データを見れば、日本の長距離界が進化しているとは言えない現状が良く分かる。
日本長距離界は進化しているか?〜その3〜にも書いたように、日本の長距離界は世界から大きく遅れをとっている。トラック種目は、更に進化の速度が遅い。
【男子5000m歴代10傑】
1.13分08秒40 大迫 傑 (2015年7月18日)
2.13分12秒63 鎧坂哲哉 (2015年7月18日)
3.13分13秒20 松宮隆行 (2007年7月28日)
4.13分13秒40 高岡寿成 (1998年8月1日)
5.13分13秒60 佐藤悠基 (2013年7月13日)
6.13分18秒32 三津谷祐 (2007年5月26日)
7.13分19秒00 竹澤健介 (2007年7月28日)
8.13分19秒62 村山紘太 (2015年5月9日)
9.13分21秒49 上野裕一郎(2007年7月28日)
10.13分22秒12 入船 敏 (2001年7月14日)
【女子5000m歴代10傑】
1.14分53秒22 福士加代子(2005年7月8日)
2.15分03秒67 弘山晴美 (1998年8月5日)
3.15分05秒37 小林祐梨子(2008年10月18日)
4.15分06秒07 赤羽有紀子(2008年7月13日)
5.15分08秒29 鈴木亜由子(2015年8月30日)
6.15分09秒05 志水見千子(1996年7月28日)
7.15分09秒96 絹川 愛 (2011年6月12日)
8.15分10秒20 新谷仁美 (2012年8月7日)
9.15分10秒91 鍋島莉奈 (2018年5月26日)
10.15分11秒42 早狩実紀 (2005年7月23日)
【男子10000m歴代10傑】
1.27分29秒69 村山紘太 (2015年11月28日)
2.27分29秒74 鎧坂哲哉 (2015年11月28日)
3.27分35秒09 高岡寿成 (2001年5月4日)
4.27分35秒33 中山竹通 (1987年7月2日)
5.27分38秒25 佐藤悠基 (2009年4月24日)
6.27分38秒31 大迫 傑 (2013年4月29日)
7.27分39秒95 村山謙太 (2015年5月9日)
8.27分40秒69 宇賀地強 (2011年11月26日)
9.27分41秒10 三津谷祐 (2005年6月29日)
10.27分41秒57 宮脇千博 (2011年11月26日)
【女子10000m歴代10傑】
1.30分48秒89 渋井陽子 (2002年5月3日)
2.30分51秒81 福士加代子 (2002年10月8日)
3.30分56秒70 新谷仁美 (2013年8月11日)
4.31分09秒46 川上優子 (2000年7月1日)
5.31分10秒02 絹川 愛 (2011年6月22日)
6.31分15秒34 羽鳥智子 (2004年4月21日)
7.31分15秒34 赤羽有紀子 (2008年6月27日)
8.31分16秒48 山ノ内みなみ(2018年12月8日)
9.31分18秒16 鈴木亜由子 (2016年5月1日)
10.31分19秒40 鈴木博美 (1996年6月9日)
男女の5000mと10000mの日本歴代記録を見て欲しい。過去2年でランキング入りしたのは、女子10000mで8位に入った山ノ内みなみだけだ。この現在の状況を多くの国民は知らない。いや、気にも留めない。興味がないのは明らかだ。興味がない理由は、スター選手がいないから。話題になる選手がいない。だから、興味を持たれない。
短距離選手が、2020年に合わせて記録を塗り替えているのに比べて、長距離選手の進化は、ゼロに近い。一体、この5年間、陸連関係者は何をしてきたのだろうか。マラソンに力を入れているからではない。大迫傑がマラソンに移行したとしても、若手は山ほどいるはずだ。
箱根駅伝で活躍した選手達は、一体、どこへいったのだろうか。どこで何をしているのだろうか。いつまで待てば成長してくるのだろうか。この5年間に箱根駅伝で活躍した後、日本のトップレベルで活躍している選手の名前を何人言えるだろうか。
一般の方でも知っている陸上選手と言えば、大迫傑、川内優輝、設楽悠太、神野大地・・・これくらいの名前しか出てこない。サッと出てくる名前は、瀬古、宗兄弟、中山、谷口・・・この状態で本当に良いのだろうか。良いはずがない。まさしく危機的状況にある。
果たして、この2年で日本記録を更新して歴代記録リストに名前を刻む選手が何人出てくるだろうか。チャンスは、「今」である。一人でも多くの選手が、先輩達の名前をリストから外して、自分の名前を残す気概を持って欲しい。君たちならできるはずだ。
