP8
1.27:32.68 Jonathan Ndiku(日立物流)
2.27:33.21 Lorot Andrew (SUBARU)
3.28:05.98 ドミニク ランガット (コニカミノルタ)
4.28:15.83 Yeneblo Biyazen(八千代工業)
5.28:24.79 Ledama Wesley(SUBARU)
6.28:40.00 デービッド グレ (横浜DeNA)
7.28:41.31 金森寛人   (小森コーポレーション)
8.28:44.06 中村匠吾   (富士通)

【男子110mH決勝(-1.9)】
1.13.80 矢澤 航 (デサント)
2.13.89 佐藤大志 (日立化学)
3.14.07 古川裕太郎(東海大山形高職)
4.14.14 馬場和樹 (春日部共栄高教)
5.14.37 首藤貴之 (西原小教)
6.14.45 降矢恭兵 (佐野市役所)
7.14.45 古田和彰 (ゼビオ)
8.17.09 阿部洋文 (クマヒラ)

【男子5000mW決勝】※TOP8
1.18:41.71 鈴木雄介 (富士通)
2.19:19.41 荒井広宙 (富士通)
3.19:45.62 藤澤 勇 (ALSOK)
4.19:52.28 松永大介 (富士通)
5.19:57.42 髙橋和生 (ADワークス)
6.20:07.70 野田明宏 (自衛隊体育学校)
7.20:42.94 山本 徹 (両備グループ)
8.21:51.10 鈴木大介 (渋谷区役所)

【男子1500m決勝 視覚障害】
1.4:14.39 堀越信司 (JBMA)
2.4:16.20 唐澤剣也 (JBMA)
3.4:41.93 立木勇弥 (JBMA)
4.4:48.43 山下愼治 (JBMA)


【女子100m決勝(-0.6)】
1.12.08 髙橋明日香(アスレティックスジャパン)
2.12.09 足立紗矢香(ドトール・日レス)
3.12.10 小寺美沙季(宇都宮記念病院)
4.12.13 細谷優美 (阿見アスリートクラブ)
5.12.22 中島ひとみ(長谷川体育施設)
6.12.25 竹内爽香 (渡辺パイプ)
7.12.36 島田雪菜 (北海道ハイテク)
  .11.97 永野真莉子(デンソー)

【女子400m決勝】
1.54.90 小林茉由 (茨城競技力本部)
2.56.01 佐藤日奈子(七十七銀行)
3.56.27 新宅麻未 (アットホーム)
4.56.69 藤沼朱音 (日本保育サービス)
5.57.03 藤沢沙也加(セレスポ)
6.57.36 山田はな (わらべや)
7.57.74 細野舞香 (SMARTS MEDICAL)
8.58.36 齋藤真佑 (七十七銀行)

【女子1500mタイムレース2組】※TOP8
1.4:17.39 木村友香 (資生堂)
2.4:23.62 飯野摩耶 (埼玉医科大G)
3.4:25.13 Masya Veronicah(埼玉医科大G)
4.4:26.27 平野綾子 (水戸信用金庫)
5.4:27.68 古寺冴佳 (三井住友海上)
6.4:28.88 真柄 碧 (資生堂)
7.4:31.28 今井千尋 (ユニクロ)
8.4:34.03 中村真悠子(セレスポ)

【女子10000m決勝】※TOP8
1.31:53.68 カルム パウリンカベケ(ルートインホテルズ)
2.32:05.42 グレース ブティエ (スターツ)
3.33:44.41 上原美幸  (第一生命グループ)
4.33:46.23 山口 遥  (AC・KITA)
5.33:48.56 和田優香里 (積水化学)
6.33:56.73 竹地志帆  (ヤマダ電機)
7.33:57.42 橋本奈海  (三井住友海上)
8.34:03.40 神田美沙  (ルートインホテルズ)

【女子100mH決勝(-0.4)】
1.13.14 福部真子 (日本建設工業)
2.13.19 寺田明日香(パソナグループ)
3.13.38 鈴木美帆 (長谷川体育施設)
4.13.44 中島ひとみ(長谷川体育施設)
5.13.81 ヘンプヒル 恵(アトレ)
6.14.30 児島里菜 (田奈高教)
7.14.36 利藤野乃花(わらべや日洋)
8.14.54 濟藤未夢 (HappinessAC)
9.15.80 掛井真子 (ハイデイ日高)

【女子5000mW決勝】※TOP8
1.20:42.25 岡田久美子(ビックカメラ)
2.21:55.22 道口 愛 (自衛隊体育学校)
3.22:10.73 河添香織 (自衛隊体育学校)
4.22:35.54 熊谷菜美 (筑波銀行)
5.23:44.86 松本紗依 (ちば興銀)
6.24:24.35 吉住友希 (船橋整形外科)
7.25:12.22 浅田千安芸(DNP大日本印刷)
8.26:19.49 松本彩映 (ゴールドジム)

【女子1500m決勝 視覚障害】
1.5:26.64 松本光代 (JBMA)
2.6:00.69 井内菜津美(JBMA)
3.6:05.85 近藤寛子 (JBMA)




〜高校総体予選結果から見る長距離王国ランキング〜

現在各地で行われている高校総体予選の結果から、どこが『真の長距離王国』なのかをランキングしてみたいと思います。今回は、女子1500mのトップ3を紹介します。

現在までのトップ3は、こちら!

第一位は、東京!
第二位は、埼玉!
第三位は、神奈川!

