高校生の女子選手に行って欲しいトレーニングを紹介します。
 
選手生命を延ばす練習法(ジュニア編)でも紹介したように、強度の高いスピード練習や大学生並みの距離を踏ませるよりも、余裕がある練習を行うことで「将来の伸びしろ」をつくることができます。

今日、紹介するのは、標高の高い環境で行うトレーニングです。
 (Workout Wednesday:Western Colorado 1400m Reps At 8,000 Feet by FLOTRACK)

 〜1400m×4本〜 ※高地トレ

   <1400m>   <1500m換算>
 1.5分00秒     5分21秒
 2.4分45秒     5分05秒
 3.4分44秒     5分04秒
 4.4分20秒     4分38秒

日本で行う場合は、夏の強化合宿で行うと力がつきます。例えば、菅平高原、富士見高原、車山高原、飛騨高山御嶽山などの環境で行うことによって秋の大会では、3000mの記録を大幅に更新することができるでしょう。

練習内容自体は、高校駅伝の強豪校の選手なら難なく出来る練習です。それを高地で行うことで筋肉に大きな負担を掛けることなく、酸素運搬能力を向上することができます。つまり、故障のリスク無く行うことができる強化練習です。

中学生の女子選手が行う場合は、2本。男子選手は設定を15秒速くすると良いです。