2019年女子長距離王国ランキング 〜6月〜

<現在(6/3)までのTOP8&10※( )内は6位記録

800m     1位 東京! (2
:12.48)
      2位 大阪! (2:15.73)←NEW!
      3位 
静岡! (2:16.02)
      4位 神奈川!(2:16.10)
      5位 京都! (2:16.22)←NEW!
      6位 埼玉! (2:16.29)
      7位 兵庫! (2:16.30)←NEW!
      8位 群馬! (2:17.95)

1500m   1位 東京! 
(4:29.51
      2位 兵庫! (4:36.62)←NEW!
      3位 神奈川!(4:37.09
      4位 鹿児島!(4:37.77)←NEW!
      5位 大阪! (4:38.21)←NEW!
      6位 埼玉! (4:38.32
      7位 群馬! (4:38.66
      8位 福岡! (4:39.80

3000m   1位 鹿児島!(
9:38.87)←NEW!!!
      2位 岡山! (9:39.36
      3位 東京! (9:42.52
      4位 神奈川!(9:47.87
      5位 兵庫! (9:51.54)←NEW!
      6位 静岡! (9:51.88
      7位 群馬! (9:52.66
      8位 京都! (9:55.09)←NEW!
      9位 福岡! (9:56.22
       10位 熊本!  (10:02.73)←NEW!

【女子800mランク1位 東京都決勝】
1.2:08.64 ヒリアー 紗璃苗(明星3)大会新
2.2:10.33 鈴木梨々亜(都立南平3)
3.2:10.83 岡本愛梨 (東京2)
4.2.11.04 南 日向 (順天1)
5.2:12.46 井上莉里加(都立東大和3)
6.2:12.48 川島琴美 (白梅学園3)

【女子1500mランク1位 東京都決勝】
1.4:25.18 増渕祐香 (錦城学園3)
2.4:25.32 保坂晴子 (錦城学園3)
3.4:27.10 道下美槻 (順天3)
4.4.29.23 南 日向 (順天1)
5.4:29.34 鈴木日菜子(城西2)
6.4:29.51 木島あすか(東京2)

【女子3000mランク1位 鹿児島県決勝】←NEW
1.8:52.20 シンシア  (神村学園2)
2.9:28.68 木之下沙椰 神村学園2
3.9:29.64 小代﨑陽向子国分中央2
4.9:37.21 原田まりん 樟南2
5.9:37.65 中須瑠菜  (神村学園2
6.9:38.87 小園彩華  (鹿児島女2)
〜〜以上、南九州大会進出〜〜
7.
9:51.46 立迫望美  国分中央3
8.
9:54.25 下境田美羽 出水中央2)

【女子3000mランク2位 岡山県決勝】
1.  9:22.27 ムカリ  (倉敷2)
2.  9:25.12 ムワンギ (興譲館3)
3.  9:32.77 落合莉子 (興譲館3)
4.  9.36.92 山本晏佳吏(倉敷3)
5.  9:37.21 山下穂香 (興譲館3)
6.  9:39.36 萩原柚乃 (倉敷2)
〜〜以上、中国大会進出〜〜
7.  
9:59.85 正司瑠奈 (就実1)
8.10
:13.63 堤 真花 (操山2)

【女子3000mランク3位 東京都決勝】
1.9:25.07 増渕祐香 (錦城学園3)
2.9:32.18 保坂晴子 (錦城学園3)
3.9:37.16 村上礼乃 (城西3)
4.9.41.28 足立涼美 (順天3)
5.9:41.65 三輪南菜子(錦城学園2)
6.9:42.52 木島あすか(東京2)
〜〜以上、南関東大会進出〜〜
7.9:49.42 会田佳世 (順天3)

8.9:57.31 塩崎七海 (城西3)

【女子3000mランク4位 神奈川県決勝】
1.  9:22.28 小谷真波 (白鵬女子3)
2.  9:22.99 信櫻 空 (川崎市立橘3)
3.  9:33.64 下里芽依 (白鵬女子3)
4.  9.36.13 菅原優那 (平塚江南3)
5.  9:36.32 長峯野々花(三浦学苑2)
6.  9:47.87 並木怜奈 (三浦学苑2)
〜〜以上、南関東大会進出〜〜
7.10
.00.07 児玉千依 (平塚江南3)
8.10
.01.11 梅木優子 (湘南台3)

【女子3000mランク5位 兵庫県決勝】←NEW
1.  9:24.92 土井葉月 (須磨学園2)
2.  9:40.89 松尾瞳子 (須磨学園2)
3.  9:41.33 長岡あず (姫路商2)
4.  9.48.14 櫻川響晶 (伊川谷北3
5.  9:49.48 塚本衣音 (須磨学園1)
6.  9:51.54 雲丹亀美月西脇工3
〜〜以上、近畿大会進出〜〜
7.  
9:52.66 八木美羽 西脇工1
8.  9
:53.46 中嶋 和 龍野3)

【女子3000m
ランク6位 静岡県決勝】
1.  9:49.71 田中毯愛 (島田3)
2.  9:50.49 舞谷 恵 (常葉大菊川2)
3.  9:50.78 鈴木優花 (磐田南1)
4.  9.51.06 町 碧海 (常葉大菊川2)
5.  9:51.34 宮下りの (加藤学園3)
6.  9:51.88 菅田もも (日大三島2)
〜〜以上、東海大会進出〜〜
7.  
9:58.95 宮津季亜来(浜松開誠館2)
8.10
:06.74 山口晴香 (沼津東3)