東京は、4分30秒を切らないとブロック大会に進出できないという厳しい戦いでした。

また、女子800mでも2分10秒を切るレースが予想され、2分11秒を切らないと関東大会へ進めない可能性があります。800mのレースとしては、日本一レベルの高い争いになるでしょう。大会3日目・4日目の結果にも注目です。

強豪県として知られる千葉と群馬は、全中陸上で活躍した選手に元気がなく、静かな県大会となった為に残念ながら圏外。ブロック大会では、どのような走りを見せてくれるかに期待。

今後、注目されるのは、宮城、愛知、大阪、京都、兵庫、福岡、鹿児島などの記録。どんなレースになるのか楽しみです。

【東京都女子1500m決勝】
1.4:25.18 増渕祐香 (錦城学園3)
2.4:25.32 保坂晴子 (錦城学園3)
3.4:27.10 道下美槻 (順天3)
4.4.29.23 南 日向 (順天1)
5.4:29.34 鈴木日菜子(城西2)
6.4:29.51 木島あすか(東京2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:30.99 坂口愛知 (錦城学園3)
8.4:35.87 長山優愛 (順天3)

【埼玉県女子1500m決勝】
1.4:31.19 萩原ちづる(本庄一3)
2.4:31.38 四元桃奈 (昌平2)
3.4:31.66 河野かれん(昌平2)
4.4.33.05 吉井美咲 (本庄東3)
5.4:35.47 小暮真緒 (所沢西2)
6.4:38.32 丹羽遥奈 (昌平1)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:39.29 髙橋朱穂 (本庄一2)
8.4:39.31 寺崎梨華 (入間向陽3)

【神奈川県女子1500m決勝】
1.4:31.32 信櫻 空 (川崎市立橘3)
2.4:31.72 下里芽依 (白鵬女子3)
3.4:31.94 小谷真波 (白鵬女子3)
4.4.35.88 菅原優那 (平塚江南3)
5.4:36.26 菅原優衣 (平塚江南3)
6.4:37.09 長峯野々花(三浦学苑2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:42.20 井上明南 (川崎市立橘2
8.4:43.08 吉田 凜 (川崎市立橘2)

☆☆☆超速報!東京都大会800m決勝進出者☆☆☆

【東京都女子800m決勝進出者】※予選記録上位9名
1.2:10.48 ヒリアー紗璃苗(明星3)
2.2:11.24 鈴木梨々亜(都立南平3)
3.2:12.05 川島琴美 (白梅学園3)
4.2.12.79 井上莉里加(都立東大和3
5.2:13.04 鈴木美呼 (都立板橋2)
6.2:13.07 南 日向 (順天1)
7.2:13.70 島貫恵梨子(錦城学園2)
8.2:14.20 岡本愛梨 (東京2
〜〜以上、決勝進出!!!〜〜
9.
2:14.98 村上弥央 (都立東大和3

※2分14秒台でも決勝に残れないのが、現在の東京のレベルです。

女子1500m、関東大会進出全選手が揃いました!


<北関東>
【群馬県女子1500m決勝】

1.4:33.69 林 亜美 (常盤3)
2.4:33.87 山脇きらら(常盤3)
3.4:34.14 岡村美桜暖(健大高崎2)
4.4.35.96 松崎 愛 (常盤3)
5.4:37.76 不破聖衣来(健大高崎2)
6.4:38.66 増田優菜 (健大高崎2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:40.95 兼子照実 (前橋東1)
8.4:42.73 山下真奈 (太田女1)

【茨城県女子1500m決勝】
1.4:31.69 雨宮氷奈 (水城3)
2.4:31.89 宮内志佳 (茨城キリスト3)
3.4:40.39 圷めいか (茨城キリスト3
4.4.41.38 小林愛奈 (茨城キリスト2
5.4:42.53 二階堂優衣水城3
6.4:43.83 中村美優 土浦日大中等1
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:44.15 江幡唯花 (水城3
8.4:52.63 鈴木優芽 (水戸一2)

【栃木県女子1500m決勝】
1.4:37.44 藤原唯奈 (白鴎大足利2)
2.4:38.54 飯塚遥香 (白鴎大足利2)
3.4:39.88 木村桜華 (宇都宮文星女子2
4.4.43.12 本多梨沙 (宇都宮文星女子1)
5.4:43.56 平山萌花 (那須拓陽2)
6.4:45.34 山口あずさ(白鴎大足利2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:48.34 千葉彩良 (大田原女子2)
8.4:49.23 野沢 悠 (那須拓陽2)

【埼玉県女子1500m決勝】
1.4:31.19 萩原ちづる(本庄一3)
2.4:31.38 四元桃奈 (昌平2)
3.4:31.66 河野かれん(昌平2)
4.4.33.05 吉井美咲 (本庄東3)
5.4:35.47 小暮真緒 (所沢西2)
6.4:38.32 丹羽遥奈 (昌平1)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:39.29 髙橋朱穂 (本庄一2)
8.4:39.31 寺崎梨華 (入間向陽3)
 
<南関東>
【東京都女子1500m決勝】
1.4:25.18 増渕祐香 (錦城学園3)
2.4:25.32 保坂晴子 (錦城学園3)
3.4:27.10 道下美槻 (順天3)
4.4.29.23 南 日向 (順天1)
5.4:29.34 鈴木日菜子(城西2)
6.4:29.51 木島あすか(東京2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:30.99 坂口愛知 (錦城学園3)
8.4:35.87 長山優愛 (順天3)

【神奈川県女子1500m決勝】
1.4:31.32 信櫻 空 (川崎市立橘3)
2.4:31.72 下里芽依 (白鵬女子3)
3.4:31.94 小谷真波 (白鵬女子3)
4.4.35.88 菅原優那 (平塚江南3)
5.4:36.26 菅原優衣 (平塚江南3)
6.4:37.09 長峯野々花(三浦学苑2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:42.20 井上明南 (川崎市立橘2
8.4:43.08 吉田 凜 (川崎市立橘2)

【千葉県女子1500m決勝】
1.4:40.97 山﨑りさ (成田2)
2.4:41.34 加藤礼菜 (小金3)
3.4:42.56 小杉真生 (成田3)
4.4.42.97 杉山明沙 (市立船橋2)
5.4:42.97 風間歩佳 (成田3)
6.4:44.63 橋口凜花 (市立船橋3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:47.35 高橋 葵 (日体大柏1)
8.4:48.43 金見菊花 (渋谷学園幕張1)

【山梨県女子1500m決勝】

1.4:52.94 野田みりか(韮崎2)
2.4:55.25 川下玲奈 (山梨学院3)
3.4:56.12 渡辺萌梨 (山梨学院2)
4.4.56.41 平塚莉珠 (山梨学院3)
5.4:57.27 桜井百香 (笛吹3)
6.5:03.67 土屋愛佳 (笛吹3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.5:10.35 名取万記歩(韮崎3)
8.5:11.20 飯島佑理 (笛吹2)

関東大会男子1500mは、絶対に見逃せないレースになる!

