高校駅伝強豪校への進学方法③を読んで早速、ある駅伝強豪校へ連絡をした保護者の話。

「息子の夢を叶える為に勇気を出して高校駅伝が強い高校へ連絡してみました。学校へ電話を掛けたのですが、女性事務員の声は、やる気がないような印象を受けました。陸上部の監督さんへ繋いで下さいとお願いしたら、今は会議中で出られないと言われたので、要件と自分の連絡先を伝えました。会議が終わったら折り返しの電話があるのかと思って待っていたら、何時間経っても電話は掛かってきませんでした。翌日も、その翌日も電話は掛かってきませんでした。3日目に、もう一度、学校へ電話をしてみました。その時も会議中で出られないと言われました。ですから、また一から説明して連絡先を伝言して電話を切りました。結論は、その高校からの連絡は一切ありませんでした。あまりの対応の悪さに驚きました。その高校は、西日本にある駅伝超強豪校(公立高校)です。その後、別の高校に電話をしました。そちらも駅伝の超名門校(私立高校)です。電話対応は、迅速で、丁寧で、思いやりを感じる素晴らしい対応でした。全国高校駅伝でテレビに映る学校でも、対応の良し悪しがあることを知りました。いくら駅伝が強くても、そういうところがきちんと出来ていない高校には魅力を感じなくなりました。」

別の保護者は、こういう話をしてくれました。

「まずは、電話で問い合わせてみようと思い、ある高校に電話してみました。全国大会出場などの実績が無い息子の話にも、親身になって聞いてくれて練習参加の許可を頂きました。超有名高校なのに受付の対応も横柄ではなく、監督さんも頭が低くて好印象を持ちました。監督さんと話をした中で『今の記録では、正直、受け入れは難しいですが、10月まで待ちますから頑張って記録を出して下さい!』と言って頂き、体調管理のアドバイスをしてくれました。門前払いされても仕方ないと思って電話をしましたが、可能性があることを知れただけでも前進だと素直に思えました。息子も、俄然やる気になっています。今は、電話をして良かったと思っています。」

対応の良い高校もあれば、お粗末な高校もあります。殆どの高校は、門前払いをせず、きちんと対応してくれます。ごく一部ですが、変にプライドが高くて対応が悪い高校もあります。それは、学校の電話対応で分かります。ベテランの監督から若い監督になったばかりの高校で、そういう傾向があるようです。自分の実績ではないのに強豪校の監督になっただけで自分が偉くなったように勘違いをしてしまうのでしょう。世間知らずな監督が指導する高校へ行っても良い指導は受けられません。自分自身の礼儀が出来ていないのですから生徒を教える以前の問題です。

テレビの印象や過去の実績を見て決めるのではなく、学校の対応を見て判断することも大事だと思います。一本の電話を大事に出来ない高校の教育を受ける価値があるかは疑問です。