【女子3000mランク7位 群馬県決勝】
1.  9:44.42 星野輝麗 (常盤2)
2.  9:50.65 兼子照美 (前橋南1)
3.  9:50.90 不破聖衣来(健大高崎2)
4.  9.51.09 野本未桜 (農大二3)
5.  9:51.21 松崎 愛 (常盤3)
6.  9:52.41 林 亜美 (常盤3)
〜〜以上、北関東大会進出〜〜
7.  9:55.78 増田優菜 (健大高崎2)
8.10
:19.91 市村和奏 (高崎女子2)

【女子3000mランク8位 京都府決勝】←NEW
1.  9:22.39 三原 梓 (立命館宇治2)
2.  9:29.61 桶谷南実 (立命館宇治3)
3.  9:34.73 松村 灯 (立命館宇治2)
4.  9.49.06 千賀若菜 (京都外大西3)
5.  9:52.34 池田朱里 (京都外大西2
6.  9:55.09 内片 玲 (西京2
〜〜以上、近畿大会進出〜〜
7.  9
.56.27 柴田来夢 (桂2)
8.10
.00.49 奥田月菜 (西京3)

【女子3000mランク9位 福岡県決勝】
1.  9:38.63 藤岡加梨 (東海大福岡2)
2.  9:41.48 池田朱里 (筑紫女学園2)
3.  9:41.52 市原沙南 (筑紫女学園3)
4.  9.44.18 永長里緒 (筑紫女学園2)
5.  9:55.85 永吉真織 小倉2
6.  9:56.22 和田ひなた九産大付九産3
〜〜以上、北九州大会進出〜〜
7.10
.03.39 廣瀬琴理 (北九州市立2)
8.10
.13.42 中山優奈 (東海大福岡3)

【女子3000mランク10位 熊本決勝】←NEW
1.  9:34.45 堤 好伽 (有明3)
2.  9:36.08 栗原 泉 (千原台3)
3.  9:37.90 大保 桜 (ルーテル学院2)
4.  9.38.30 川野朱莉 (ルーテル学院2
5.  9:48.02 塚田千尋 (熊本信愛3
6.10:02.73 原賀藍実 (熊本信愛3
〜〜以上、南九州大会進出〜〜
7.10
.04.39 藤原花音 (千原台3)
8.10
.05.14 坂本香雪 (開新3)

<解説>
女子3000mでは、鹿児島が堂々の1位!!!昨年全国高校駅伝優勝の神村学園勢に他校の選手が臆せずに挑むことにより全体のレベルを引き上げている。ランキング入りした都府県の育成力は素晴らしい。逆に残念なのが千葉。陸上王国と自負する千葉が女子ランキングではトップ10に入れず。選手層の薄さを露呈した結果となった。県外流出と言っても、それは他県も同じ。特に静岡は他県への流出が多いが、県内に残った選手をしっかり育成している。このように県全体のレベルをデータにして可視化すると各県の現状が明らかになる。こういう見方をしてみるのも陸上の楽しみ方のひとつになる。

〜高校駅伝展望〜
上記ランキングと各県8位入賞内容を見ると今年の全国高校駅伝のチーム力が見えてくる。ランキングには入っていないが、やはり仙台育英は、一つ抜けていると言って良い。優勝した年のレースを再現すれば勝率は高い。
アンカー決戦になると昨年優勝の神村学園が強い。昨年と同じ流れに持ち込めば神村学園二連覇もあり得る。岡山の代表校が興譲館になるにせよ倉敷になるにせよ、岡山勢が上位に食い込む可能性は高い。留学生を抱えるチームの爆発力は大きな強みとなる。こうなると留学生を擁しない、長野東、須磨学園、立命館宇治、大阪薫英女学院、筑紫女学園、成田などは、1区・2区で確実に先行したいところだ。昨年、逃げのレースをしたのが成田。風間の1区は今年も期待できる。風間・小坂井のダブルエースを前半に揃えて昨年同様のレースをすると最低4区までは先頭集団にいるだろう。そこに長野東、須磨学園、立命館宇治、筑紫女学園などがつきたいところだ。1区で出遅れて後ろから追いつくことは現実的には難しい。しかし、もし、須磨学園と筑紫女学園が先行したらレースは面白くなる。2区・3区・4区にスピードランナーを揃えることができる両校は「逃げて逃げて逃げまくる」展開にしたい。もし、そうなった場合、総合力で逃げ切れる力を持っているのは須磨学園。スピードに自信のある選手を揃えている強みは間違いなくある。昨年1区を経験している土井、坂道で持ち味を発揮する石松のどちらかが1区を担当すれば、唯一の不安要素である1区での出遅れは、今年はないと期待したい。須磨学園は、逃げてこそ力を発揮するチーム。大逃げをする姿を是非とも見せて欲しい。1区で好位置につけばアンカーまで優勝争いする可能性があるのは、立命館宇治も同じ。過去2年間、1区は桶谷が任されている。しかし、今年は、1区三原梓で区間賞を獲得する可能性もある。三原の強さは、風間(成田・昨年1区3位)、木村(仙台育英・昨年1区7位)、星野(常盤・昨年1区8位)、高松(長野東・昨年1区9位)にも引けを取らない。区間賞を狙える逸材である。そして、桶谷が3区になれば、こちらも区間賞候補になる。アンカーを任されても勝負強さを発揮するだろう。穴のない布陣となる。立命館宇治が強い年は、レースの盛り上がりが違う。地元の声援を受けて先頭を突っ走る姿が立命館宇治には良く似合う。そんなレースを期待したい。

2018年陸上長距離王国ランキング(高校女子編)