これだけのメンバーが揃うとスローペースにはならない。ライバルが2〜3名なら、そういうレース展開もあり得る。しかし、そんなことをしてラスト1周勝負になったらどれだけの大混戦になるかは安易に予想できる。そんなリスクをおかすよりも自分のペースで押していく方が勝つ確率が高くなる。ハイペースに自信を持っている選手が飛び出す展開になるだろう。ラストスパートの仕掛け合いは見応えがあること間違いなしだ。下記の結果を見ただけでも、北関東・南関東ともに3分52秒以内で走らないとインターハイ出場の切符を掴めない争いになりそうだ。


<北関東>
【群馬県男子1500m決勝】

1.3:51.59 伊井修司 (農大二3)
2.3:53.62 北村 光 (樹徳3)
3.3:54.36 石田洸介 (農大二2)
4.3.55.47 帰山侑大 (樹徳1)
5.3:56.40 北村勇貴 (農大二2)
6.3:56.89 赤坂 匠 (樹徳2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:00.55 森川凛太朗(前橋育英2)
8.4:04.66 青木涼哉 (伊勢崎商3)

【茨城県男子1500m決勝】
1.3:55.23 赤津勇進 (日立工3)
2.3:58.26 水谷耀介 (日立工3)
3.3:58.29 金子鉄平 (水城3)
4.3.58.46 大津勇人 (水城1)
5.4:00.13 永岡佑樹 (水城3)
6.4:00.89 原 賢吾 (水戸工3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:03.64 矢吹雅行 (水戸葵陵3)
8.4:06.35 長谷川嵩汰(日立一3)

【栃木県男子1500m決勝】
1.4:03.53 鈴木景仁 (國學院栃木3)
2.4:04.04 栗原遼大 (佐野日大3)
3.4:04.05 平山大雅 (宇都宮3)
4.4.04.69 滝澤愛弥 (佐野日大1)
5.4:05.04 工藤巧夢 (那須拓陽2)
6.4:05.89 青木 翔 (那須拓陽3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:08.44 関口大祐 (白鴎大足利2)
8.4:09.05 前田新太 (白鴎大足利3) 

【埼玉県男子1500m決勝】

1.3:49.92 白鳥哲太 (埼玉栄3)
2.3:51.68 唐澤拓海 (花咲徳栄3)
3.3:53.72 奥山 輝 (浦和実3)
4.3.54.34 石川 心 (武蔵生越3)
5.4:02.37 坂本 順 (浦和3)
6.4:03.05 飯嶌有人 (聖望3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:04.08 太田蓮斗 (浦和実3)
8.4:04.16 瀬川翔誠 (埼玉栄1)

<南関東>
【東京都男子1500m決勝】
1.3:51.60 甲木康博 (城西2)
2.3:51.78 石塚陽士 (早稲田実業2)
3.3:56.64 上杉祥大 (都立東大和3)
4.3.56.95 阿部優樹 (國學院久我山3)
5.3:58.78 白岩幹也 (都立駒場3)
6.3:58.90 栗原直央 (都立野津田2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:04.08 西山哲平 (駒大3)
8.4:04.16 竹原俊太郎 (保善3)

【神奈川県男子1500m決勝】
1.3:51.55 山田俊輝 (川崎市立橘3)
2.3:52.21 安倍立矩 (厚木2)
3.3:53.09 北野大輔 (法政二3)
4.3.56.28 児玉真輝 (鎌倉学園3)
5.3:56.48 山﨑太良 (三浦学苑3)
6.3:56.76 濱口直人 (相洋2)
※シード選手 クレイ・アーロン竜波(相洋3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.3:56.77 栗江倫太郎(三浦学苑3)
8.3:57.35 安澤駿空 (法政二2)
9.3:58.12 鳥塚健太 (市立金沢2)

【千葉県男子1500m決勝】
1.3:52.54 大塚陸渡 (日体大柏3)
2.3:52.95 大吉優亮 (市立船橋3)
3.3:57.91 油谷航亮 (八千代松陰2)
4.3.57.92 横田悠斗 (市立柏3)
5.3:58.00 篠原倖太朗(冨里2)
6.3:58.03 大野雅也 (八千代松陰2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.3:58.18 藤島幹大 (専修大松戸2)
8.4:01.06 菊地渚佑 (西武台千葉3)

【山梨県男子1500m決勝】
1.4:07.42 加藤聡大 (山梨学院3)
2.4:07.43 中込 空 (巨摩3)
3.4:07.52 田中莉生 (笛吹3)
4.4.09.35 横内晴人 (韮崎3)
5.4:09.81 漆畑徳輝 (山梨学院3)
6.4:11.58 額賀稜平 (山梨学院3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:13.88 小林拓登 (甲府昭和3)
8.4:15.12 鶴田 拓 (笛吹1) 

陸上王国を自負する千葉県勢の戦いが始まった。元全中陸上チャンピオン・上位入賞者が高校生になり再び全国の頂点を目指す。

風間選手は、全国高校駅伝・春の伊那駅伝・福岡クロカン・世界クロカンの疲れがあるようだ。関東大会へ向けて徐々に調子を上げる調整法で仕上げてくるだろう。全中2位の実績を持つ杉山選手の復活は陸上ファンには嬉しいニュースだ。更に調子を上げてインターハイ出場を目指して欲しい。小金の加藤選手も成田・市船勢に引けを取らない勢いがある。予想通りのメンバーが順当に関東大会の切符を手にした。

しかし…予選と決勝が同日開催とはいえ、
成田と市船の超一流選手が揃うレースとしては、何とも物足りない結果となった。けん制し合う展開だったとはいえ、超進学校である渋谷学園幕張一年生の金見選手がレースを引っ張るようでは、成田・市船の選手達は余りにも情けない。4分40秒以上掛かるのは余りにもレベルが低い。全中陸上出場者を毎年多数輩出する「陸上王国千葉」のトップ選手達が揃った女子1500m決勝で8位入賞記録が4分48秒というのにも「千葉の育成力」を疑問視する陸上ファンもいることだろう。激戦が予想される関東大会での奮起した走りに期待したい。

<南関東>
【千葉県女子1500m決勝】

1.4:40.97 山﨑りさ (成田2)
2.4:41.34 加藤礼菜 (小金3)
3.4:42.56 小杉真生 (成田3)
4.4.42.97 杉山明沙 (市立船橋2)
5.4:42.97 風間歩佳 (成田3)
6.4:44.63 橋口凜花 (市立船橋3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:47.35 高橋 葵 (日体大柏1)
8.4:48.43 金見菊花 (渋谷学園幕張1)