日本長距離界は進化しているか?〜その3〜にも書いたように、日本の長距離界は世界から大きく遅れをとっている。トラック種目は、更に進化の速度が遅い。
【男子5000m歴代10傑】
1.13分08秒40 大迫 傑 (2015年7月18日)
2.13分12秒63 鎧坂哲哉 (2015年7月18日)
3.13分13秒20 松宮隆行 (2007年7月28日)
4.13分13秒40 高岡寿成 (1998年8月1日)
5.13分13秒60 佐藤悠基 (2013年7月13日)
6.13分18秒32 三津谷祐 (2007年5月26日)
7.13分19秒00 竹澤健介 (2007年7月28日)
8.13分19秒62 村山紘太 (2015年5月9日)
9.13分21秒49 上野裕一郎(2007年7月28日)
10.13分22秒12 入船 敏 (2001年7月14日)
【女子5000m歴代10傑】
1.14分53秒22 福士加代子(2005年7月8日)
2.15分03秒67 弘山晴美 (1998年8月5日)
3.15分05秒37 小林祐梨子(2008年10月18日)
4.15分06秒07 赤羽有紀子(2008年7月13日)
5.15分08秒29 鈴木亜由子(2015年8月30日)
6.15分09秒05 志水見千子(1996年7月28日)
7.15分09秒96 絹川 愛 (2011年6月12日)
8.15分10秒20 新谷仁美 (2012年8月7日)
9.15分10秒91 鍋島莉奈 (2018年5月26日)
10.15分11秒42 早狩実紀 (2005年7月23日)
【男子10000m歴代10傑】
1.27分29秒69 村山紘太 (2015年11月28日)
2.27分29秒74 鎧坂哲哉 (2015年11月28日)
3.27分35秒09 高岡寿成 (2001年5月4日)
4.27分35秒33 中山竹通 (1987年7月2日)
5.27分38秒25 佐藤悠基 (2009年4月24日)
6.27分38秒31 大迫 傑 (2013年4月29日)
7.27分39秒95 村山謙太 (2015年5月9日)
8.27分40秒69 宇賀地強 (2011年11月26日)
9.27分41秒10 三津谷祐 (2005年6月29日)
10.27分41秒57 宮脇千博 (2011年11月26日)
【女子10000m歴代10傑】
1.30分48秒89 渋井陽子 (2002年5月3日)
2.30分51秒81 福士加代子 (2002年10月8日)
3.30分56秒70 新谷仁美 (2013年8月11日)
4.31分09秒46 川上優子 (2000年7月1日)
5.31分10秒02 絹川 愛 (2011年6月22日)
6.31分15秒34 羽鳥智子 (2004年4月21日)
7.31分15秒34 赤羽有紀子 (2008年6月27日)
8.31分16秒48 山ノ内みなみ(2018年12月8日)
9.31分18秒16 鈴木亜由子 (2016年5月1日)
10.31分19秒40 鈴木博美 (1996年6月9日)
男女の5000mと10000mの日本歴代記録を見て欲しい。過去2年でランキング入りしたのは、女子10000mで8位に入った山ノ内みなみだけだ。この現在の状況を多くの国民は知らない。いや、気にも留めない。興味がないのは明らかだ。興味がない理由は、スター選手がいないから。話題になる選手がいない。だから、興味を持たれない。
短距離選手が、2020年に合わせて記録を塗り替えているのに比べて、長距離選手の進化は、ゼロに近い。一体、この5年間、陸連関係者は何をしてきたのだろうか。マラソンに力を入れているからではない。大迫傑がマラソンに移行したとしても、若手は山ほどいるはずだ。
箱根駅伝で活躍した選手達は、一体、どこへいったのだろうか。どこで何をしているのだろうか。いつまで待てば成長してくるのだろうか。この5年間に箱根駅伝で活躍した後、日本のトップレベルで活躍している選手の名前を何人言えるだろうか。
一般の方でも知っている陸上選手と言えば、大迫傑、川内優輝、設楽悠太、神野大地・・・これくらいの名前しか出てこない。サッと出てくる名前は、瀬古、宗兄弟、中山、谷口・・・この状態で本当に良いのだろうか。良いはずがない。まさしく危機的状況にある。
果たして、この2年で日本記録を更新して歴代記録リストに名前を刻む選手が何人出てくるだろうか。チャンスは、「今」である。一人でも多くの選手が、先輩達の名前をリストから外して、自分の名前を残す気概を持って欲しい。君たちならできるはずだ。
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