【東京都女子1500m決勝】
1.4:25.18 増渕祐香 (錦城学園3)
2.4:25.32 保坂晴子 (錦城学園3)
3.4:27.10 道下美槻 (順天3)
4.4.29.23 南 日向 (順天1)
5.4:29.34 鈴木日菜子(城西2)
6.4:29.51 木島あすか(東京2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:30.99 坂口愛知 (錦城学園3)
8.4:35.87 長山優愛 (順天3)

【神奈川県女子1500m決勝】
1.4:31.32 信櫻 空 (川崎市立橘3)
2.4:31.72 下里芽依 (白鵬女子3)
3.4:31.94 小谷真波 (白鵬女子3)
4.4.35.88 菅原優那 (平塚江南3)
5.4:36.26 菅原優衣 (平塚江南3)
6.4:37.09 長峯野々花(三浦学苑2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:42.20 井上明南 (川崎市立橘2
8.4:43.08 吉田 凜 (川崎市立橘2)

【山梨県女子1500m決勝】
1.4:52.94 野田みりか(韮崎2)
2.4:55.25 川下玲奈 (山梨学院3)
3.4:56.12 渡辺萌梨 (山梨学院2)
4.4.56.41 平塚莉珠 (山梨学院3)
5.4:57.27 桜井百香 (笛吹3)
6.5:03.67 土屋愛佳 (笛吹3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.5:10.35 名取万記歩(韮崎3)
8.5:11.20 飯島佑理 (笛吹2)

<北関東>

【埼玉県女子1500m決勝】
1.4:31.19 萩原ちづる(本庄一3)
2.4:31.38 四元桃奈 (昌平2)
3.4:31.66 河野かれん(昌平2)
4.4.33.05 吉井美咲 (本庄東3)
5.4:35.47 小暮真緒 (所沢西2)
6.4:38.32 丹羽遥奈 (昌平1)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:39.29 髙橋朱穂 (本庄一2)
8.4:39.31 寺崎梨華 (入間向陽3)

【栃木県女子1500m決勝】
1.4:37.44 藤原唯奈 (白鴎大足利2)
2.4:38.54 飯塚遥香 (白鴎大足利2)
3.4:39.88 木村桜華 (宇都宮文星女子2
4.4.43.12 本多梨沙 (宇都宮文星女子1)
5.4:43.56 平山萌花 (那須拓陽2)
6.4:45.34 山口あずさ(白鴎大足利2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:48.34 千葉彩良 (大田原女子2)
8.4:49.23 野沢 悠 (那須拓陽2)

トラックシーズンに入り本気モードの試合が続いている。週末の暑さはアスリートには厳しいものがあった。競技場内の暑さは輪を掛けて厳しかった。陽射しの照り返しがあり、スタート直前まで氷嚢でカラダを冷やしている選手の姿を多く見かけた。ベストな体調をつくるには暑さ対策が欠かせない季節だ。実は、この時期は、最も貧血になりやすい。新しい学年がスタートし学校生活でも何かとエネルギーを使う。インカレが始まり、高校総体予選も始まる。中学通信陸上・中学総体などへ向けての出場資格取得大会も続く。体調を壊してなどいられない。そんな時期だからこそ、鉄剤注射に対する意識を持って頂きたい。

日本陸上界における鉄剤注射使用の実態については、過去の記事:高校駅伝での鉄剤使用問題 〜その2〜でも紹介してきた。日本の陸上界には50年近く前から一部の長距離選手に用いられてきた。

ドーピングではないこと。貧血状態の時には必要な処置であること。ドクターが処置をしていること。そのような背景があり、大きな問題となることはなかった。しかし、近年の乱用とも言える状況に選手達自身も疑問を抱くようになり、過去に使用した経験がある元高校駅伝選手の証言が明るみに出ることになった。

鉄剤注射と言っても、あの”ドス黒い”ものを打つのではない。それを多くの人が誤解している。そんなモノを打つ選手はいない。殆どの場合、ビタミン剤、ブドウ糖などと一緒に点滴を打つのが主流。風邪や体調不良により上手く食事が摂れない時に点滴を打つのと同じ感覚でブドウ糖とビタミンを混ぜたものを点滴する。学校によって年間を通して打つ場合もあれば、トラックの主要大会前や駅伝シーズンになってから打つ場合とがある。

高校駅伝では40年程度前、中学駅伝では20年程度前から一部の学校で使用されていた。監督に注射を打ちに行かされたと証言する元長距離選手は、罪悪感からなのか、どのような状況で注射を打ちにいくのかを正直に話してくれた。

『レースまで1週間を切ってからは、点滴から注射に替える。全国高校駅伝に合わせる場合、現地入りするギリギリまで地元の医院で処置をして、現地入りしてからは京都市内の医院で打った。監督の気合が入っている年は、レース前日に打つこともあった。その場合、とても忙しいスケジュールで行動させられた。朝練後、すぐに朝食を摂る。1時間の休憩後に西京極競技場へ移動。午前中に調整練習をして午後の開会式までの空き時間に医院に行き注射を打つ。バタバタと移動して、西京極まで戻ってくる。「どうして、こんなに忙しくしてまで打つ必要があるのか…」という疑問さえ持っていた。もはやパフォーマンスを上げるというよりも願掛けに近い感覚で打っていた。』

鉄剤注射は、一回打ったからといって一気にパフォーマンスが向上するものではない。ドーピングのような魔法の薬ではない。また、普通の中学生や高校生が打っても何の効果もない。練習不足の選手やカラダが絞れていない選手には効かない。

体重管理を徹底して体脂肪を削ぎ落とし極限までカラダを絞っている選手には、点滴を数回打つことによって効果が出る。エネルギーが枯渇している状態を意図的につくり、精神的にも肉体的にもギリギリまで追い込んだ状態になってから鉄剤にプラスしてビタミン剤とブドウ糖などを体内に取り入れることによってカラダは一気に軽くなる。呼吸もし易く、今まで苦しく感じた練習も出来るようになる。苦しかった練習が苦しく感じなくなると調子がいいと自覚できる。そのまま大会に臨むと自己記録を大幅に更新する走りができる。

ある超名門高校を率いたある監督は、食事制限を徹底して、兎に角、食べさせなかった。

「食事なんかしなくていいから点滴を打ちに行け。その方が走れるから。記録が出たらお前が得をするんだぞ。大学に行けるし実業団にも入れる。だから言うことを聞け。」

と言って100gでも体重が増えることを厳しく管理した。


無理やりに痩せさせられて鉄剤注射を頻繁に打っていた選手が、大学や実業団に入ると一気に太る。留まることなく脂肪が増えていく。見ていて不思議なくらい短期間で体型が変化し鎧を着ているかのような分厚い脂肪がついてしまう。高校卒業後、数か月で、あり得ないくらいに体型が変化してしまう選手は、ほぼ間違いなく極端な体重管理と鉄剤注射によって記録を出してきたと言っても過言ではない。

元々、鉄剤注射は、大学や実業団が行っていたことが、中学・高校の現場でも行われるようになった。箱根駅伝や実業団駅伝でも同様のことが行われてきた。しかし、それは、ルール違反ではない。チームの主治医による適正な医療行為だ。だからこそ、その線引きは難しい。そうやって日本のトップランナーになっていった選手は数多くいる。栄光の裏には闇がある。次回は、具体的な闇を紹介する。

サニブラウン・ハキーム選手が、日本人二人目の9秒台を出したことについて、青山学院大学の原晋監督もツイッターで下記のようなコメントをしている。

根性論ではアスリートは育たない!
でも書いたように、激しく叱責して選手が精根尽きるまで何かを搾り取ろうという指導は適切ではない。安定した精神状態を維持して選手の能力を引き出す指導が求められている。

サニブラウン選手がアメリカの大学へ進学して結果を出したことに対して、ネット上では、「日本の陸上コーチは無能だった…」と言われているが、果たして、その通りなのか、どうなのかを探ってみたい。

日本の短距離指導陣は、ツイッター上で言われるほど「無能」なのか。答えは「ノー」だ。かつてのことは別として、現在トップ選手達を指導しているコーチ陣は、すべて優秀なコーチばかりだ。だからこそ、リレーでの成功があり、桐生選手の9秒台がある。

フロリダ大学に進学し、10秒切りを達成したサニブラウン選手が、もし、あのまま日本に残っていたとしても9秒台は出していた。それは間違いない。日本の高校で指導を受けて育ったからこそ、今の活躍に繋がっている。この動画を見て頂ければ、それが分かるはずだ。

 城西高校陸上公式映像 #カタを破れズバ抜けろ

普通の中学校・高校の指導者が良い選手と出会ったら自分のそばで育てたがる。「手柄は自分に!」という心があるからだ。あわよくば、一生、その選手を使って「メシを食おう」とする。しかし、サニブラウン選手を高校時代に指導した山村貴彦先生は、自分の名誉や手柄などは全く気にせずに、彼の戦いの場は「世界」であるとして、アメリカの大学への進学を後押ししたと言われている。将来の活躍をすべて見通した上で「世界の舞台で戦える逸材」を敢えてアメリカへ送り出したのである。サニブラウン選手の活躍には山村先生の功績があることを忘れてはならない。

サニブラウン選手が卒業した城西高校は、インターハイでも活躍する陸上の名門チームだ。「型に縛られない」をチームカラーとしていて着実に育成する指導力がある。東京都には「東京」と「八王子」というIH決勝の常連校があるが、引けを取らない活躍を見せている。短距離だけではなく、長距離・駅伝でも着実に力をつけている。特に女子駅伝は、順天、錦城学園の2強の背中を脅かす存在になっている。城西高校の活躍の背景には、コーチングスタッフの充実がある。一般の高校ではあり得ない素晴らしい実績を持ったスタッフで構成されている。「世界の舞台で戦った経験のある元一流アスリート」が指導にあたっている。これ以上の指導者を揃えている高校は、全国を探しても他にはない。「世界」を知っている指導者だからこそ、サニブラウン選手を国内ではなく、アメリカの大学へ進ませるという道を与えたのである。

城西高校陸上公式HP〜スタッフ紹介〜

では、アメリカの指導現場、練習の様子は、どんな感じであるかを紹介したい。

下記の動画は、現在、アメリカの短距離界で一躍、時の人となり、ニュースターとして期待されているマット・ボーリング選手の練習を紹介したものである。ボーリング選手は、追い風参考ながら100mを9秒98で走りアメリカ中を熱気に包んだ若きスプリンターだ。

(Matt Boling Workout Wednesday) 

トレーニング中、コーチが、しきりに口にする言葉がある。

「Nice & Smooth!」と「Stay Relax!」

全体を通じて「もっと速く!」とか「もっと出せる!」とか「もっと追い込め!」という言葉は聞こえてこない。

この動画がすべてではないと思うが、日本人独特の「出し切る」練習はさせていないことが分かる。少なくとも、日本の短距離選手に見られるスタート練習やダッシュ走という「追込み型」のトレーニングではなく、余力を残してカラダの中から湧き上がるエネルギーを蓄えて試合で爆発させるトレーニングが中心のようだ。

先日の大会では、4×400mリレーのアンカーを務めて44秒74で走り逆転劇を演じて見せた。彼の走りからは、一発の爆発力を感じることができる。アメリカ国民を熱狂させるには十分のタレント性を持っているスプリンターだ。


こういう選手達が身近に感じられる環境で、サニブラウン選手は日々トレーニングをしている。一年中、記録を期待されて、大会の度に騒がれて一喜一憂することもない静かな環境の中で、彼は日本のスプリント界の歴史を作ろうとしている。

半ばイベント的な雰囲気で営業目的の要素が多い「世界リレー」を国内で開催し、お祭り騒ぎをしている中で、サニブラウン選手がアッサリと9秒台で走ったことは、バトンリレーに失敗したこと以上に「いい加減に目を覚ましなさい」と日本の陸上関係者の頭をコツンと叩いたに違いない。

選手と指導者は全力で努力をしている。それは、疑いようのない事実だ。しかし、日本国内にいると何かと軸がブレるイベントに引っ張り出されて振り回される。世界リレーが大事な大会であるならば、レース前のイベント的な場に選手を呼ぶべきではない。

バトンリレーに失敗したのは、くしくも、あの「砕けた雰囲気の記者会見」に参加していた桐生選手と小池選手である。これは、偶然ではない。なるべくしてなった結果である。だからこそ、アメリカで生活し「日本国内のお祭り騒ぎ」に巻き込まれることもなく。練習に打ち込んでいるサニブラウン選手が9秒台を出したのである。すべては繋がっている。

今回4×100mRは、何かしらのミスが出ると予想していた陸上関係者、スポーツジャーナリストは少なくない。走順を変えたからという単純な理由ではない。事前の雰囲気が、余りにも砕け過ぎていて、浮かれている雰囲気があったからだ。

海外の選手は、そういうのに慣れていて気持ちの切り替えができる。結果も出せる。しかし、日本人は、お祭り騒ぎから気持ちの切り替えが出来ない。目に見えない心の隙が、来年の東京五輪で最も期待されている男子4×100mRでミスをしてしまった。他の種目でメダルを獲得したと喜んでも意味がない。今回、日本チームは負けたのである。それを自覚しないと来年、また同じことを繰り返す。2007年世界陸上大阪大会の悪夢がよみがえる。地元の利を活かせずに惨敗。日本の暑さに負けたのは日本の選手だった。プレッシャーに負けたのも日本の選手だった。もうあの過ちは繰り返したくない。お祭り騒ぎからは何も生まれない。

来年の東京五輪、海外で力をつけているサニブラウン選手が、最も輝く選手になっている可能性は高い。他の選手も足元を固めてリスタートすることを期待したい。

大会二日目も見応えのあるレースが沢山ありました。

☆ハイレベルな女子1500m決勝!!!
<南関東>
【東京都女子1500m決勝】
1.4:25.18 増渕祐香 (錦城学園3)
2.4:25.32 保坂晴子 (錦城学園3)
3.4:27.10 道下美槻 (順天3)
4.4.29.23 南 日向 (順天1)
5.4:29.34 鈴木日菜子(城西2)
6.4:29.51 木島あすか(東京2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:30.99 坂口愛知 (錦城学園3)
8.4:35.87 長山優愛 (順天3)

【神奈川県女子1500m決勝】
1.4:31.32 信櫻 空 (川崎市立橘3)
2.4:31.72 下里芽依 (白鵬女子3)
3.4:31.94 小谷真波 (白鵬女子3)
4.4.35.88 菅原優那 (平塚江南3)
5.4:36.26 菅原優衣 (平塚江南3)
6.4:37.09 長峯野々花(三浦学苑2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:42.20 井上明南 (川崎市立橘2
8.4:43.08 吉田 凜 (川崎市立橘2)

<北関東>
【埼玉県女子1500m決勝】
1.4:31.19 萩原ちづる(本庄一3)
2.4:31.38 四元桃奈 (昌平2)
3.4:31.66 河野かれん(昌平2)
4.4.33.05 吉井美咲 (本庄東3)
5.4:35.47 小暮真緒 (所沢西2)
6.4:38.32 丹羽遥奈 (昌平1)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:39.29 髙橋朱穂 (本庄一2)
8.4:39.31 寺崎梨華 (入間向陽3)

【栃木県女子1500m決勝】
1.4:37.44 藤原唯奈 (白鴎大足利2)
2.4:38.54 飯塚遥香 (白鴎大足利2)
3.4:39.88 木村桜華 (宇都宮文星女子2
4.4.43.12 本多梨沙 (宇都宮文星女子1)
5.4:43.56 平山萌花 (那須拓陽2)
6.4:45.34 山口あずさ(白鴎大足利2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:48.34 千葉彩良 (大田原女子2)
8.4:49.23 野沢 悠 (那須拓陽2)


☆3000mSCは、9分30秒以内の争い!
<南関東>
【東京都男子3000mSC決勝
1.9:15.46 内田賢利 (駒大3)
2.9:20.85 高橋将英 (都立東大和3)
3.9:22.54 宮澤 徹 (國學院久我山3)
4.9.23.48 山田泰誠 (早稲田実業3)
5.9:24.11 嶋田舜紀 (都立多摩科学技3)
6.9:25.82 峰村 織 (城西3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.9:29.37 江澤幸紀 (駒大3)
8.9:30.06 中島弘太 (城西2)

【神奈川県男子3000mSC決勝
1.9:13.81 金子伊吹 (藤沢翔陵3
2.9:16.87 岡田祐太 (鎌倉学園3
3.9:17.28 中嶋亮翔 (鎌倉学園3
4.9.17.55 熊井凌誠 (相洋3
5.9:17.56 藤平義仁 (藤沢翔陵3
6.9:18.02 瀬尾秀介 (川崎市立橘3
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.9:28.66 本田一平(三浦学苑3)
8.9:32.27 飯塚 歩(三浦学苑3)


☆スプリント王者100mも見応え満点でした!
<南関東>
【東京都女子100m決勝】
1.12.08 鷺 麻耶子(都立八王子東2)
2.12.42 滝田静海 (東京2)
3.12.45 小林 葵 (國學院久我山3)
4.12.54 泉田陽菜 (日本工大駒場2)
5.12.55 伊藤すずほ(日本工大駒場3)
6.12.56 山越理子 (都立富士1)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.12.75 山口幸乃 (白梅学園2)

8.DNS  熊谷遥未 (田園調布学園3)

【東京都男子100m決勝】
1.10.79 木村颯太 (明星学園3) 
2.10.79 塚口哲平 (明星3)
3.10.86 高橋哲也 (八王子3)
4.11.03 渡辺隼斗 (都立板橋2)
5.11.04 宮岡スタンリー  (都立雪谷3)
6.11.06 小野寺潤 (東京3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.11.08 飯野 尊 (東京3)
8.11.09 三好涼太 (城西2)

<北関東>
【埼玉県女子100m決勝】
1.12.05 宮武アビーダラリー(大宮東3) 
2.12.13 鈴木一葉 (埼玉栄3)
3.12.15 梅宮 悠 (埼玉栄2)
4.12.21 佐藤天寧 (星野3)
5.12.39 大谷くる美(埼玉栄1)
6.12.41 髙橋侑希 (昌平1)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.12.55 前野萌衣 (花咲徳栄2)
8.12.55 遠藤夢佳 (伊奈学園総合2)

【埼玉県男子100m決勝】
1.10.40 設楽王我 (西武文理3) 
2.10.53 岩本康佑 (伊奈学園総合2)
3.10.56 鈴木碧斗 (大宮北2)
4.10.65 吉野陽輝 (川越東3)
5.10.69 村松康生 (埼玉栄3)
6.10.69 野本陸斗 (花咲徳栄3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.10.72 田嶋柚希 (深谷3)
8.10.73 鈴木颯斗 (大宮北3)

【栃木県女子100m決勝】
1.12.26 市川亜澄 (作新学院3) 
2.12.32 鈴木わかば(宇都宮女子2)
3.12.35 髙橋瞳仁 (國學院栃木3)
4.12.38 福田捺巴 (白鴎大足利1)
5.12.39 関根こころ(白鴎大足利3)
6.12.46 倉澤みはな(作新学院3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.12.49 尾崎朱凜 (白鴎大足利3)
8.12.58 古山美優 (國學院栃木2)

【栃木県男子100m決勝】
1. 10.66 マデロケンジ (作新学院2) 
2. 10.73 関根功織 (宇都宮2)
3. 10.84 田崎義規 (宇都宮3)
4. 10.86 松本 涼 (白鴎大足利1)
5. 10.96 カトラルルーニマイケル (作新学院2)
6. 11.01 吉田龍生 (白鴎大足利3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7. 11.04 野口祐叶 (作新学院2)
8..11.29 山本弥希 (さくら清修2)


☆伝統とプライドを懸けた4×100mRも好レース!
<南関東>
【東京都女子4×100mR決勝】
1.46.84 東京
2.47.42 八王子
3.47.44 城西
4.48.63 日本工大駒場
5.48.10 白梅学園
6.48.25 都立富士
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.48.49 都立東大和

8.48.57 日大櫻丘

【東京都男子4×100mR決勝】
1.40.87 明星学園
2.41.05 八王子
3.41.36 東京
4.41.53 岩倉
5.41.79 早稲田実
6.41.81 城西
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.41.84 堀越
8.41.99 日本工大駒場

<北関東>
【埼玉県女子4×100mR決勝】
1.46.74 埼玉栄 
2.47.65 大宮東
3.47.84 花咲徳栄
4.48.05 昌平
5.48.21 聖望
6.48.67 蕨
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.49.08 伊奈学園総合
8.49.33 星野

【埼玉県男子4×100mR決勝】
1.41.75 花咲徳栄 
2.41.77 大宮東
3.42.10 西武文理
4.42.17 早大本庄
5.42.20 川口市立
6.42.43 春日部
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.42.49 埼玉栄
8.42.57 聖望

【栃木県女子4×100mR決勝
1.47.83 國學院栃木 
2.47.95 白鴎大足利
3.48.11 作新学院
4.49.84 宇都宮女子
5.50.20 真岡女子
6.50.81 小山南
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.51.34 さくら清修
8.52.31 佐野

【栃木県男子4×100mR決勝
1.41.95 作新学院 
2.42.41 白鴎大足利
3.42.71 宇都宮
4.43.04 那須拓陽
5.43.17 さくら清修
6.43.22 真岡
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.43.36 宇都宮北
8.43.45 佐野
 

関東各地で高校総体予選が行われています。

男子1500m決勝、どの予選も熱すぎる!!!
<南関東>
【東京都男子1500m決勝】
1.3:51.60 甲木康博 (城西2)
2.3:51.78 石塚陽士 (早稲田実業2)
3.3:56.64 上杉祥大 (都立東大和3)
4.3.56.95 阿部優樹 (國學院久我山3)
5.3:58.78 白岩幹也 (都立駒場3)
6.3:58.90 栗原直央 (都立野津田2)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:04.08 西山哲平 (駒大3)
8.4:04.16 竹原俊太郎 (保善3)

【神奈川県男子1500m決勝】
1.3:51.55 山田俊輝 (川崎市立橘3)
2.3:52.21 安倍立矩 (厚木2)
3.3:53.09 北野大輔 (法政二3)
4.3.56.28 児玉真輝 (鎌倉学園3)
5.3:56.48 山﨑太良 (三浦学苑3)
6.3:56.76 濱口直人 (相洋2)
※シード選手 クレイ・アーロン竜波(相洋3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.3:56.77 栗江倫太郎(三浦学苑3)
8.3:57.35 安澤駿空 (法政二2)
9.3:58.12 鳥塚健太 (市立金沢2)

<北関東>
【埼玉県男子1500m決勝】
1.3:49.92 白鳥哲太 (埼玉栄3)
2.3:51.68 唐澤拓海 (花咲徳栄3)
3.3:53.72 奥山 輝 (浦和実3)
4.3.54.34 石川 心 (武蔵生越3)
5.4:02.37 坂本 順 (浦和3)
6.4:03.05 飯嶌有人 (聖望3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:04.08 太田蓮斗 (浦和実3)
8.4:04.16 瀬川翔誠 (埼玉栄1)

【栃木県男子1500m決勝】
1.4:03.53 鈴木景仁 (國學院栃木3)
2.4:04.04 栗原遼大 (佐野日大3)
3.4:04.05 平山大雅 (宇都宮3)
4.4.04.69 滝澤愛弥 (佐野日大1)
5.4:05.04 工藤巧夢 (那須拓陽2)
6.4:05.89 青木 翔 (那須拓陽3)
〜〜以上、関東大会進出〜〜
7.4:08.44 関口大祐 (白鴎大足利2)
8.4:09.05 前田新太 (白鴎大足利3)


400mも熱戦が繰り広げている!
<南関東>
【東京都女子400m決勝】
1.54.71 須藤美桜 (東京3)
2.55.16 津川瑠衣 (八王子3)
3.55.73 飯田景子 (東京2)
4.56.22 松岡邑奈 (日本工大駒場3)
5.56.32 大川寿美香(三田国際学園1)
6.56.51 乙訓恩花 (都立東大和3)
7.56.83 光井 杏 (八王子3)
8.57.84 井上莉里加(東大和3)

【東京都男子400m決勝】
1.48.23 中村 航  (東海大菅生3) 
2.48.67 伊藤誓哉  (八王子3)
3.48.77 中島佑気ジョセフ(城西3)
4.49.11 臼木隼哉  (城西2)
5.49.31 日高裕喜人 (城西1)
6.49.74 金本昌樹  (日大櫻丘2)
7.49.78 大門弘樹  (城北3)
8.49.98 竹田美直  (都立白鴎2)

<北関東>
【埼玉県女子400m決勝】
1.55.90 吉中日向子(和光国際3) 
2.55.98 大野瑞奈 (埼玉栄2)
3.56.34 江幡鈴音 (大宮東2)
4.56.54 塩味未琴 (埼玉栄3)
5.57.50 タネル舞璃乃 (埼玉栄1)
6.58.25 関口 萌 (伊奈学園総合3)
7.58.29 竹内美咲 (草加3)
8.58.75 吉岡里奈 (川口市立3)

【埼玉県男子400m決勝】
1.47.65 地主直央 (川越東3) 
2.48.13 宇野智博 (浦和2)
3.48.77 友田真隆 (川越東2)
4.48.98 鹿戸明鷹 (聖望2)
5.49.08 佐藤敦輝 (所沢3)
6.49.38 志賀暖樹 (川越東3)
7.49.67 西元海人 (ふじみ野3)
8.51.00 久保海翔 (越谷北3)

【栃木県女子400m決勝】
1.   57.77 髙橋瞳仁 (國學院栃木3) 
2.   58.39 古山美優 (國學院栃木2)
3.   58.79 柴 凜  (宇都宮白楊3)
4.   59.27 仁野平千怜(宇都宮女子1)
5.   59.68 奈桐瑞月 (白鴎大足利1)
6.1:00.72 大橋麻友 (國學院栃木3)
7.1:01.68 保坂日菜 (白鴎大足利1)
8.1:01.87 秋谷いずみ (宇都宮女子2)

【栃木県男子400m決勝】
1.   48.65 古島匠稀 (作新学院3) 
2.   49.13 田中光樹 (小山西3)
3.   49.77 小林英崇 (宇都宮工業3)
4.   49.98 鈴木晧介 (那須拓陽3)
5.   50.08 ブルガアリエル (作新学院1)
6.   50.38 茂木駿介 (栃木3)
7.   53.67 谷澤 岳 (宇都宮短大附属3)
8.1:02.32 鈴木拓人 (宇都宮工業2)

またしても、木村友香選手が快走を見せてくれた!
本日行われた日体大記録会女子1500mで4分12秒06(日本歴代8位)で1位。

【日体大記録会女子1500m4組】TOP8
1.4:12.06 木村友香 (資生堂)
2.4:13.75 田中希実 (豊田自動織機TC)
3.4:17.41 卜部 蘭 (Nike Tokyo TC)
4.4:17.97 後藤 夢 (豊田自動織機TC)
5.4:19.44 石川英沙 (松山大学)
6.4:23.40 保坂野恋花(東京農業大学)
7.4:25.93 大谷菜南子(松山大学)
8.4:26.14 八田ももか(拓殖大学)

木村選手が、どんな選手であったかを少し紐解いてみよう。
下記の記録を見てほしい。そう、中学時代から”超一流選手”であったことが分かる。

【木村友香選手の中学時代の記録】
   800m     1500m   3000m
1年 2分14秒88 
2年 2分12秒49 4分24秒73 9分34秒70
3年 2分10秒18 4分23秒11 9分19秒52

中学時代に超一流であった選手が、長い年月を経て再び日本のトップに立とうとしている。素晴らしいことだ。こういう選手を見ていると本当に涙が出てくる。女子短距離の土井杏南選手と同様に心から応援したくなる。

今春、高校へ進学した、米澤奈々香、南日向、石松愛朱加のトップ3にも、良い影響をもたらすことは間違いない。中学時代に超一流選手であっても潰れたりしない。出会いと環境があれば、中学卒業後10年が経過しても、こうして再び日本のトップに立てるのである。

木村選手は、男子1500mで旋風を巻き起こしている飯澤千翔選手と共に、今、最も勢いのある選手である。是非、日本記録の更新を目指して欲しい。陸上ファンだけでなく、日本国民が皆で応援しているぞ!

保護者必見!高校選びの重要性



GGN記録速報!(男女5000mA組) 




女子トレ!シリーズ第二弾!〜目指せ!3000m9分30秒切り!〜

中学生であれ、高校生であれ、大学生であれ、実業団選手であれ。女子長距離選手が達成したい記録のひとつが3000m9分30秒切りです。現在の自己記録が10分15秒〜20秒くらいの選手でも、6ヶ月あれば達成可能です。是非、トライしてみましょう。

<Week1>
月 8000mB-up(4'30"~3'50") 200m×3本(33")
火 400m×10本(76",200mJog=90"), 200m×5本(36", 200mJog)
水 8000mJog(4'10"~3'50"/1km) WS×3本
木 Rest
金 6000mP-run(4'10"/1k) 200m×3本(33")
土 9000mWave(2000m+1000m:8'00~3'30"×3)+500m(1'25")
日 Rest or easy jog(20min)

<Week2>
月 8000mB-up(4'10"~3'50"/1k) 200m×3(33")
火 1000m+300m×5本×3set (3'15"-56", 100mJog=50")
水 8000mJog(4'10"~4'00"/1k) WS×3本
木 Rest
金 6000mP-run(4'10"/1k) 200m×3本(33")
土 4000m+2000m+1000m(14'00"-6'40"-3'10")
日 Rest or easy jog(30min)

<Week3>
月 2000m+1000m×2set (6'30"-3'10" 200mJog=120)
火 1000m+300m×5本×2set (3'10"-54",100mJog=40")
水 8000mJog(4'10"~4'00"/1k) WS×3本
木 Rest
金 6000mP-run(4'10"/1k) 200m×3本(33")
土 9000mWave(2000m+1000m:8'00~3'30"×3)+500m(1'25")
日 Rest or easy jog(30min)

<Week4>
月 6000mB-up(3'50"~3'30"/1k) 2000m×1(6'15")
火 400m×7本(74", 100mJog=35")
水 6000mJog(4'10"~4'00"/1k) WS×3本
木 Rest
金 4000mW-up、1000m×2本(3'08-3'05" 200mJog=90”)
土 6000mJog(4'30"~4'00"/1k) WS×3本
日 3000m 9分25秒00


9分15秒切りを目指すなら上記メニューのポイント練習のペース設定を若干速くすればOK。第三弾では、1500m4分45秒切りメニューを紹介します。

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